ダイナミック!!!といわれた仰天旅行 ボストンからナイアガラまで その4
くわえ煙草のニヤニヤ野郎は、
タクシーを呼ぶだけ呼んで、とっとと帰って行ってしまい
.....
ガレージに取り残された私達.....
.....10分経過.....
.....15分経過.....
ほんとにタクシーくるんでつかね??
タクシーこなかったらどうするでつかね??
こんな街のタクシーの電話番号なんてしりませんでつしね...
そんな不安と闘う事20分、
ようやく黄色い物体が見えてきました~
ほ~~~っ
「ナイアガラ行きバスが出ているバス停まで!
ここから8マイルにあるバス停まで!よろしく!」
すると、タクシーの運ちゃん。
「う~~~ん。ナイアガラ行きのバスは
ここから25マイル先の街まで行かないと無いと思うけどな...」
とかなんとか...
そんなこと言われても、私達に判断のしようも無く
「とにかくバス停まで!!」
と伝え、私達は、まな板の上の鯉になる覚悟を決めました。
おまけに、このタクシー。メーターついてましぇ~ん!
ええ~~い!!もう、どうにでしろ~~!!
と半ば悟りの境地とでもいいましょうか、
されるがまま、なすがまま、車にゆられ...
タクシーが停まりました。
ぶ:「ついたんでつかね?」
N :「えっ?まだでしょ」
そんな会話をしていたら、運ちゃん
「降りないの?着いたよ」
って.....
?????
えっ?ここが、ナイアガラ行きのバスが出るバス停でつか??
あの~~~
普通の循環バスのバス停に見えまつけど.....
あの~~~
普通、そういった長距離バスは、
ターミナルのようなところからでるもんじゃないんでつかね.....
すると、運ちゃん。
「ココから、普通のバスに乗って○○って街に行ったら
そこからナイアガラ行きバスに乗れるから」
.....
がっびーーーん
ここから乗れるんじゃないんでつか??
はなしとちがいまつ.....
そして、ひとっこひとり歩いて無い
閑散とした街のバス停に取り残された私達。
こんな街の状態で本当にバスがくるのか?
今までの経緯から、もう、「信じてじっと待つ」ことに
しびれをきらしてたあたくし。
「ホントにバスがくるのか誰かさがして聞いて来て!!」
(自分は決して動かない!!うふふ)
そして、わかったこと。
本日のバスの運行は.....
終了してました~~~パチパチ
って、パチパチじゃね~よっ!!
あ~~~ん
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/ok/okan-hitorigoto/14942.gif)
やっぱり、さっきのタクシーで
○○街までの乗っていけば良かった~~~
で、どうしたか.....
うふふ。
やっぱり、困ったら、警察よね!
ほら、困ったときの警察頼み、って言葉あるじゃない?
(えっ?無かった??)
なんのために私達が汗水流して得たスズメの涙程のお給料のなかから税金払ってるか、ってこういうときのためよね。
って
あたくし、稼ぎも無ければ、アメリカに税金も払って無いんだけど
そんなことで、差別しないわよね?
アメリカさん!!
よっ!太っ腹ッ!!
ということで、警察のドアをたたいたのでした...
つづく.....