まつやまひろしの“抜けないトンネル”第74回 | ゲーム制作会社 サイバーコネクトツー 松山洋の「絶望禁止」ブログ

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福岡に本社を置くゲーム制作会社 サイバーコネクトツー 代表取締役 松山洋の公式ブログです。
定期的に最新の“思っていること”や弊社で刊行した書籍に掲載したコラムのアーカイブを掲載していきます。

電撃マオウ2012年1月号コラムより


▼これまでの「抜けないトンネル」コラムアーカイブ
http://ameblo.jp/cc2-piroshi/themeentrylist-10075270773.html


■第74回“僕たちは思ってる以上に
つながってるのかもしれない。”


劇場用3Dアニメーション『ドットハック セカイの向こうに』の公開が
2012年1月21日に決定し、前売り券も発売開始となりました。
(※2011年当時)

今まで、10年以上にわたって展開された
『.hack』シリーズの集大成として制作されている本作。

さあ、いよいよ全国公開が近付いてきました。
(※2011年当時)

そもそも『.hack』という作品世界は
“架空のネットワークゲーム「The World」を舞台に
匿名性を持った様々なプレイヤーが人間のドラマを展開する”
という柱があります。

当然、今までのシリーズでも踏襲してきた部分ですので、
今回の映画でも同様に“デジタルハザード”というトラブルに見舞われます。

また本作は“全国公開を前提とした劇場作品”という性質上、
はじめて「.hack」という作品に触れる方でも楽しめるように制作されています。

が。

本誌読者の皆さまのような“濃い”方々や、
今まで熱烈に「.hack」シリーズを応援し続けてくれたファンの方々にとっては
いかがでしょう?

物足りない感じがする?
あくまで一般人向けに見える?

いやいやいやいや。

実はプロモーションの展開上、声を大にして言いにくいだけで。
この映画は(例えば私のような)“濃い”人間にこそ、
楽しめるポイントがたくさんあるのですよ。

いや、もっとシンプルに
“「.hack」が好きな人間にはたまらない仕掛け”
がたくさん用意されているのです。

まず、この映画作品は「.hack」プロジェクトの
架空年表の最後に位置付けされる事件…
…2024年の物語になります。

「.hack//SIGN」が2009年。
「.hack//」事件が2010年。
「.hack//G.U.」の事件が2017年。
「.hack//Link」が2020年。
そして「.hack//Quantum(クワンタム)」が2022年。

そう、きちんと年表に刻まれた事件となります。

そして(多くは語れませんが)“「.hack」最後の事件”は
ココから始まるのです!

(年表そのものは2025年まで用意されてますので。
自動的にそうなります。)

そしてアウラの存在について。
「.hack」の物語はアウラの物語と言いかえることができます。

「.hack//SIGN」でアウラは“生まれ”ました。
「.hack//」でアウラは“究極AI”として誕生し、
万能であるがゆえに人間に絶望し「.hack//G.U.」で“姿を消し”ます。
そして「.hack//Link」でシックザールの手によって捕獲され、
暴走後、トキオの手によって“破壊”されます。

そして劇場版ではまるで“成人女性”のような姿で登場します。

彼女に何があったのか?
そしてどういう結末になるのかは皆さんの目で確かめてください。

そして「The World」のバージョンですが……っと、
うーん、ページが足りなくなりました。
ということで次号も劇場版の秘密について語ろうと思います。

珍しく、次号につづく!
ドコドンッ!


【ひろしの今月の逸品】

田中良也という男がいます。
バンダイナムコゲームスの敏腕プロデューサーです。

以前もココで紹介しましたが、
先日バンダイナムコゲームスに伺った際に
“ねえねえ、ぴろしー、アイマス2が出たので
電撃「マ)王のコラムで紹介してよー”
なんてことを言うので。

今回も紹介してみようと思うのですが。
今回はちょっと趣向を変えまして、
弊社のディレクター中舎健永のコメントを紹介したいと思います。

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はい、今丁度1回クリアして、PS3版で追加された
竜宮小町メンバーのエクストラエピソードを全員観終わったので、
昨日から2週目を始めたところです。(※2011年当時)

僕は元々「アイドルマスターSP」からの
“プロデューサー”なのですが、
ゲームを遊んでいる内に楽曲が好きになって、
ついに今年からライブにも足を運ぶようになりました。

XBOX360版もプレイしていたんですが、
PS3版では早速アニメのOP「READY!!」が楽曲に入ったり、
アニメの挿入歌「神SUMMER!!」や初音ミクコスチュームが
DLCで登場!だったりで、これは買うしかない!と。

PS3版ではさらに細やかな部分にまで手が届いていて
遊びやすくなったので、これから「アイドルマスター」に
触れてみようかなという人には是非お勧めです!

あと、「アイドルマスター」と言えば
何といってもアイドルたちが可愛い!ということで、
個人的には菊地真というボーイッシュな女の子が
一番のお気に入りなんですが、
それ以外のアイドルもプロデュースしてみると、
その魅力に撃ち抜かれたりするんですよね。

ホント、どのアイドルも魅力満載なので、
是非皆さんもプロデューサーデビューしてみてください!

また電撃マ王さんで連載中の
「アイドルマスター2 Colorful Days」 ・「ぷちます!」
(どちらも毎月楽しみにしてます!)を始めとした漫画、
現在放映中のアニメ…と、どのメディアからでも
アイマスの世界に気軽に触れることが出来ますので、
是非皆さんもプロデューサーデビューしてみてください!
(※2011年当時)

株式会社サイバーコネクトツー ディレクター 中舎健永
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うーん。
文字数多いです(笑)。

まあ、それだけ夢中なのでしょう。
私自身はこれからプレイします。

つか、今回だいぶ変化球ですが。
まあ、本誌だしちょうどいいか。

電撃マオウ2012年1月号コラムより


▼これまでの「抜けないトンネル」コラムアーカイブ
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