愛する男の未来を変えるため
僕は
生まれた
  (帯より)


華籐えれなさんのもふもふメルヘン
「愛される狼王の花嫁」です。

実は私、花嫁モノは得意ではないのですが、
えれなさんのお話は花嫁を女扱いすることなく
「つがい」として描かれるので、
安心してバッチリ楽しめるのです。

前作「銀狼の婚淫」もお気に入りですもの。
今回の狼王のお話は、
その銀狼と繋がっている部分もあるのですが、
前作を読んでなくても大丈夫な仕立になってますので
未読の方はご安心を。

銀狼既読の方は、なるほどとなると思いますけども(笑)

出版社ペーパーが付いてました。
私はコミコミで購入したので小冊子もゲットしました。
こちらは銀狼とばっちりリンクしてますよ~(*´∇`*)

それから、作中に可愛い仔狼(終盤は成長してますけどねw)が出てきます。
3人(一人と二匹)の日常みたいな番外編が読みたいな~♪
えれなさん、書いてくださらないかしら((・´∀`・))ンフッ♪

【関連記事】
銀狼の婚姻

愛される狼王の花嫁 著者:華籐えれな イラスト:yoco
クロスノベルス BL小説 2016年6月
★★★★
愛される狼王の花嫁 (クロスノベルス)/笠倉出版社
¥961
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◆あらすじ(裏表紙)
私たちは離れられない運命の一対
身寄りのない清掃員・悠羽には大好きな人がいる。
それは伝説の人狼の王・アレシュ。
ひとりぼっちの寂しさも彼の勇敢で美しい物語が慰めてくれる。
そんなある日、火事に遭った悠羽は絶体絶命のところをアレシュに助けられ彼の世界に迷い込んでしまう。
しかもこれから起こることを知る悠羽は、預言者として狼王であり人でもあるアレシュの側にはべることに。
そのうえ彼のつがいとして初めての交尾の相手に選ばれ夜伽を命じられて――!? ◆


以下の感想は読メからコピペしたものです。

タイムスリップメルヘン。

10枚のタペストリーに描かれた
狼王の物語の結末は表も裏も悲しいもので、
どうなってしまうのかと心配しつつ読んだ。

アレシュの物語がタペストリーに描かれた通りに進む中、
ただひたすらに彼の幸せを願う悠羽によって
少しずつ差異が生じ始め、
無事ハピエンに辿り着いてホッとした。

途中には仔狼・ペピークを迎えての
プチ子育てエピがあり、
大きなワンコと小さなワンコにじゃれつかれるという
至福のもふもふも楽しんだ。

ペーパーは、
悠羽のためにお菓子作りに励みすぎるアレシュのネタ。
しょんぼりアレシュが可愛い♪

コミコミ小冊子では、
狼アレシュの背中に悠羽が乗って
ボヘミアの森の中を駆けぬけてます!(私も乗ってみたい!)

そして、神さまの悪戯心で思わぬ奇跡が!

作中にも銀狼のお話とのリンクがチラッと出てたけど、
こちらにはルドルフと愛生が登場してムフムフ♪

素敵なメルヘンでした。

(読了日2016/7/10)

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