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初級の方が難しい の記事の続きです。

前記事はこちら→「2016/4/12「初級の方が難しい」「初級の方がしんどい」」

まずは、実際にあったエピソードから…

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少し前ですが、新人インストラクターの方から お申し出がありました。

「指導力向上のために、 AIヨガ先生のレッスンに参加したいです」

この方は、
ある有名養成コース出身のインストラクターさん。
私が養成した生徒さんではありませんので、
私のレッスンをご希望いただいて、大変光栄でした。

「私などのレッスンで良ければ、どうぞ!どうぞ!大歓迎です!」

「でも、中級の時間帯は、都合がつかないんです。
 初級なら参加できるんですが、
 初級じゃ、勉強になりませんよね?


 「( ええ~っ? いやいや、そうじゃないでしょう?)
 初級の方が、すぐに実践で活かせる内容が多いですよ」
(←その方は、当時、初級クラスのみを担当していらしたので)

 「それに、 初心者の指導の方が難しいので、指導力向上が目的なら、
初級の方が参考になると、私は思いますよ

そして、いつでもお待ちしていますと申し上げました。

でも、結局、この方は初級クラスにはご参加になりませんでした。


初級では勉強にならないというご意見
が変わらなかったからでしょうか?

それとも、初心者の指導を難しいと考える私のレッスンでは、勉強にならないと思ったからでしょうか?


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さて、先日のブログの、

「初級の方が難しい」「初級の方がしんどい」

というのは、参加者さんのお声です。

前記事はこちら→「2016/4/12「初級の方が難しい」「初級の方がしんどい」」

でも、指導者/インストラクタも同様です。

断言します。

ヨガは
(実は、スポーツも語学も芸術も学校の勉強も)

初心者/初級クラスの
指導の方が難しいです。

初心者/初級クラスの
指導の方がしんどいです。


初心者クラスや初級クラスこそ、

マルチ能力高い指導者が担当すべきです。


*あ、オリンピックで入賞など、特別なニーズに応える指導は別ですね。
マルチ(総合的)な能力よりもスペシャル(特別)な能力が必要です。


だってね。

ヨガをひと通り習った中級者さん、

ヨガをひと通り修めた上級者さんは、

指導者の質が少々悪くても、勝手に上達するんです。

指導者が少々間違っても、勝手に正しく実践なさるんです。

指導者の安全管理が少々不備でも、お怪我なさらないんです。


↓写真はホタルのポーズ(ティッティバアーサナ)
(写真はyoga.jpからお借りしました)


仮に、指導者が

「右手と右脚を前に」

と言い間違えても、

「あ、先生、今のは言い間違えたな。
先週は、”左脚を前”って言ってたし、
だいたい、ここで右脚が前だと身体がねじれちゃうし~」

と、自ら原則に従って修正してくださるんです。

仮に原則をご存じなくても、

中上級者さんなら、なんとなく身体が不自然さを感じて

自ら修正してくださいます。



でも、初心者さんはそうはいきません。

誘導の言葉は間違えられないし、
示範は手を抜けません



また、指導者が間違っていなくても、

日常生活では出てこない動きや

普段、耳慣れない表現(「骨盤を立てる」とか「顎を引く」とか…)は

初めての方にはわかりにくいので、誤った動きを誘発します。

そして、手抜きの示範では、動きそのものを誤解しかねません。

誤った身体の使い方は、お怪我に繋がります。



「参加者さんのレッスン中のお怪我」

これは、指導者として
最もやってはいけないことです!
 

そうならないために、初級クラスでは、

1.動きの展開や表現のバリエーションを増やしつつ

2.お一人お一人を細心の注意を払って観察し、

3.その時その時に、その人に最適な展開方法や分かりやすい言葉を瞬時に選択。

4.それを手抜きのない示範と共に提供します。



1~4.これだけのことをやるんです。

そりゃ、初級の方が疲れます汗



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でも!

私自身は、受けるのも指導するのも、初級クラスが好きです。

奥が深くて、面白い!


こちらもどうぞ→
2014/4/15 モヤモヤしたレッスン(ホタルのポーズ/ティッティバアーサナ)


そして、やっぱり思います。

初級の方が難しいけど、
楽しい~!



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