1/17 年初めの大邱⑤2日目 達城郡シャトルバスツアー①体験型展示空間@The Arc
1月の全州(チョンジュ)・霊光(ヨングァン)・大邱(テグ)の旅レポ こちら↑の記事のつづきです。
達城郡シャトルバスツアー。
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次の訪問地は②沙門津酒幕村(사문진주막촌・サムンジンジュマクチョン)。
太白(テベク)山脈から大邱・釜山などを通って朝鮮海峡まで流れる洛東江(ナクトンガン)は、朝鮮王朝時代船による物流が盛んでした。
かつて物流の集積地であったここ沙門津(サムンジン)船着き場の周辺には酒場があり、商人たちによって大変賑わっていたと言います。
川辺に砂があり、船が塩などを積んでやってきたりこの地域の品物を積んで他の地域へ行ったりする門だったので「沙門津」と名付けられたという説もあれば、現在仁興マウル(イヌンマウル)がある場所にかつてあった仁興寺(イヌンサ)へ通じる道なので、「寺門津=寺へ通じる道」とも言われ多という説もあります。
現在仁興マウルに所蔵されている2千冊の書籍もこの川を利用して運搬されてきたと言われています。
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2013年に朝鮮王朝時代の沙門津船渡し場と酒幕村などを復元、以降連日大勢の観光客で賑わっているそうです。
まずは酒幕村で昼食。
達城郡が運営している食堂の独占営業(笑)ですが、1ヶ月で1億ウォンの売り上げがあるそうです。
ということは、1杯5千ウォンの牛肉のクッパが2万食売れるという計算!すごっ!
ツアー代金には昼食代は含まれていないので、自分たちで好きなものを注文します。
メニューは牛肉クッパ(5千ウォン)、純豆腐(5千ウォン)、ニラのチヂミ(4千ウォン)、おでん(4本 2千ウォン)、卵焼き(価格不明)といったラインナップ。
どれも素朴で美味しいお味。
丸ちゃんからの連絡を受けて、達城郡観光課のイケメン!ソ係長がお出迎えしてくださいました。
おねだりしたわけではないのですが、私たちが酒飲みだと見抜かれてしまったのか(笑)、琵瑟山マッコリ(1瓶 2,500ウォン)まで注文してくださいました~!(国産米90%、水飴10%、アスパルテーム含有)
こういうご当地マッコリは、やっぱり飲んでおきたいものね(笑)
毎日のように観光客のお顔を見にいらしているという達城郡の郡守さま(郡長さん)からも、熱烈歓迎のお言葉をいただきまして、ニラチヂミを一皿ご馳走になりました(笑)
な~んてのんびりしている時間はありません。
あっという間に遊覧船に乗船する時間となり、慌ただしく乗り場へ。
まだ2やかん目のマッコリが残っているのに~(泣)
こちらのツアー参加証を見せると、1万ウォンの乗船料が半額になります。
その名も達城号(タルソンホ)で、約1時間の洛東江(ナクトンガン)クルーズ。
外の風は冷たいけど、天気がいいので気持ちよかったですよ。
船内では聴こえませんが、デッキに出るとトロット(韓国演歌)が大音量で流れていました。
その中の一曲「사랑해서 미안해(愛してごめん) 」 が、やたらと耳に残りまして~(笑)
(一部の写真は、丸ちゃんからお借りしました)
1900年にアメリカ人宣教師夫婦が釜山から洛東江を通じてピアノを船便で運搬し、この渡し場から大邱市内の自宅宿舎へ運搬したため、初めてピアノが韓国に入ってきた場所でもあります。
当時ピアノの音を聞いた村人たちは大変驚き、箱の中にお化けが入っていて音を出しているのだと考え、ピアノの事を鬼神箱(귀신통)と呼んでいたんですって。
韓国ピアノ発祥の地として、沙門津では毎年100台のピアノコンサートが開催されているそうです。
因みに昨年は10月3日、4日の夜7時から開催されました。
ピアノに縁のある土地なので、村の入り口に立つチャンスンという守り神の歯がピアノの鍵盤になっているんですねぇ。
こちらの立派な樹木は、樹齢500年のエノキ。
4大河川整備事業のため、取り除かれそうになったそうですが達城郡の尽力により保存されるようになったそうですよ。
最後にミーハーネタを(笑)
文化解説士の光浦さん(仮名w)はチョインソン君の大ファンだそうでして、バスの車内で彼が出演し、大邱市内でもロケが行われた「大丈夫、愛だ」の映像を流しながら、「これから行く沙門津酒幕村でも撮影が行われたんですよ」と説明してくれました(笑)
気が付きませんでしたが、こんな「撮影地」の看板もあったようです(↑ネットから拝借↓)
沙門津酒幕村(사문진주막촌・サムンジンジュマクチョン)
住所 大邱広域市達城郡花園邑城山里(대구광역시 달성군 화원읍 성산리)
遊覧船乗船料 大人1万ウォン 子供 6千ウォン
食堂(이팝나무) 営業時間 10:30~18:30
都市鉄道1号線大谷駅(대곡역)からタクシーで11分(約5,100ウォン)
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