電撃「マ）王2011年09月号コラムより
▼これまでの「抜けないトンネル」コラムアーカイブ
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■第７０回“ぼくらはもっすぐ歩けない。”
７月は毎年、非常に出張の多い月です。
というか、毎年ずっと出張の回数が
増え続けているような気もしますが。
その中でも７月は出張が多いのです。
実際に今月は福岡→東京の出張に加えて
フランス（ジャパンエキスポ）とアメリカ（コミコン）と
海外出張もありまして。（※2011年当時）
ざっと数えてみたら、なんと博多にいる日が３日（！）。
我ながら驚きです……。
まあ、色々と打ち合わせやイベントが重なると
こんなこともあります。
で、そんな出張の多い私ですが。
常々、気を付けていることがあります。
それは“移動中の時間を無駄にしない”こと。
飛行機や電車の中でただボーっと過ごさない。
ゆっくりできる時は仕事もしますが、
周りの目もありますので書類やPCを開くのも容易じゃありません。
ならば、その時間を利用して……
遊ぶ！！
漫画を読む。
アニメを観る。
ゲームを遊ぶ。
小説を読む。
時には、飛行機の時間を利用して食事を摂ることもありますが。
基本的には、その時間を利用して遊びます！！
なので、移動するときには常にカバンの中に
漫画・小説・ニンテンドー３DS・PSPは入れてあります。
飛行機に乗る時は、離着陸の時に漫画や小説を読みます
（飛行機の離着陸時は電子機器の利用は禁止されています）。
そして平行飛行中にゲーム機を取り出して遊びます。
プレイ中のゲームの続きを遊んだり。
特に海外出張の時は事前にHDレコーダー（SONY製）から
PSPにアニメやドラマやバラエティ番組を移して、
大量に持ち運んでフライト中に観ます。
もちろんヘッドホンはノイズキャンセラー付です。
そして、国内で飛行機に乗る際には、頻繁に空港の書店を利用します。
乗る直前に、発売された漫画をチェックして
購入してから機内に持ち込みます。
そんな感じで数えてみたら、
空港で毎月５０冊以上の漫画の単行本を買ってました。
ただ、空港の本屋さんはラインナップが
そんなに充実してるわけではありませんので。
いつも困ります。
発売されているのはわかっているのに
空港の本屋さんでは取り扱ってないので、
ヤキモキすることが非常に多いです。
（もしこれを読んでいる空港の書店関係者がいたらぜひ検討を！！）
なのでそれ以外の漫画は福岡や東京の大きな書店で買ってます。
それがだいたい５０冊くらい。
まあ、月に１００冊くらいの単行本を
購入しているということになりますね。
いやー、しかし便利な時代になりました。
ちょっと前まではこんなに便利ではなかったですよ。
仕方なく小説だけを持ち歩いていた時代も
つい最近までありましたからね。
色々と、現代の情報機器や流通・販売経路など
もろもろ“便利すぎる”と言われることも多いですが。
“便利な世の中”大いに結構。
私は、すごくその恩恵を受けています。
無けりゃ無いでなんとかしますが。
“便利っていいこと”だと私は思うんだけどなあ。
【ひろしの今月の逸品】
鬼頭莫宏という漫画家さんが好きです。
代表作は『なるたる』 『ぼくらの』。
最新作は『のりりん』 『終わりと始まりのマイルス』
『なにかもちがってますか』の３作品。
『のりりん』が始まった時に
富澤P（バンダイナムコゲームスの富澤祐介・
『GOD EATER：ゴッドイーター』のプロデューサー）と
“鬼頭さんにしては珍しく人がゴミのように死なない作品だよね。”
“どーかなー、後半になったらまた死ぬんじゃない？”
“いやいや『のりりん』でそれは無いでしょ(笑)”
なんて会話をしてたんですが。
『のりりん』は健全な自転車漫画です。
その反動か。
しっかりといつもの鬼頭さんテイスト満載なのが
『なにかもちがってますか』。
いつも通りの鬼頭さんである意味安心（？）。
ゴミのように人が死にます。
これも作風だと思いますので、いつも受け入れて読んでいます。
そしてその表現やテーマにひきつけられます。
この『なにかもちがってますか』単行本の１巻の巻末に
鬼頭さんご自身のメッセージに
“また、ささやかな世直しごっこを始めたいと思います”
と書かれているのが“全て”なのかなあ。
早く続きが読みたい。ので。
毎回、good!アフタヌーンを購入するのです。
鬼頭莫宏という漫画家さんが好きです。
代表作は『なるたる』 『ぼくらの』。
最新作は『のりりん』 『終わりと始まりのマイルス』
『なにかもちがってますか』の３作品。
『のりりん』が始まった時に
富澤P（バンダイナムコゲームスの富澤祐介・
『GOD EATER：ゴッドイーター』のプロデューサー）と
“鬼頭さんにしては珍しく人がゴミのように死なない作品だよね。”
“どーかなー、後半になったらまた死ぬんじゃない？”
“いやいや『のりりん』でそれは無いでしょ(笑)”
なんて会話をしてたんですが。
『のりりん』は健全な自転車漫画です。
その反動か。
しっかりといつもの鬼頭さんテイスト満載なのが
『なにかもちがってますか』。
いつも通りの鬼頭さんである意味安心（？）。
ゴミのように人が死にます。
これも作風だと思いますので、いつも受け入れて読んでいます。
そしてその表現やテーマにひきつけられます。
この『なにかもちがってますか』単行本の１巻の巻末に
鬼頭さんご自身のメッセージに
“また、ささやかな世直しごっこを始めたいと思います”
と書かれているのが“全て”なのかなあ。
早く続きが読みたい。ので。
毎回、good!アフタヌーンを購入するのです。
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