【修習】実務修習、集合修習、二回試験の成績開示 | ボクのべんきょう日記~弁護士実務と司法修習と司法試験の巻~

【修習】実務修習、集合修習、二回試験の成績開示


なんとなく事務所の机の中を整理していたところ、机の中から修習の成績通知表が出てきました。
ちなみに、通知があったのは、平成24年2月17日
修習が終わってから2ヶ月以上経過してからです。

今年の二回試験を受け終わった新65期の方々は、来年2月までは厳密な成績はわからない、ということになります。

以前も個別にアップしていましたが、せっかくなので画像ありで再掲します。
(一度、昔アップしていたのを忘れて、今回が初めてだと思いアップしてしまっただけですが…)
【参考】以前の記事
*分野別修習と聚合修習
*二回試験

分野別修習 & 集合修習


■分野別修習

分野別修習(実務修習)は、優、良、可、不可の4段階評価。
選択型修習のみ、合否判定のみです。
基本的に、起案の成績ではなく、採点されているようです。
裁判官等を目指す方は、この成績の他に、当然起案でも良い成績を取る必要があります。

①民裁: 優 
②刑裁: 優
③検察: 優
④弁護: 良

■集合修習
集合修習(@和光・司法研修所)の成績は、優、良上、良、可、可下、不可の6段階。
こちらについては、ほとんどは各教科2回ずつある起案の成績で決まります。
ボクの起案の成績は下のリンクのとおりですが、Aを二回取るか、AとBの上位を取らなければ「優」を取れないというかなり厳しいもののようです。おそらく、集合修習のAと同様「優」を取れるのは全体の7~8%くらいなのだと思います。
裁判官等志望の方は、なるべくAを目指す、ということになります。

①民裁: 良上
②刑裁: 良上
③検察: 優
④民弁: 良上
⑤刑弁: 優

*ボクの集合修習の起案成績

実務修習&集合修習成績

二回試験


二回試験の成績は、優、良、可、不可の4段階。
ちなみに、1つでも不可を取った段階で二回試験不合格となります。
二回試験については、下記をご覧ください。
*二回試験・目次

ボクとしては、最も悪いと思っていた民裁が「優」で、そこそこ書けたと思った(そして、今最も使っているはずの)民弁が「可」ということに驚きました。
集合修習と異なり、解説やコメントももらえないので、分析できないですね…。

①民裁: 優
②刑裁: 良
③検察: 優
④民弁: 可
⑤刑弁: 優

二回試験成績