なんだかとっても「良いこと」だと学生時代から教育されてきたことの中で、
■どれだけ時間がかかってもいいから、一生懸命最後まで精一杯やりなさい!
ってのがある。ポイントは「=時間は関係ない」ってところ。これは社会人になってから物凄く困る。なぜなら、社会ではほぼすべてにおいて「=常に時間が関係する!」から。
ことビジネスにおいては、
■最短の時間で最良の成果を導く
が大正解であって、大命題な訳です。
ほとんどの業務においては、
「次にもっと早くするにはどうすればよいか?」
「なぜこの業務にこんなに時間をかけたんだろう?」
「同じ作業時間でどうやったらもっと成果が上がるだろう?」
と考え、知恵を働かせないといけない。それらはすべて「時間軸」との戦いとも言えます。
・要領の悪い人
・職人肌すぎる人
・完ぺき主義者
・全体を理解できない人
・仕事より趣味や作業(プロセス)自体を優先する人
だいたいこんな感じの人達は、ビジネスとしての「コストパフォーマンス(=コスパ)」を考えた時、その収益性はかなり悪いはずです。何事も「最短」でちょうど良いところまでが一番なんですね。プロセス好きな人ほど、最終利益(成果)よりも作業自体のクオリティのことに熱心になりすぎる傾向があります。
<時間軸とコスパと投資と回収>
例えば、
(時間軸)・・・作業に●●時間かかった。
(コスパ)・・・時給●●円のスタッフに指示
(投資)・・・最良結果の売上を見込んで、適正な経費●●円を使おう。
(回収)・・・最終利益は●●円だった。
このバランスが非常に大事です。常に「変だな」「おかしいな」と感じながら修正を加えて行くところです。経営者はここから目を離してはいけないってことと、このバランス感覚を一作業のミニマムな状態で管理できるかどうか、でしょうね。
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ある日本のサッカーチームにブラジル人選手がやってきて、日本の練習方法にすごく驚いたそうです。それは、一番最後に「シュート練習」をしてその日1日の練習を終えるのですが、
・最後に「シュートを10本打てば、練習終わり!」(=ゴールする、しないは関係ない)
ってやり方。ブラジル人選手が母国ブラジルで小さな頃からやってきた練習は、
・最後に「シュートを10本決めれば、練習終わり!」(=ゴール出来ないと終われない!)
常に結果を重視して、いかにしてゴール(結果)するか(そのプロセス)を磨く訳ですよね。つまり、
・仕事=「シュートを打つこと(作業/手段)」ではない。
・仕事=「ゴールを(結果/成果)を決めること」
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うーーーん。
ちょっとオレ、例え話が下手~(笑)