10/10 晋州訪問第一の目的 晋州城と晋州グルメPart2 晋州ビビンバ@天鳳食堂
10月の慶尚道(キョンサンド)旅レポ こちらの記事の続きです。
10月1日~12日に開催された晋州南江流灯祭り(진주남강유등축제)
。
13日間も開催されるなんて、韓国のお祭りの中では開催期間が長いような気がします。
ビビンバを食べ終わり、会場である南江(ナムガン)へ向かっていると、ちょうど20時に大きな花火が打ち上げられ、灯りがともされメガホン型の提灯が空に解き放たれました。
川岸に並んでいるのは、慶尚南道8市10郡が出展したもの。
右上のイ・スンシンが亀甲船に乗っているのは統営(トンヨン)市。下の中央の2輪の菜の花は昌寧(チャンニョン)郡のもの。
晋州城もライトアップされていました。
晋州城の前に流れる南江(ナムガン)に流灯を浮かべるというこの行事は、文禄・慶長の役の戦いが起源と言われています。
1592年、金時敏(キム・ジミン)将軍が、3,800人の兵士を率い、攻略してきた2万人余りの倭軍を大きく打ちのめし、記録的な大勝利を収めました。
その時、晋州城では、城外の義兵など支援軍と連絡を取るための軍事信号として風燈を上げたり、南江を渡ろうとする倭軍を阻止するという軍事戦術として、また遠くに残してきた家族に安否を知らせる通信手段として、松明と一緒に南江に灯火を浮かべたのだそうです。
1593年6月に、晋州城は10万の倭軍に占領されましたが、この戦闘で命を落とした7万人の民間人の魂を弔うために、南江に流灯を浮かべました。
日本の精霊流しと同じなんですね。
晋州城内には、韓国の風習灯りの展示が。
LEDでしょうか。反物の色合いがとてもきれいですよね。
南江に浮かぶ流灯をもっと間近に見るには、千ウォンの入場料を払ってこちらの入口へ。
ポンツーン(浮橋)の上を歩くのですが、これが足元が不安定で、写真撮影もままならず。
←ネットから拝借
おまけに人が歩くたびにポンツーンが大揺れするため、だんだん気分が悪くなってきました(泣)。
15分後、漸く岸へ。
折角だから、対岸から晋州城を見ようと、凝りもせずに別のポンツーンを利用して、南江を渡りました(爆)。
そのお蔭で、たくさんの流灯を間近で見ることができたんですが。
慶州にある瞻星台(チョムソンデ)。
向こう岸に着いてからも、しばらくは地面が揺れているような感じが続いて、ブロ友 ハヌルさん
と2人して「地震じゃないよね」と確認し合う始末(苦笑)。
晋州城の矗石樓(チョクソンル)。
こちらは、流灯の晋州城の門。よくできてますよね。
ライトアップされた晋州橋も美しいです。
晋州橋の東側の川岸には、神戸ルミナリエのような展示が。
晋州橋からの眺め。
約2時間に亘り、流灯祭りの見学を終え、コーヒーブレイク。
昼間、晋州橋から北方向へ向かった時には、カフェが全く見当たらなかったのに、東方向へ向かったら、すぐに見つかりました(苦笑)。
その後は、ハヌルさんとコンビニ飲み(笑)
祭りの期間中、流灯のライトアップは夜中の2時まで続くそうです。
晋州南江流灯祭り(진주남강유등축제)
ホームページ http://www.yudeung.com/
釜山から晋州への行き方
釜山(沙上)バスターミナルから乗車→晋州市外バスターミナル着
5:40~21:30の間、15~25分間隔
所要時間 約90分
料金 7,700ウォン(2014年10月現在)
晋州市文化観光ホームページ http://tour.jinju.go.kr/main/
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