ビジネス・ブック・アーカイブ
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ファッションスキルは大人の「教養」

●ファッション・スタイリストである森井良行さんの「モテファッション」本。

何と言っても、第1章のタイトルが「モテ/非モテの超格差社会」って、何その脅迫的なタイトルwww

でも、森井さん曰く

私は「女性に対する好感度が高いファッション」をスタイルのコンセプトに掲げてきました。

と言うくらいだからして、その方向性は推して知るべし。


●ただ、女性の好むファッションが「カッコイイ」ではなく「カワイイ」と言われても、自分ではどうしたらいいのかよく分からず。

とりあえず「服を選ぶ3つの基準」という


・体のラインを表すシルエット

・カラーコーディネート

・ディテール(細かなデザイン)


というのを気をつけてみようと思う。


●具体的には「ローライズパンツ+スリムフィットのシャツ」という組み合わせがよいらしい。

「善は急げ」で、GWにさっそくGAPでローライズ目のジーンズを買ってきた。

年のせいか、ローライズ気味のパンツを履いて座っているとおなかが窮屈な気がするので、正直気が進まないのだが、これもモテのためだ。


・・・残念ながら、女性に出会うような場所に出かける予定がないのだが。



ファッションスキルは大人の「教養」
PHP研究所
発売日:2008-12-23
おすすめ度:4.5

目次 第1章 モテ/非モテの超格差社会
 すべての場面で外見が大切
 服装に気をつけている「つもり」の人々 ほか

第2章 なぜモテない男は「黒」を好むのか?
 「黒」はどういう色か
 「黒=オシャレ」という間違った伝言ゲーム ほか

第3章 モテる男のファッション講座
 シルエット
 カラーコーディネート ほか

第4章 モテる男のファッション講座 実践編
 カジュアル編
 ビジネススーツ編

第5章 第一印象というスキルを手に入れたあなたへ
 オシャレを測る尺度「気づきのタイムラグ」
 モテる男の黒の使い方 ほか

クラブに潜入してみました&その戦果

先日の記事 に書いたように、「シゴタノ!読書塾」 の大賞を受賞したものの、その総評の中で

「その後どうなったか続きを読みたい(笑」

というコメントを頂いたので、一念発起して、先週金曜日にクラブに潜入した模様を。





ビジネス・ブック・アーカイブ-某店

都内某店に潜入・・・。
ミラーボールが綺麗だ。


ビジネス・ブック・アーカイブ-某店2

フロアは真っ暗。
慣れるまで、まともに前に歩けなかった。
それ以上に混んでいたというのもあるが。


そして、戦果だが・・・。





ビジネス・ブック・アーカイブ-ポカリ


お店を出るときにもらった、ポカリスエットのみ。

_| ̄|○ ガックシ

●とにかく人が多い。
アリエナイくらい。
それとタバコ煙い・・・。

●今さらだが、女性も二人組み以上が多く、どこでどう声をかけていいのかわからず。
店内は爆音が鳴り響いているし、よほど大声で話さないと相手には聞こえてないよう。
撃沈以前に、声すらかけられず、結局退散した次第。

●そう言えば、「もう合コンに行くな」 でも、「単独で行動した時には散々」とあった。
ただでさえなれてないのに、しかも単独とあっては、撃沈も致し方ないのかも。
再度本を正座して読み直そう・・・。


●シゴタノのみなさん、こんなオチでごめんなさい!!

祝!「シゴタノ!読書塾Vol.1 」大賞受賞!

●先週の木曜の夜、眠い目をこすりながら書いた前回の記事。


もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」

実はこの記事は、サイドバーにリンクを貼ってある、アルファブログであるシゴタノ! さんのこの記事 の最後にあった「シゴタノ!読書塾」に応募するために書いたものだった。
「もうすぐ締め切る」というアナウンスを見てから、急いで仕上げて、ギリギリ間に合った模様。


●そして、ついさっき、自分の記事が、何と大賞に選ばれたことを知った。

シゴタノ!読書塾Vol.1 結果発表

» もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」(ビジネス・ブック・アーカイブ)
選考委員全員一致で選ばれました。「本を面白く読んだことがよく分かる」(佐々木)、「本と自分の行動をおもしろおかしく紹介していて本屋でみかけたらきっと立ち読みしそうです」(堀)、「その後どうなったか続きを読みたい(笑」(新井)といったコメントが寄せられました。大橋としても、新しい分野に斬り込んでいく姿勢に感じて一票でした。

おめでとうございます!

シゴタノ!の皆さん、ありがとうございます!
その後どうなったかは、週末のこの時間にブログを書いていることから、察して頂きたく・・・。

ガックシ _| ̄|...○ コロコロコロ


●それにしても、この記事が書けたのも、色々な巡りあわせのおかげだ。
いつもチェックしているリュウさんの記事smoothさんの記事 に出会っていなかったら、このエントリは書けなかったはず。
もちろん、著者であるリーマンナンパマスターさん も応援してます。
次回作は「家にいながら彼女ができる(ry←進歩なし

もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」

●ビジネス書というのは、それ自体が「ジャンル」であると同時に、「切り口」にもなりうる、と思わせられたのが、この本。
やっていることはいわゆる「ナンパ」なのだが、それを表現する際に、ビジネス書では良く知られたフレーズや考え方等がふんだんに盛り込まれている。
おまけにそれらに「ギャグテイスト」まで加味されているものだから、「知っている人」ならば、ついニヤリとしてしまうことうけあい。

●著者は完全な「確信犯」だろう。
ただし、そもそもナンパをするオトコで、小難しい(?)ビジネス書を読むのがどれほどいるのやら。
逆に、タダの恋愛本には興味がなくとも、「マーケティング」に興味があって、それを恋愛に取り入れている本書のような作品なら、読んでみたい、という人もいるかもしれない。
おそらく、「ナルシスト」や「俺様」が指導する恋愛本に辟易としている人なら、本書は楽しめると思う。

●本書の第5章では、「クラブナンパ」について言及されており、「クラブ慣れしていなさそうな女子をターゲットにする」という一節がある。
そこで、そんな女子を捕獲すべく、スーツでも入れるという都内某店の体験を決意。

とある週末の仕事帰りに潜入することにした。
連れなどいないから、当然一人だ。

●しかし、今さらだが、サラリーマンが一人でクラブに入るというのはきつい。
私服の常連ならまだしも、こちらは慣れない初心者だ。
店の前にいる店員と目が合って、思わずそのまま通過してしまった。

●コンビニで時間をつぶし、再度突撃。
また店員と目が合い、向こうはにっこりしてくれたものの、また逃げるように立ち去ってしまう自分。


・・・もうダメポ。_| ̄|○

●結局その日は大人しく退散。
電車の中で再度「もう合コンに行くな」を読む(もちろんカバー付きで)。
著者の座右の銘、「性交なくして成功なし」を胸に刻み、再挑戦を誓った私だった・・・。

はじめに

第1章 心構え編
 「セックスの勝ち組」になる方法
 ナンパが生み出す可能性
 ボトルネックは出会いの絶対量 ほか

第2章 基礎知識編
 ナンパマーケティング概論
 マーケットイン型ナンパで成功率を上げる
 ナンパマーケティング戦略の4P ほか

第3章 実践編1
 最初で最大の難関を乗り越える
 あなたはなぜ声をかけられないか
 勝利の味をしめる ほか

第4章 実践編2
 電話番号を聞いてからのワークフロー
 3時間演じきれば勝ち
 電話をする ほか

第5章 クラブナンパ編
 クラブでは踊るな 
 クラブナンパとストリートナンパの比較
 クラブの基礎知識 ほか

おわりに

影響力の武器[第二版]

●あの、名著の誉れも高い『影響力の武器』に「第二版」が出た。
出た、というか、まだ予約段階なので詳細は不明。
著者のロバート・B・チャルディーニが加筆・修整したのかどうかもわからず。

●ただ、最近、アマゾンの在庫がよくわからない(いきなり3~5週間待ちになったりする)ので、念のために予約。
読後また紹介するつもり。

(参考:「とりあえず『影響力の武器』を」

影響力の武器[第二版]
誠信書房
社会行動研究会(翻訳)
発売日:2007-09-14
おすすめ度:4.5

フラット革命

佐々木俊尚 さんの最新刊(ハードカバー)。
またまた小飼 弾さんの記事(「書評 - フラット革命」) で知り購入。
この記事の中で

本書には佐々木さんの新しい名刺が同封されていたのだが、そこの肩書きにはただ一つ、「ジャーナリスト」と書いてある。

いっそこれも取っ払ってしまったらどうだろう。

とあり、当初は意味がわからなかったが、本書を読んで納得。

「公共性とは?」「ジャーナリストとは?」といった、今まで世間一般的に「認識されていた」ものの、これからの新しい世界に向けて、考えなくては、しかし結論がまだまだ出るよしもない問題が本書では提起されている。
「誰が言ったか」より「何を言ったか」という点を重視する点で、2.ちゃんは優れていると言ったのは、ひろゆき氏本人だったか?
もはや発言者の肩書だけで無思考のまま「Yes」という時代は終わりつつある。

●一点だけ気になったのが、「瑞穂さんの物語」に登場する「瑞穂さん」に対する佐々木氏の距離のとり方。
「瑞穂さん」の行いや考え方は、佐々木氏的に理解しえないのだろうが、多少なりとも同系列の属性の女性に接していれば、もうちょっと違った捉え方ができたのではないか。
私は何人か似たような女性と過去に接しており、佐々木氏ほど違和感は感じなかった。

●また、そもそもが「ネット」と言った場合に、そのまま「PCでのネット」を前提としている以上、さらに来る新しい世代(=携帯世代)のルールとのすり合わせも必要なのかも。
もはや、ユーザーにとっては、発信できないマスメディアよりも、インタラクティブなマイクロメディアの方が大事になってくるような気がする。

フラット革命
講談社
発売日:2007-08-07
おすすめ度:4.0
目次:
第1章 フラット化するマスメディア
 列車事故を撮影した市民への批判
 連載『ネット君臨』 ほか
第2章 よるべなく漂流する人たち
 瑞穂さんの物語
 転落する人生 ほか
第3章 組み替えられる人間関係
 三島由紀夫『鏡子の家』
 インターネットのクオリア ほか
第4章 公共性をだれが保証するのか
 加藤紘一の絶望
 西和彦の嘆き ほか

「モテる」ということ

●いつも拝読している小飼 弾さんのブログで、興味深いエントリを発見。

書評 - 帰ってきたもてない男

残念ながらこの本も、前作も読んではいないが、上記記事のこの部分に深く納得。

前著も本著も実にさまざまな角度からもてないとはいったいどういうことかが書き連ねてあるが、しかし「自分に惚れられることで、相手はどう思うか」だとか「何を渡すと相手がよろこぶか」という視点は全く出てこないのだ。そこまで身勝手なのに、相手にほれられると思う方がおめでたい。

●「身勝手」と言えば、私の先輩(独身男性)で、外見もそんなに悪くないし、学歴もあるのだが、客観的に考えて「自己評価過剰」の人がいる。
ちなみにその方、もうすぐ47になるのだが(汗)。
会うと必然的に「いい人いない?」と問われ、思い当たる女性を挙げるものの、その女性の説明をするといちいち「どこどこが今イチ」などとダメ出しをなさる。
そう言えば、大昔に私が合コンを主催した時も、この方のブータレぶりはひどかった。
その場で言わないだけマシか(笑)。

●何かもう、こういう人は、以前ここで紹介した『ベスト・パートナーになるために』とか、100回くらい読んでほしい(笑)。
モテるには、外見なり、学歴なり、お金なりがあっても、小飼さんの言われるように、それらを惜しげもなく手放す必要があるかと。
そしてそれは、相手に対する「心遣い」でもある。
この本は男女の違いについて述べた本ではあるが、その違いを認識した上で、異性に接すれば、必然的にモテるようになるハズ(当社比20%くらい)。
その先輩に言おうものなら、「まだ相手がいないんで関係ない」とか言われそうだが・・・。

リンク格差社会

江下雅之 さんの、インターネットに関するネットワーク論の一冊。
先日の『噂の拡がり方』 でも書いたように、『新ネットワーク思考』『複雑な世界、単純な法則』『スモールワールド・ネットワーク』 がお好きな方で、特にインターネットについて興味がある方に向いていると思われ。
洋書はまだしも、和書でネットワーク理論に関する本は、「コレ!」というものには未だお目にかかっておらず、本書も新書という形式でなければ、もっと掘り下げられたのかも、と思ってみたり(笑)。

●ネットワーク理論に関しては、「新たな発見」というものは当分お目にかからないのではないか?
もしそうならば、今現在までの結論で、いかに「時代」なり「現象」を切っていくかにかかっているかと。
本書においては、特にmixiの分析が注目に値する。
以前読んだ『ウェブログの心理学』 にも似たテイストがある。

●ちなみに本書の内容にも関係するのだが、mixiにおける「マイミクシィ」と通常のサイト同士の「リンク」を同次元で扱うのはどうなのだろうか?
マイミクはサイトのリンクで言うところの「相互リンク」であり、通常、私たちがポータルサイト等に張る一方的なリンクとは違うのではないだろうか?
ただ、むしろ一般的なネットワーク理論の例で出てくる、空港や友人間のオフラインの結びつきも、「相互リンク」であり、一方向のサイトのリンクの方が特殊なのだろうか?
・・・などと考えながら読んだ自分は、ちょっと消化不良気味(汗)。

リンク格差社会 ~ウェブ新時代の勝ち組と負け組の条件~ (マイコミ新書)
毎日コミュニケーションズ
江下 雅之(著)
発売日:2007-08-10

目次:
第1章 リンクの視点
第2章 ネットワークのダイナミズム
第3章 ネットワークのメカニズム
第4章 混迷するリンク、錯綜するネットワーク
第5章 ネットワークの一つの現実
第6章 リンク格差とリンク戦略

あしたの発想学

●小飼 弾さんの記事(書評 - あしたの発想学 )を拝見して購読。
著者は岡野工業の岡野雅行 さん。
ビジネス書にしては珍しい「べらんめぇ調」(?)でちょっと驚く(笑)。

●小飼さんの記事で、

岡野節をいくら聞いたって、岡野の製品は作れないのだから。

とあるが、まさに本書を読んでも、「1枚板で作った鈴」も「痛くない注射針」も作ることはできない。
岡野さんにあるのは、「職人芸」的技術。
そして、その技術のベースにあるのが、「独自の発想」

●ただ、本書はいわゆる「ノウハウ本」ではないので、本書を読んだからと言って、ストレートに「発想」が身につくわけではない。
似たような系統で、もうちょっとビジネス書的に、発想の素がちりばめられている本が読みたければ、
『職人学』
という本がオススメかと。

●なお、本書の最後に「あしたのための小言118連発」というものがある。
そこから気になったものを一つ。

一、流行は10年、20年の周期で戻ってくるから、知識や技術は絶対に捨てるな。

・・・この辺に、ひょっとしたらヒントがあるのかもしれない(笑)。

あしたの発想学 (かに心書)
リヨン社
岡野 雅行(著)
発売日:2006-08

目次:
発想と応用―なぜ、可能になるのか?
自由気まま―不真面目と莫迦は似て非なるもの
打破―世の中には最初から実績のあるやつなんていない
習慣―つくる発想、できる発想
周期―いま取り組んでいるものが未来をつくる
反骨―手を動かせば解決方法が見えてくる
勘―図面がないとできないのは本当の職人ではない
縁―その名人は無名人
忍耐―転んでもただでは起きない
秘守―人気のラーメン屋がスープの秘密を教えるわけがない〔ほか〕

週間 東洋経済 2007年8月11・18日合併特大号

●久しぶりに『週間 東洋経済』を購入。
お目当ては、コレ。

この経済本がすごい!2007上期決定版
夏に差をつける経済・経営書ベスト100


そして、何がスゴイって、収録されているベスト100の一冊たりとも自分が読んでいないこと(笑)!
「読んでみようかな」と思ったことがあるレベルの本でもたった2冊だけ(汗)。

●自分は「趣味で」ビジネス書を読んでいるが、ここにあがっている本を読まれている方というのは、きっと必要性があって読まれているのではないか、と推測。
もしくは「ビジネスパーソンの常識」としてとか。
少なくとも「趣味」って感じの本ではないような(言い訳)。

●だからといって、この100冊を今から読むかというと、決してそういうことはなく(笑)。
今までも「趣味」、これからも「趣味」で、自分が「面白そう」と思った本だけ読んでいきたい。
と言うわけで、結局、トップの特集の「ニッポンで一番売れるサービス」を中心に拝読致しました(笑)。



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