華籐えれなさんの狼モノの3作目です。

1作目の「銀狼の婚淫」のルドルフと愛生がガッツリ出てきます。

2作目の「愛される狼王の花嫁」は異世界モノなので
お話として出てくる程度です。
でも、実はこの作品に出てくる仔狼・ペピークが
本作の攻の弟なんです。

記憶力の無い私は、1作目も2作目も
うっすらとしか物語を覚えてないのですが、
問題なく本作を読めました。

単品でも読める仕様になっていますが、
前2作を読まれているとさらに楽しめると思います。


【関連記事】
銀狼の婚淫  愛される狼王の花嫁


死神狼の求婚譚 愛しすぎる新婚の日々
 著者:華籐えれな イラスト:yoco

クロスノベルス BL小説 2017年5月
★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
あなたの夢をなんでも叶えてあげる
東欧でひっそり獣医師として働く十和のもとに現れた採用希望の青年ラディクはIQ200の頭脳と神秘的な美貌の持ち主。
なのにチョコの食べ方やシャワーやキスも知らない謎めいた男だった。
「貴方が好き」と溺愛してくる一途さと優しい愛に癒され、新婚のような日々を送るが、時折見せる淋しげな瞳に不安も。
実は彼は十和への恋のため、狼王子の立場を捨て、死神と契約を交わし人間になった狼だった。
何も知らず彼を愛し始めていたと十和は……!? ◆


以下の感想は読メからコピペしたものです。

攻が可愛かった♪

自分を助けてくれた人に恋をして、
その一途な想いゆえに人間になりたくて
死神と契約してしまった白狼。

中身は狼だから人間界での生活がわからず、
飴玉の食べ方もシャワーの使い方も
キスの仕方も知らなかったり。

俗世に塗れてないので超が付くほど純真無垢。
そんな彼を十和は天使と表現しますが
まさにそんな感じ。

でも、期限までに
十和から真実の愛を得られないと
人間にはなれないという厳しい制約があるので
物語は深刻な状況に。

しかも、「真実の愛」の真の意味が切なくて…。

えれなさんらしく美しくロマンティックなお話でした。


コミコミ小冊子は二人の後日談。
狼王のルドルフから
贅沢品をたんまりとせしめてるラディクに
腹黒王子の片鱗を見ました。
笑えます。


あ、ペーパー読み忘れてました! 
笑ったー!
計算高くてあざといというラディクの本性見たり!
ルドルフの毒舌に笑って納得するほどw 
でも、そんなラディクの芯にあるのは
十和への深い愛情だから可愛いのよね~♪

(読了日2017/7/2)


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