SEO講座inアメブロの第2回目は<meta keywords>の設定の仕方です。
<meta keywords>は、かつて(と言っても10年以上前くらいですが)は検索エンジンが何のキーワードで各ウェブサイトをランクアップさせるかを決めるのに大きな要因となっているものでした。
「自動車保険」でランクアップさせたければ<meta keywords>に「自動車保険」を、「トヨタ」でランクアップさせたければ<meta keywords>に「トヨタ」を入れなければならないというくらいでした。
そのため、逆に<meta keywords>によるスパムが横行し(当時「スパム」などという言葉では呼ばれていなかったですが・・)、「トヨタ」「ソニー」などの有名企業名での検索結果にアダルトサイトばかりが並ぶという状態でした。
このような事態が起こってからは、検索エンジンはほとんど<meta keywords>を評価していません。
少なくとも、ビッグキーワードでランクアップさせる要因になるほど評価することは現代ではまったくありません。
しかしながら、一部の検索エンジンが多少評価したり、Yahoo!も多少評価していると思われるアルゴリズムがローテーションしていたりと、プラスになる検索エンジンやアルゴリズムは存在していると考えられます。
そのため、重要度は低いものの、<meta keywords>は正しく設定しておくべきものだと考えます。
meta keywordsの設定の仕方としては、主に下記に注意すると良いと思います。
・同一キーワード、キーフレーズの出現が1回のみとする
・全キーワード、キーフレーズ数はできれば10個以下、多くても15個程度までとする
・記載するキーワードは原則としてページ内に使用しているものとする
・記載順は、そのページのキーワード⇒カテゴリのキーワード⇒サイトのキーワード等、そのページの位置のキーワードから、徐々に共通度の高いキーワードの記載へとする
特に、そのページにまったく使用していないキーワードを記入すると、評価が下がる場合があります。もともと、meta keywordsの意味はそのページの主要となるテーマキーワードを記入することです。
その趣旨に反することは、SEOのためだけの誤った記述方法となりますので行わないようにしてください。
【木村】