headタグ内の記述について|SEO講座inアメブロ#4 | CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)

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<head>タグには何を書けばよいのか?

これについては、一概にこれ!というひとつの基準にするのが難しいところであります。

というのは、いろいろなツールを入れていた場合には含めなければいけない記述があると思われますし、もともと書き込める要素が多いためです。

そこで、今回はSEOのために入れておくべき要素を以下に記述します。

あとは必要に応じて、それぞれのウェブサイトにおいて記述を追加していただければと思います。


<head>よりも上部ですが・・・・


DOCTYPEの設定

【例】<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd ">

指定しなくても、たいていのブラウザでは表示されますが、この文書がどのようなルールに基づいて書いてあるかを示すものであり、一部のブラウザで表示エラーが起こることがあります。検索エンジンロボットをひとつのブラウザと考えると、正常に読み込めない可能性がゼロではありませんので、設定しておく必要があります。


langの設定

【例】 <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml " xml:lang="ja">


その文書で使用されている言語を設定します。これを正しく設定しないとブラウザで文字化けしたり、文字化けした状態で検索エンジンにインデックスされてしまい、正常に検索結果に表示されない場合があります。


以下、<head>以下で・・・


文字コードを設定


【例】<meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=shift_jis" />


どのような文字コードで書かれているかを設定します。これも、正しく指定されないと、文字化けしたり、検索エンジンで正しくインデックスされず順位に悪影響を及ぼす可能性があります。

スタイルシートで使用している言語の指定


【例】<meta http-equiv="content-style-type" content="text/css" />

SEOに特に影響が出るものではありませんが、CSSを使用する場合は記述するほうが理想です。


スクリプト言語の指定


【例】<meta http-equiv="content-script-type" content="text/javascript" />


これもスタイルシートの言語指定と同様です。

特に検索ランクに影響が出ることはありませんが、その文書で使われているスクリプト言語が何なのかは指定しておくほうが良いでしょう。


titleの設定


【例】<title>インターネット広告 株式会社サイバーエージェント</title>


SEOで、もっとも重要な要素のひとつです。キーワードをうまく含めながら必ず記述しましょう。

詳細は、<title>タグのつけ方 をご覧ください。


meta keywordsの設定


【例】<meta name="keywords" content="サイバーエージェント,インターネット総合サービス,インターネット広告,インターネットメディア" />


SEOの要素のひとつです。あまり影響は出ませんが、記述しておくことをお奨めします。各ページごとのキーワードを設定するようにしてください。全ページを共通化すると本来の趣旨からずれますので注意してください。

詳細は、<meta keywords>の書き方 をご覧ください。


meta descriptionの設定


【例】<meta name="description" content="サイバーエージェントは、数多くの生活者をユーザーとするメディア企業であると同時に、国内売上高No.1のインターネット専門広告代理店でもあるインターネット総合サービス企業です。会社情報、サービス情報、IR情報、採用情報など。" />


SEOに影響が出るもののひとつです。そのページの内容を表しながらキーワードを組み込む必要があります。ページの内容を表すものですので、サイト全体で統一することのないようにしてください。

詳細は、<meta description>の書き方 をご覧ください。


検索エンジンロボットの巡回設定


【例】<meta name="robots" content="index,follow" />


検索エンジンロボット(スパイダー、クローラー)の巡回を許可するかどうか?また文書内容の収集を許可するかどうか?を設定するものです。

一般的に、このタグを記載しない場合は、検索エンジンロボットが通常通りに巡回し、インデックスしていきますが、検索エンジンの仕様変更等を考慮して記載しておくほうが無難だと考えられます。


以下必須ではない事項


DMOZ記載説明文、タイトルのGoogle説明文反映の防止


【例】<meta name="robots" content="noodp" />


Googleは、Open Directry Project 「DMOZ」に掲載されている説明文をGoogleの説明文として記載してしまうことがあります。DMOZはエディターが編集しているもののため、誤った情報が記載されてしまったり、古い情報が記載されてしまうことがあります。それを防止するためのタグで、CTR向上に効果があります。DMOZに掲載されている文章が非常に魅力的なものであればこの限りではありません。


Yahoo!ディレクトリ記載説明文、タイトルのYahoo!検索結果への反映の防止


【例】<meta name="robots" content="noydir" />


Google同様にYahoo!は、Yahoo!ディレクトリ登録のタイトル、説明文を検索結果に反映させる可能性があります。これを表示させたくないときには使用します。


そのほか、通常<head>タグに入るであろうもの


スタイルシートの読み込み


【例】<link rel="stylesheet" type="text/css" href="cssのファイル名" />

Java Scriptファイルの読み込み


【例】 <script type="text/javascript" src="javascriptのファイル名"></script>


スタイルシートや、スクリプトファイルは、外部読み込みとしてください。

そうすることで、シンプルなHTML(XHTML)ファイルとなりレスポンスが向上するとともに検索エンジンからの評価も高まります。


上記以外は、必要に応じて記載してください。記述できる項目はまだまだありますし、Dublin Core準拠とすると記述方法、記述項目が異なります。

欧米のサイトでは、Dublin Core準拠のものも多いですが、国内では少数派であることを考慮すると、日本語サイトでは、Dublin Coreではなく、通常の記述で問題ないと思われます。



【木村】