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2009-11-19 10:12:19

GoogleがJavascriptを認識し始めたことによる弊害

テーマ:Google
サイト運営者の皆様はお気づきかと思いますが、
最近、GoogleがJavascriptを認識できるようになり始めています。

ただ、その精度はまだまだ低く、幾つか弊害と思われる事象が
確認できております。

現在我々で確認出来ている現象は2点

  1. Javascriptのリンクを辿れることによる404エラーが多発
  2. Javascriptで呼び出すFlashが認識されることで、ユニバーサルサーチに予期せぬ動画が出現

順に何故これが起こっているかを説明させていただきます。


1. Javascriptのリンクを辿れることによる404エラーが多発

結論から言うと、Javascriptの関数などで、動的に埋め込まれている変数を
クローラーがまだ追うことが出来ないことが問題のようです。

例えば、http://example.com/page/というURLに

<a href="javascript:jump();">リンク</a>

のようなリンクがあったとし、ここで呼び出されるjump()関数が、

function jump(){
var param = kansu();
var link_url = "./next/" + param + ".html";
location.href = link_url;
}


であるとします。
# 技術者向けでスミマセン。。。

このとき、kansu()の返り値を読み込めない場合があるようで、
遷移先を格納する変数「link_url」に「"./next/"」までしか入っていません。

そのため、上記のリンクをクリックした遷移先が、

http://example.com/page/next/

となってしまい、ここにページが無い場合には404エラーが返ってしまう
という現象となっています。

解決策としては、

・URLを実体のあるものに変える
・Javascriptを見直し、パラメータを無くす
・nofollowを記述する

などが考えられますが、まずはGoogleウェブマスターツールなどで、
404エラー発生状況を確認し、早期にこのような現象を
キャッチアップすることが必要ですね。


2. Javascriptで呼び出すFlashが認識されることで、ユニバーサルサーチに予期せぬ動画が出現

Javascriptを使用してスライドショーなどを呼び出すページが存在する
サイトで確認できている現象です。

今まではクローラーはJavascriptを読み込めなかったので
通常の検索結果として表示されていたページが、
最近突然ユニバーサルサーチに出現するようになりました。

さらに、動画ページとして認識されてしまい、ユニバーサルサーチに置き換えられたため、
通常の検索結果に該当ページが出現しなくなってしまっています。

「動画を見たい」というニーズがありそうなクエリに対する検索結果であれば良いのですが、
そうではないクエリの場合、CTRが大きく下がってしまう恐れがあるので注意が必要です。

この解決策としては、
・該当スクリプトを外部JS化し、クローラーが読み込めないようにする
・Googleに連絡する


などが挙げられます。
(なんとなく自然にGoogle側で解消されていく気もしますが。。。)

また、外部JSをパラメータ付きで呼び出す時、
①同様にパラメータがうまく読み込まれずに予期せぬ動画が
出現してしまっている現象も確認できています。

「動画が表示されてもいい」というサイト運営者も、
上記には注意が必要です。


今回は少し難しい話になったかもしれませんが、
この2点以外にもJavascriptによる予想できなかった現象が
今後含め起こる(起こっている)可能性は十分あります。

我々も早期に把握し、みなさんにフィードバックできるよう努めますが、
Javascriptを多用しているサイト運営者はウェブサイトエクスプローラーなど、
注意深く見ておく必要がありそうです。


(坪 昌史)
2009-11-05 15:49:12

Yahoo!がインデックス更新・・またしなかった・・?

テーマ:Yahoo!

11月2日~3日にかけて、Yahoo!がインデックス更新した・・・とみせかけて、

また戻るというフェイクを“また”行いました。


10月16日頃にも起こっており、

短期間の間に2度同じ現象が起こっています。


かつて7月25日にも同じような現象 がおこりましたが、

その1ヶ月と少し後に、

大規模なアルゴリズム変動が起こっています。

今回同様のフェイクを挟んで、結局結構な期間、動きがなかったなと思った矢先の大変動でした。


今回はそのフェイクの少し後に、バックリンクの数値に変化が現れるなど、

我々からするとやや不気味な動きをしているという印象です。

7月25日のように大規模な変動が起こらないとも限りません。

いずれにしても、何かの作業なりテストなりは行ったと思われるためです。

しばらくはYahoo!について注意深く見ていきたいと思います。


しかしながら、この変動⇒戻りは心臓に悪いですね。

「ランクが下がった!」⇒「戻った!」⇒「良かった」

ならまだしも、

「ランクが上がった!」⇒「戻った・・」⇒「ショボン」

というぬか喜びはちょっとショックが大きいですね。

このランクの戻り、

GoogleヨーヨーやGoogleダンスと並んで、Yahoo!フェイクとかYahoo!フェイントとか

何か名前つかないかなと思うのですが、

私はネーミングセンスがなかった模様です。。


【木村 賢】

2009-11-05 15:23:22

Yahoo!が関連検索ワードのスパムフィルターを強化

テーマ:Yahoo!

多くの企業が頭を悩ませていた関連語検索。

ここに意図的に特定ワードを表示させ、自分のサイトに誘導するという方法を行っていたサイトがありましたが、その方法を不正として今回取締りが強化されました。


関連検索に表示させてサイトに誘導する方法としては、

比較的検索クエリ数の多い、普通にSEOを行うと難易度の高い「A」というキーワードをの関連検索に、不正に

「A」+「○○」

というものを関連語で表示させます。

先に「A ○○」という複合語の上位に自社サイトをあげておけば、

関連検索の「A ○○」の部分をクリックしたユーザーが自社サイトに誘導されるという仕組みです。


この「A」というキーワードは、一般名詞で行われることが普通ですが、

昨今では、固有名詞も目立っていました。

特に、「A 倒産」というものが目立ってきており、

一部のウェブサイトがこれらのキーワードから、

Googleアドセンスやアフィリエイトに閲覧者を誘導する手法をとっていました。

倒産の気配がなにもない「A」という企業について

「A 倒産」

という複合語で関連検索を表示させて、

「A」の商品を購入しようとしたユーザーがその表示を見て

「え?本当に?」

と心配になって関連語検索をクリックしたところ、

「A 倒産」を意図的に表示させた者のサイトが1位に表示されているという状態です。

実際は、サイトに入ると

「A であれば倒産の心配なく・・・」

などと安心して購入できる旨を謳い再度購買意欲を高めさせてアフィリエイトの成果を頂くという、

人間の心理をついた手法でした。


実際この手法でかなりの額を手にした人も居たものと思われますが、

今回のYahoo!のフィルター強化で厳しくなっていくものと思われます。

まだ、「固有名詞 倒産」などで上位表示されているものが残っているケースもありますが、

確認したところ徐々に排除されていっている模様です。

関連検索に表示させる方法によって、それが不正かどうかが判断されるわけで、

必ずしもこの方法がすべてアウトなわけではないのですが、

営業成績も問題ない企業で、他のメディアになにも噂が出ていないもの関わらず、

倒産との複合語だけが出現するのは不自然でしょう。

関連検索にこの複合語が出ることで、上場企業なら株価の低下を招くことも考えられますし、

大手企業であれば検索数も多いでしょうから、大きく名誉を毀損されたことになると思います。

法的な解釈は私にはわかりませんが、

最悪、訴えられてもおかしくないのではないかと思うこともあります。。

そういった意味でも、Yahoo!のフィルターがより強化されていくことを強く望みます。


【木村 賢】

2009-10-30 17:06:12

Googleが類似画像検索公開。あの人とこの人が似ている??

テーマ:Google

Googleが類似画像検索を公開しました。

http://googleblog.blogspot.com/2009/10/similar-images-graduates-from-google.html (英文)


通常の画像検索だけでは見つけられなかった画像が見つけられる可能性があり、

用途はいろいろありそうですが、

単純に遊んでいて楽しめました(笑)


有名人の名前で検索すると、本人の画像と似た別人の画像も。。

(ちょっとここで具体例を紹介してしまうとまずそうなので)

「え?この人とこの人が似てるの??」

「あ、確かに言われてみると似てるかも」

と少しの間楽しんでしまいました。

ただ、特定個人の画像は類似検索が出たり出なかったりのようです。

日本の総理大臣やアメリカ大統領などでは、ほとんど類似検索へのリンクが出ませんでした。(google.co.jpにおいて)

一方、タレントやアイドルなどでは結構出てきています。


ただし、この類似検索は、単純に画像がビジュアル的に似ているというだけで出るわけではないようです。


CyberAgent SEO Information-類似画像検索1

をご覧頂くと、リンゴのケーキのようなものまで出ています。

そのワードに関連したものも出てくるようで、

いろんな意味で“類似”した検索結果が出る模様です。

ただ、


CyberAgent SEO Information-類似画像検索2

をご覧頂くと、

似た画像がずらりと並びますので、どちらかというとビジュアル的な要素が優先されていると言ってもよいかもしれません。


いろいろなワードで検索してひとしきり楽しんだあとは、この技術がオーガニック検索に流用されることを考えていかなければならないかもしれません。

bingにはVIPS(a Vision-based Page Segmentation Algorithm)が導入されていてユーザーが実際に見ているものをシミュレートして評価につなげるという機能が含まれて居ます。

Googleもリンク位置によってそのリンクの重要度を変えている節があり、

この概念がもともとなかったかと言われれば、そんなことはないと思いますが、

画像で似たものが判別できるということは、

ウェブサイト全体において、ユーザーにどのように見えているかをシミュレートすることは難しくないでしょう。

実際ウェブサイトのデザインはCSSや画像によって決められることが多いわけですが、

それらすべてを判読できるようになった場合は、

文字を画像化してある場合はaltではなくその画像の中の文字そのものを読めるようになったり、

画像についてその画像がなんなのかをインデックスしていくことは可能になるのでしょう。

HTMLレベルで最適化していくということが難しくなり、

見た目上でも最適化していかなくてはならなくなるわけですね。


まあ、当然このあたりはユーザーに見られることを意識して、ウェブサイトの本当の“効果”を考慮してウェブサイトを作ればあまり問題にならないわけですが、

一部のサイトにおいては大きなダメージを受ける可能性が出てくるのだと思います。


Googleのこういったひとつのプロダクトから、今後どういう変化が起きるか勝手に予想するのは楽しいですね。

それが当たるにせよ、当たらないにせよ・・・。

【木村 賢】

2009-10-29 15:34:33

Googleスニペットに機能追加

テーマ:Google

Googleの公式ブログに、

Googleのスニペットにおいて追加された機能についての発表がありました。

http://googlejapan.blogspot.com/2009/10/blog-post_14.html

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/10/blog-post_29.html

5月にUSで発表があった機能ですが、

日本で正式発表をしたという形になります。

実際は、日本でもここ1ヶ月くらいかなり目立って見られていましたので、

今日リリースと言うわけではないと思います。


実際の表示形式はこのようになっています。


CyberAgent SEO Information-Googleスニペット2

(「和解」って何??と興味をそそられてしまいますね・・)



CyberAgent SEO Information-Googleスニペット3

タイトル直下にもリンクがつくパターンがあります。

(ちょっと例が悪いですが・・・)


スニペット内に、ページ内リンクのリンク先がつけられています。

これまでは、CyberAgent SEO Information-Googleスニペット1
のようにサイトリンクが出てくるものはありましたが、

今回は、ページ単位へのリンクではなく、

コンテンツ単位へのリンクです。

ユーザーが求める情報に、コンテンツ単位でダイレクトにジャンプされる機能になります。

求める情報に1秒でも早くたどり着きたいユーザーには有益なものになるでしょう。


このようにスニペットにコンテンツ単位へのリンクを設置される方法ですが、

Googleウェブマスター向け公式ブログによると、

  1. まず、ページが複数のトピックから構成される場合には、各トピックを明確に異なるセクションに分けてください
  2. 次に、各セクションにわかりやすい名称(例えば「第 2 章」などではない名称)のアンカーを埋め込んでください
  3. そして、そのページ内に、各アンカーにリンクされている目次を作成してください

とのことです。

まず何よりも

「ページ内リンク」をつけなければどうにもなりません。

ページ内リンクのつけ方は、


まず、飛ばしたい先に、

<a name="アンカー名">~~~~</a>

もしくは、

<要素 name="アンカー名">~~~~</a>

(例 <h3 name="jump">ジャンプ先</a>)


を埋め込みます。

そして、飛ばし元に、

<a href="#アンカー名">~~~~</a>

(例 <a href="#jump">ジャンプ元</a>)

と入れます。

これで、飛ばし元から飛ばし先へのページ内リンクが完成します。

wikipediaのソースなどを参考にされると良いと思います。


このページ内リンク、

ユーザーの意図に反した動きをするとか、被リンク元URLとして使われてリンク効果が分散する恐れがあるのではないか?などとして、

基本的にはあまり使うべきものではないと考えられてきた方も多いと思います。

しかし、今回Googleがこの機能をスニペットに取り入れたことで、

ページ内リンクについて見直す必要がありそうです。

結構ここをクリックする人は多いのではないかと思いますので。。


なお、このページ内リンクがスニペットに出てくる条件については調査して、

またご報告したいと思います。


【木村 賢】


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