つい先日までは幼稚園生さんだったKちゃん。
5年ぶりに降った4月の雪の日に、ピッカピカの小学1年生になりました!
この春、私の教室では合計5人の生徒さんが小学生に。
みんな、おめでとう!
キラキラとした目で、みんな嬉しそうに学校の話をしてくれます。
まだ慣れないことも多くて、大変なこともあるでしょうけれど、学校生活を楽しんで欲しいです。
さて、入学式の日の寒さが残る昨日でしたが、元気にレッスンにやってきたKちゃん。
学校でもらったばかりの”防犯ブザー”の空箱を、カメラに改良して持って来てくれました。一年生は全員もらうのですよね。ウチの娘も小学3年生までは市立小学校の特別支援学級に在籍していましたから、同じものを持っています。(結局一回も使わなかったけど(^-^;)
Kちゃんのレッスンは、ほとんど楽譜を使いません。
即興で弾いてくれたり、耳コピーをして自分なりにアレンジして演奏してくれるのを私が聴くスタイルです。ドリルやワークも欠かさず毎日1ページは進めてくれます。
そしてもちろん、家でのピアノの練習(と言うより、好きに触っている時間)も結構しています。
私は、Kちゃんのピアノとの関わり方は今はそれで良いと思っています。何より、楽しく自発的にピアノに向かっていますから。そして、何か音を紡ぐのが好きなKちゃんの気持ちを大事にしたいから。
数週間前、幼稚園の卒園式の最後で一回だけ聴いて心に残ったと言って弾いてくれた「蛍の光」。Fdur(ヘ長調)です。
今まではハ長調の曲が多く、左手はドソ(ハ長調のⅠの和音)のみでした。
本当はそこはⅣとかⅤだよ~と思いつつ、私は口出しせずでした。
…が、なんとなんと!その「蛍の光」(ヘ長調)は原曲のまま耳コピーを。
メロディも聴き取って再現しつつ、左手はメロディに合うように自分で音を探して弾きました。
単音ですが、ヘ長調のⅠ、Ⅳ、Ⅴの和音の一音ずつを演奏していました。
これには私もびっくり。
それを聴いた私も欲が出て(笑)、Ⅳの和音に当たる部分で
「Kちゃん、レの音よりもシのフラットで弾いたほうがカッコいいよ。」
とちょっとアドバイス。
「え~、いいの。これで~。」
と、最初はレの音で弾いていましたが、そのうち受け入れてくれて
「シのフラットね。こうでしょ?」
と、さらっと直して弾いていました。(…しめしめ…♡)
正しい進行に無理やり矯正する、という気持ちはさらさらない私。
でもね、こっちのほうが響きが良いよねと横槍を入れてみて、
(ふーん、そうか。そういう音もありなんだ。)
とKちゃんが感じてくれたらそれでいいんです。ほかの曲を弾く際にも、いろいろ試してみるきっかけになるでしょうから。
(ああ、こっちのほうが響きがきれいだな~)
とか探ってくれたらさらに嬉しい。
そんなKちゃんと、昨日はオリジナル楽譜を作りました。
えーっと、題名はなんだっけかな~?(;^ω^)
先生忘れちゃったけど、Kちゃんが音の高さや音の長さも考えながら書いてくれた楽譜です。
ちなみに、Kちゃんは楽譜が読めます。そして音符や休符の名前も長さも知っています。そして書けます。記号の名前も意味もおんがくかるたやドリル・ワークで覚えたのですでに習得しています。
が、敢えて白い紙にこのMyオリジナル楽譜を書きました。
私も一緒になって遊ぶのが好きなので、
「Kちゃん、じゃあさ、せっかく楽譜作ったから台紙に貼らない?
それから題名も(おりがみに)書いて貼ろうよ。」
「そうだね~いいよ~♪」
Kちゃんも、自分の作った楽譜を立派にするのが楽しそうです。
結局、おりがみで題名を書くことにはならず、折り紙でおリボンを作って楽譜と並べて台紙に貼りました。
…おお、なんと素敵なMy楽譜!
珍しく写真に撮ってもいいよと言うので、パチリ。
先生、嬉しいなぁ。
最後にちょろっと、私が聴音(おとあてクイズ)を仕掛けたら、
単音は全問正解。そして前回聴き取れなかった重音も一つ聴き取れました。
(ファとラの重音)
速攻褒めました。すごいね~!いっぺんに二つも音がわかったね!
うししし…。
Kちゃんの伸びしろ、まだまだいっぱいあります。
子供の可能性は無限大ですね。
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