ヒマですな。
海は終わりましたが、山に行くにはチト暑い。
根性で山に行ったところで、ワラビ一本生えているわけでもなし、9月は不作なシーズンです(´・ω・`)
それでなんとなく球屋に行ったわけですが、こんな感じで球屋に通って38年。
はてその間に、一体ビリヤードにいくら使ったのだろう、と考えたのです。
うむ。
こわい計算ですな。
まずは球代。
365日×38年=13890日
ここまでの計算は簡単ですが、一日平均何時間撞いたのか、そもそも38年前に球代はいくらだったのか、不明な点が多くて計算不能。
あとは、賭け球の負けですかね(´□`。)
いや、こんなのを計算するのは野暮ってものです。
まあとにかく、けっこう使ったのはまちがいない。
青年実業家としましては、これの回収を考えるのは当然ですが、問題はその方法です。
●カスタムキューを作る
黒檀とかピンクアイボリーとかの高級な材料を仕入れ、ついでに象牙を密輸して豪華絢爛なキューを作る。
インレイはシベリアに落ちた隕石のかけら。
シャフトは夜目にも七色に光る「七星剣」。
これを50000000円で売る
ま、企画はまあまあなんですけど、技術的に無理。
だって私、タップ交換の技術もございません
●DVDを作る
今までにDVDを2本作った経験上申し上げます。
な~んにもする事がなくなって、だ~れも遊んでくれる人がいなくなった頃に、制作費5000円以下でしたら考えます。
●賭け球
勝てん。
こうしてみますと、なかなかむずかしい。
でもあれこれ考えた結果、たったひとつだけイケそうなのがありました。
それは「タップ開発」です
さて「タップ開発」ですが、性能よりも何よりも、第一条件は「安く作る」。
だって今は、キューメーカーがカタログ販売をする時代ですからね。
在庫を抱える=自殺行為
そんな中、この不景気にピッタリの材料を見つけたのです。
これです。
「烏龍茶」じゃありませんよ。
ダンボールです、ダンボール!
これはいいですよ。
なんといっても、原価タダですからね
まずは、ダンボールを適当な大きさに切り、それを重ねます。
今回は流行の最先端「8層」にしました。
いわゆる「積層タップ」です。
ただし、このままではポヨンポヨンで使えませんので、圧縮する必要があります。
そこで登場するのがこれです。
ダンボールタップを挟んで、
グイッ!
1時間くらいこのままにしておきます。
できたっ!
積層ダンボールタップ10t締め
こんな感じになるのですが、ブサイクですな( ̄_ ̄ i)
まるで「タケコプター」です。
あとは横っ腹を削って・・・
できたど~!
どうです?
色合いがタップそのものですぞ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
さっそく性能実験です。
まずは引き球。
相当ひどい撞き方ですが、ちょっとだけ言い訳させてくださいませ。
これねえ・・・
怖くて突っ込めなかったのですよ(´_`。)
根性なくてすまん
次は押し球。
「ビリヤードの華」マッセです。
もう一発。
これは手前の3番を入れる予定でした。
何度もやり直しをすればそのうちに成功したと思うのですが、それをできない事情があったのです。
それは・・・
死亡。(´д`lll)
以上ご覧いただきました通り、「積層ダンボールタップ10t締め」は着眼点はまあまあだったものの、まだまだ改良の余地がありそうです。
現時点では、
●パワーがない
●耐久性がない
水にも火にも弱そうですし、「ひ弱」な印象です。
しかし、私は諦めませんぞ。
なんといっても「材料費タダ」は魅力ですからね。
坊主丸儲け
次回は接着剤をすこし工夫してみようと思います。
というわけで、本日の結論。
ヒマは発明の父である。
あっ、そうそう。
前回の記事で、「タップ交換に水性ボンドを使ったら一日仕事」と書きましたが、北陸「エディ」の加藤PがFaceBookに画像を掲載してくださいましたので、それを載せておきます。
ぜひ参考にしてみてください。
輪ゴムとマッチ棒を使用していますが、この方法を私は初めて知りました。
いろいろあるものです。