コスパの高い従業員 | ムズカシイことぬき!

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ちょっと昨日の話(時間軸とコスパと投資と回収)の流れと言うか、続きです。

会社としては物凄く当たり前の話ですが、「コスパの高い従業員」がたくさんいるとめっちゃ儲かります。少ない費用(人件費)で大きな成果(利益)を出してくれるからです。

めちゃめちゃ簡単な話、

 (1)時給1,000円のアルバイトが、1時間作業をした時の「成果/利益」
 (2)時給1,800円の派遣社員が、1時間作業をした時の「成果/利益」
 (3)時給2,000円の正社員が、1時間作業をした時の「成果/利益」

一般的な企業ならこんな感じになります。(※派遣社員は派遣会社に支払う費用計算、正社員はボーナスや退職積立金などの費用も総合的に含んでの時給計算)

社内で誰が一番コストパフォーマンスが良いのか?と考えると、そりゃもう圧倒的にアルバイトが一番なんですよね。マクドナルドしかり、ディズニーランドしかり、ほぼアルバイトで運営している店舗は圧倒的な収益をもたらしてくれます。まさにアルバイト様様(さまさま)です。

販売する商品の単価が下がったり、競合店との安売り競争なんかに巻き込まれ、それが理由で業績が悪くなって赤字店舗になってしまった時、経営陣がどう対策をするか?

 (A)アルバイト数を減らす

 (B)社員(又は管理職者)を減らす

これ、正解はめっちゃ(B)なんですよね。(A)を選ぶと負のループから抜け出せなくなって、下手すりゃ閉店にまで追い込まれます。

仮に、社員6名アルバイト4名の計10名のお店だったとします。社員は月給計算40万円、バイトは20万円とします。これだと総人件費は320万円。コストダウンで280万円にしたい場合は、下記の用なパターンが考えられます。

$ムズカシイことぬき!-表1

(a)を選ぶと10人→8人になるんですが、これは残る8名の仕事はキツイっすよー。(b)なら人件費を下げつつも同じ10人で、(c)なら人件費を下げつつ人員数を10人→11人にアップさせるマジック。人員数を上げることで競合店と差別化した政策を打てるかも知れません。


うーーーん。


じゃあ、どうやって社員を減らすんですか?が「キー」なんですけどね。