SEO講座の第3回目ですが、今回はmeta descriptionの設定です。
前回解説したmeta keywordsと異なり、meta descriptionはある程度評価されることがあります。「評価されない」との見方も依然として強いですが、実際の実験結果でも評価されたと判断される材料が出ており、我々としては、アルゴリズムのローテーションにもよる判断されると考えて記述すべきであると考えています。
また、検索結果に表示されることもありますので
「<meta>だから人目につかないからキーワードさえ入っていればなんでもいいや」
ということではなく、
「検索結果に表示されたときにユーザーに選択させるための大きな武器になる」
と考えて記述する必要があります。
meta descriptionは、検索結果に表示されることがあると前述しましたが、<title>と同様の考え方で、表示される文字数と同じくらいの文字数を検索エンジンが認識すると考えるのが無難であると思われます。
現状の検索エンジンの説明文の表示は検索エンジンによって多少誤差がありますがだいたい100文字程度です。
そのため、100文字くらいは認識すると考えても良いと思われますが、ユーザーがクリックするかどうか判断する材料となる可能性があることと、SEO的な観点でキーワードが"薄まらない”ことを考慮すると、50文字~80文字くらいにとどめておくのが無難ではないでしょうか?
なお記述する際には、極力前方にできれば、下記のようにcontent直後に
<meta name="description content="●キーワード●・・・・・・・">
とキーワードを挿入するほうが効果的です。
現状のmeta descriptionは、<p>タグと扱いが近いと考えています。
そのことからもキーワードの出現回数は2回程度、多くても3回程度が限度でしょう。
また、CTRが上昇するようにキーワードが太字になることをきちんと狙うことと、クリックを誘発するような文章を記述することを忘れないようにしましょう。
CTRが上がるものとするためには、リスティングで使用してCTRがよかったdescriptionの一部を活用してみるなどが良いでしょう。ランクアップされてからは、CTRも非常に大事になりますので、ある程度はdescriptionを変えながら流入数を検証してみるとより良いでしょう。
また、もともとmeta descritpionは、そのページのページ内容を表すものです。検索エンジンもこのことを理解して認識してきますので、ページ内容とかけ離れたものは評価を落とす場合があります。かならず、ページ内容と整合性を取るようにしてください。このことからも、サイト内すべてで同一のmetaを使用するというこはSEOにマイナスとなりますので行わないようにしてください。
【木村】