華籐えれなさんの12月クロスノベルズ新刊です。
えれなさんの本は12月に3冊出たんですが
コミコミでまとめ買いしているので届いたのは年末でした。

今年は、というか今年も、というか、
年が明けてもまだ11月に買った本が読了してなかったので
12月分のコミコミ便で届いた本を
読み始めるのが遅くなってしまいました(苦笑)

で、えれなさんの新刊3冊のうち
まずはもふもふから着手しました(*´∇`*)

今度のもふもふは美しい銀狼です。
狼の王さまです。

受けの愛生は
幼い頃、銀狼と暮らした記憶があるんです。
冒頭に幼い愛生と狼の王さまのエピソードが描かれ、
一気に物語に引き込まれました。
もふもふいいなぁ~♪
黒豹も好きだけど、
銀狼も同じくらい好きだわ~((・´∀`・))ンフッ♪
つか、クマも好きだけどね。
あ、狐もね。
たぶん、もふもふは全部好きってことだw

コミコミで購入したので
番外編小冊子が付いてました。

銀狼の婚淫 著者:華籐えれな イラスト:yoco
クロスノベルス BL小説 2014年12月
★★★★涙
銀狼の婚淫 (クロスノベルス)/笠倉出版社
¥961
Amazon.co.jp



◆あらすじ(裏表紙)
私に必要なのは介護ではなく、花嫁だ
銀狼に助けられた事しか幼い頃の記憶を持たない孤児の愛生は、
古城に住む孤独な金持ちを介護するため、ボヘミアの森にやってきた。
老人だと思い込んでいた愛生の前に現れたのは、事故の後遺症で隻眼、片足に不自由が残る美貌の侯爵・ルドルフだった。
城を囲む広大な森で狼を保護している彼なら、あの銀狼を知っているかもと期待に胸を膨らます愛生。
だが淫らな婚姻を結び、子を孕める花嫁以外は城には入れないと言われ――!? ◆


感想は読メからコピペしたものに少々加筆しています。

読んでいると、チェコの街並が
脳内で映像となって流れるような感覚に(行ったことないけど)。
そしてボヘミアの森の情景描写は神秘的で。

そんな素敵な舞台で紡がれる
狼王のもふもふメルヘンに満足♪

二人ともお互いを深く愛していると思えるのに
どうしてダメなのか、
呪いを解くには何が必要なのかと
やきもきしながら読んでたが、
やがて判明する悲しい過去と辛い真実に胸が痛くなった。

そして終盤明らかになるルドルフの
愛生への秘めた心情があまりに切なくて涙が滲んだ。

愛生の飼い犬・タロの愛にもウルウル。

命を懸けた愛の証の獣○も良かった。

それと私の中で高ポイントだったことがいくつか。
それは愛生という名前です。
愛に生きる。
Lieben(愛)とLeben(生)。
この名前に込められた意味とこの漢字を当てた人物の心。

それから、チェコ語の『ミルイ・チェ』。
これにまつわる件がとても切なくて涙が出ました。

ペーパーは小さな愛生と狼の王さまのお話。
この頃のエピが読みたかったので嬉しい!

コミコミ特典も11年前のエピが前半に。
後半は本編後の二人となり
思い出の中の約束が今と繋がっている素敵なお話だった。

幸せそうな二人が微笑ましく読んでる私もホンワカ。
この二人のその後をもっと読みたいな~♪

yocoさんのイラスト、
狼と幼い愛生の口絵が可愛くて温かくて好きだ♪

(読了日2015/1/4)

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