ダイナミック!!!といわれた仰天旅行 ボストンからナイアガラまで その5 完結☆ | オペラ歌手 濱名さおり Official Blog

ダイナミック!!!といわれた仰天旅行 ボストンからナイアガラまで その5 完結☆

これまでのお話はこちらこれ↓

ダイナミック!!!といわれた仰天旅行
ボストンからナイアガラまで
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「たのも~~~」


バス停からすぐのところに警察があったのは、
幸運の女神が、私達を見捨てていなかった証拠でしょうか。


”We are in trouble.....”


と言って、あたくし、今、私達がどれだけ大変な状況にあるのか、
ってことを、始めから逐一説明しました。


日本の感覚ですと、今、お願いしたい事だけ
聞いたらいい、って思うかもしれません
(現にNだけだったら、そうしてたかもにゃ~)


がー、海外で何かお願いをするときは、


今、私は、こんなで、あんなで、こういった状況にあって
こーーーーーんなに、大変なのです。
だから、助けていただけますか??




って、実際よりも大袈裟であっても、切々と訴えた方が、
なんとかしてくれようと動いてくれる率がぐ~んと
上がるような気がする。


特に、イタリアは!(ほんと?)



やっぱり、こういうところでも、
彼等の文化は考えた事は言う文化、
思っている事は言う文化なんじゃないかな?とね。


なんでも言わなきゃ伝わらないし、わかってもらえない。



主張する事の大切さは、ちょっとは学んだんだかも。



ま~、この方法が功を奏したか否かはわかりませんが
ここのポリスマン、ホントにホントに親切でした。(感謝)



まずは、近所のレンタカー屋全てに問い合わせの電話。
全ての店鋪が閉店とわかると、次は、この時間でも営業中の
レンタカー屋をさがしてくれ、車の有無の確認&予約。
そして、そこに行くまでのタクシーの手配&値段交渉。




結局、この時間で開いているレンタカー屋は
この街から25マイル離れた空港にあるとのこと。



ちょっと回り道はしたけれど、
人の優しさに触れることができて、振り返れば
貴重な体験が出来たように思う。



警察まで迎えのタクシーが来た。



.....




さっきと、同じ運ちゃんだ.....(私たちの予感的中...



「やっぱ、○○だっただろ~」



.....



「ま、空港までお願いします!




そして、約7時間ぶりに安堵したのでした。


ほっ。


めでたしめでたし。



でーーー

空港で私たちを待っていた車。

それは、なっ、なんと



”JAGUAR”
{A331C84D-DC94-446B-AED1-2851C99F5C0E:01}





かみさま~~~。
貴方は、ホント素敵な運命のコンビネーションを下さるのですね。




高速道路で、エンジン止まってしまう車に乗っていた
我々に、”JAGUAR”を与え給うとは!!


Nは、興奮のあまり、なにがなんだか分からない様子。


きっと、今回の出来事は、アメリカ生活を
終えるにあたっての、卒業試験だったんじゃないかな?と。



追試が無い事だけを、切に願ってやまない
あたくしなのでありました。



おわり



P.S.
ジャガーの、乗り心地はサイコーだったよ~。
アメリカの道はガタガタだって思ってたけど、
それは、”いい”車に乗ると
かな~り軽減されるってことが分かりました。
Nは、「やっぱ、いい車はいいんだな~」と
何度も何度もつぶやいてました。(笑)