無謀!?和田峠(東京都八王子市~神奈川県相模原市)を廉価な折り畳み自転車で登る!(2)
ロードレーサー系の軽量自転車に乗る人もヘタり込んでしまう和田峠。。。
(本ブログ管理者は無謀にも安物の折り畳み自転車で登る/2010.9.12制覇)
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ちょうど、道路舗装の継ぎ目(路肩白線の途切れ目)が『都県境』と推定される。
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和田峠(わだとうげ)
東京都八王子市から神奈川県相模原市緑区(旧藤野町)の間にある、
山梨県道・神奈川県道・東京都道521号上野原八王子線(陣馬街道)の峠。
(標高690m。全面舗装。)
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元来「和田峠」は相模(神奈川県側)からの呼び名であり、
八王子(東京都)からの元々の呼び名は
案下峠(あんげとうげ)であったという記述もあるが、
現在では「和田峠」の呼称のみが残っている。
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陣馬街道(甲州裏街道)の峠であり、
峠の頂上が陣馬山の頂上へ向かう登山口になっているため、
西東京バスでJR中央本線高尾駅から「陣馬高原下」バス停(終点)へと向かい、
そこから和田峠頂上経由で登山するハイカーや、
自動車で峠まで行き、そこから登山するハイカーもいる。
また、少ない通行量や全面舗装であることから、
自転車やオートバイで峠を越える者も多い。
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しかし、峠周辺は道幅は狭いところが多く、
自動車でも通行可能ではあるがすれ違いが出来ない部分が多くあり、
行くも戻るも出来ない状態となる事がある。
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頂上には、和田林道完成記念碑(神奈川県側で建立)と
茶店の店小屋と休憩所があるが、店小屋はほとんど閉まっている。
頂上は自動車が複数台停められる(有料)程広く、
ハイカーやライダーの休憩所となっている。
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吸い込まれそう(!)
な急勾配。。。
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まるで
ジェットコースター
(?)みたい、、、、
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ちなみに、 □外部リンク参照記事 によると、最大勾配は約18%・・・・・
(本ブログ管理者2010.9.12撮影)
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このコースには、
和田峠タイムトライアルというローカルルールというのがあって、
陣馬高原下バス停向かいの廃屋の柱~峠の「林道完成記念碑」まで、
速い人だと15分を若干切るタイムで(もちろんロードレーサー系自転車で)
登るのだそうです。。。
(標高差約365m、平均勾配勾配は約12%~13%、距離約3.7Km)
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ちなみに、
2010年1月12日~3月31日まで、日曜祝日以外は、斜面補強工事のため、
和田峠~陣馬高原下バス停までが通行止めとなっていたそうだ。
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何とか無事に、陣馬高原下バス停付近の集落まで戻ってきました。。。。。
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恩方村(おんがたむら)
東京都の南西部、南多摩郡に属していた村。
↓
1955年(昭和30年)4月1日
横山村、元八王子村、川口村、加住村、由井村とともに八王子市へ編入。
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出身著名人には、
中村雨紅(なかむら・うこう)- 詩人・童謡作家(童謡『夕焼小焼』を作詞)も居る。
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故郷恩方の風景を歌った『夕焼小焼』は1919年作詞され、
1923年草川信が曲をつけた(文化楽社『文化楽譜―新しい童謡―』掲載)。
この歌はピアノ練習用の譜面帳に掲載されていたが
関東大震災で紙型から何から一切灰になってしまった。
わずかに人手に渡っていて奇跡的に焼失を逃れた13部から、
日本の代表的な童謡の一曲となった。
雨紅の還暦を祝って、宮尾神社内に建てた直筆の歌碑について、
テレビのクイズ番組に出演させたことから、『夕焼小焼』の作詞者として有名になった。
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2005年12月25日から
JR八王子駅では、各番線の発車メロディーとして『夕焼小焼』を採用した。
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陣馬高原下バス停前の商家(本ブログ管理者2010.9.12撮影)
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↓
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