7/5 慶尚南道4都物語 統営(トンヨン)編④ 日本統治時代に作られた東洋初の海底トンネル | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

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7月26日「韓国ひとめぼれ感動旅~韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」出版。
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右矢印7/5 慶尚南道4都物語 統営(トンヨン)編③ 閑麗(ハルリョ)水道眺望ケーブルカーで弥勒山へ

7月の慶尚南道(キョンサンナムド)の旅レポ こちら↑の続きです。


次に向かったのが、3人ともが行きいと思っていた統営(トンヨン)地下トンネル(통영해저터널)。

閑麗水道眺望ケーブルカー乗り場の近くから、143番のバスに乗って向かいました。

キサニム(運転手さん)が最寄りのバス停を丁寧に教えてくださり、助かりました。

統営の方たちは皆さんとても親切で、意外にも慶尚道特有のアップダウンの激しい訛りはそれほどなかったような。

統営と弥勒島(ミロクト)を結ぶ東洋初の海底トンネルで、1年4ヶ月の年月をかけて1932年に完成し、登録文化財第201号および韓国近代文化遺産に指定されています。

全長433m、幅5m、高さ3.5mで、平均的な深さは海抜10m。

こちらは弥勒島側の入り口。


お魚ちゃんが泳ぐかわいらしい下水道の蓋。

屋根を見上げると、学校の渡り廊下を彷彿とさせる木材の組み方になっています。

トンネルを進むにつて、ひんやりとした空気が漂います。


一番深いところでは、海抜13m。

安東(アンドン)の仮面踊りのようなおもろ~な仮面を被った案内板が(笑)

海底トンネルができるまでは、満潮時は弥勒島が陸の孤島となってしまい、徒歩で往来することができなかったそうですが、日本統治時代に日本の漁民たちが本格的に移住するようになると、統営⇔弥勒島の移動距離を短縮するために、この海底トンネルを作ることになったのだそうです。


このように、工事中の写真が展示されていました。

日本統治時代に、日本人のために作らせたトンネル。

複雑な思いが致します。

現在は、忠武橋(チュンムギョ)や統営大橋(トンヨンデギョ)という立派な橋が架かり、海底トンネルは文化財として保護するため、車の通行は禁じられているそうです。

展示を見つつ、のんびりと15分ほど歩いて、統営側の出口に到着。

トンネルの両側の入り口には「龍門達陽(용문달양)」という文字が。

「용문을 거쳐 산양(山陽)에 통하다(龍門を経由して、山陽に通じる)」という意味だそうでして、龍門とは、流れの速い瀬に逆らって鯉が上ると龍になるという中国故事からきており、山陽は弥勒島を表しているのだそうです。


沢山歩いて喉がカラッカラ!

ビールが飲みたくなった私とあっちゃんは、こちらのスーパーで缶ビールをゲットし、

トンネルの出口を背に、プシュっとイカせていただきました(笑)
←旅友提供
ビールを飲まなかった旅友は、出口のすぐ脇にあるトンネルモデルの傍にいたアジョッシから
「トンネルを設計したのは日本人だけど、実際に工事にあたったのは韓国人だった」という話を聞かされたそうです(汗)。

この付近には、当時日本人が多く住んでいたことを裏付けるように、たくさんの日本式建物が残っていました。









あぁ~、お腹が空いた~!

美味しい統営のシーフードを求めて、市場方面へ歩きました。


合格統営海底トンネル(통영해저터널)

住所 統営市タン洞1-3(경남 통영시 당동 1-3 )

道路名住所 統営市道泉キル1(경남 통영시 도천길 1 )


閑麗水道眺望ケーブルカー乗り場近くのシナSB造船所から100番、101番または143番バスに乗り、ポンピョンオゴリ下車 (約10分。T-moneyを使えば1,100ウォン。現金だと1,200ウォン)

歩いて数分で、弥勒島側の入り口に到着します。



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