2月の韓旅 こちら↓の記事の続きです。
2/12 本殿は韓国最古の木造建築～美しい夕暮れ時がお勧め 浮石寺＠栄州
美味しい韓牛の産地 栄州（ﾖﾝｼﾞｭ）まで来て、韓牛を焼かずに帰れるか！
タクシーのキサニム（運転手さん）にこれまでの事情を話し、「どこか美味しい韓牛焼きのお店をご存知ないですか？」とすがる思いで尋ねました。
するとキサニムは心当たりのお店へ向かってくれました。
先程の店から5分も走らず、意外と近いところに・・・。
人参紅参センター（인삼홍삼센터）の2階にあるチャンシン韓牛食肉食堂（창신한우식육식당･ﾁｬﾝｼﾝﾊﾇｼｷﾞｭｸｼｸﾀﾝ）というお店。
親切なキサニムはすぐに店に電話を掛けて「日本から来たお客様なんだけど、1人でも大丈夫でしょ？」と確認までしてくださいました。
一人旅をしていると、こういう親切が本当に心に染みます。
栄州のタクシーキサニムは皆さん親切だったので、お礼の意味で大目にタクシー代をお支払しました。
こちら↓は、片付けが始まっていた1階の人参センター。
「入ってすぐ右手に階段があるから、そこを登ってね」とキサニムから伝授された通りに～(笑)
広くて立派なお店です。
入口側には、厨房とは別に韓牛をさばく専用コーナーがあり、注文が入ってからサジャンニム（社長さん）自らさばいてくれます。
いろんな部位が食べられる모듬（モドゥム）にしようと思ったのに、「あまり注文する人がいないからダメ」って（苦笑）。
1人前200gですが、炭で焼くので火おこしの手間と炭のコスト面から2人前からのオーダーとなると言われました。
カルビサル（갈비살。200g/2万ｳｫﾝ）とアンチャンサル（안창살。カルビの内側に付着した横隔膜を剥がして成形したもの。200g/24,000ｳｫﾝ）をオーダー。
粗塩が振ってあり、程よくサシの入った韓牛ちゃんたち。
火をおこした炭が運ばれてきまして、まだお客さんが少なかったのでお店のアジュンマがテキパキ焼いてくれました。
このアジュンマの焼き方が本当に上手い！程よいタイミングで6面を焼くので、柔らかくて肉のうまみを充分に引き出してくれてます。
後半自分で焼いたのと比べると全然味が違うんですよ～。
シラヤマギク（취나물)のナムルをはじめ、パンチャンは塩分控えめで美味しい！
そして、お酢が効いて、ニンニクのみじん切りがどっちゃり入ったソースが絶妙の旨さ。
これを付けると、炭火焼で適度に脂が落ちた韓牛が更にさっぱり味になっていくらでも入っちゃうんです。
韓牛の味を堪能するために、サンチュで巻かずチョレギサラダ？とともにいただきました。
なんと生姜の甘酢漬け（ガリ）もありまして、「一緒に食べると美味しいわよ」とアジュンマからのアドバイスが。
韓国でウナギ＋生姜の組み合わせは経験ありでしたが、初めての韓牛＋生姜は目から鱗のベストマッチでした。
ビールを飲み終わったところで、やはりこれはイッておかなくては！と栄州（ﾖﾝｼﾞｭ）の高麗人参マッコリ(5千ｳｫﾝ）を注文。
本来は甕に開けるようですが、「飲みきれなかったら、ホテルに持って帰りたい」といってボトルのまま出してもらいました(笑)
香りも味も「高麗人参～！！！」なマッコリ。
白濁した部分が摩り下ろしの高麗人参なのだとアジュンマが説明してくれました。
栄州の韓牛は、てっきり栄州豊基（ﾌﾟﾝｷﾞ）特産の高麗人参を餌として食べているんだと思っていたの。
そしたらアジュンマが「違う違う。小白山で育てた牛よ」っていうもんだから、豊基の高麗人参も食べなくては!という気持ちになり、人参カルビタン（인삼갈비탕。8千ｳｫﾝ）も追加オーダーしました。
ほらほら、ちゃんと高麗人参のスライスが入ってます。
他に松の実とナツメも入っていて、身体の芯から温まるスープが美味しすぎる～。
カクテキとキムチも私好みの味だったので、うっかりご飯まで食べちゃいました(爆）
この夕食で6万ｳｫﾝも使ってしまいましたが滅多に行ける場所ではないし、「栄州観光良くできました～！」という自分へのご褒美ということで(笑)
予想通り、半分以上残ったマッコリはホテルへ持ち帰り、部屋飲みしました(笑)
甲斐甲斐しく韓牛を焼いてくれたアジュンマと肉さばきの名人サジャンニム。
お2人とも撮影を拒否られちゃったのが残念。
栄州市（ﾖﾝｼﾞｭｼ）豊基（ﾌﾟﾝｷﾞ）に行ったら、このお店お勧めですよ～！
チャンシン韓牛食肉食堂（창신한우식육식당･ﾁｬﾝｼﾝﾊﾇｼｷﾞｭｸｼｸﾀﾝ）
住所 栄州市豊基邑東部里466 豊基紅参センター2階（경북 영주시 풍기읍 동부리 466 풍기홍삼센터2층)
電話番号 054-637-4900
営業時間 10～22時
火曜定休
豊基駅からタクシーで5分（3,100ｳｫﾝ）
豊基市外バスターミナルからタクシーで6分（3,200ｳｫﾝ）
栄州市内バスターミナルまたは栄州駅からタクシーで18分（11,000ｳｫﾝ）
2015-11-12に再訪したところ、価格が改定されていました。
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