椹野道流さんの『メス花シリーズ』第6弾。
今回の舞台もK医大病院で、医療モノらしい題材のお話です。
本職の椹野さんの書く医者の仕事描写や大学病院内部の様子はリアリティがあって引き込まれます。
専門的なことが書かれていたりもしますが、
素人の読者にもわかりやすく描写されてるので難しくはありません。
この本では虫垂炎の様子も描写されてるので、
ナギ、自分が罹った時の事を思い出してしまいました。
幸いナギは入院もせず自宅で薬で散らすことができたのですが、
一晩、激しい痛みに七転八倒してました。
マジ、痛くて痛くてずっと唸り続けてましたよ(´Д` )
当時、子供たちはまだ小学生だったのですが、
それでも母の様子がただ事ではないと気づいたようで、
ずっと傍にいてくれたのを覚えています。
あの時は手術した方が楽だったのかしらと思ってましたが、
この本を読んで、手術した方が大変だとわかりました。
やっぱ早めの受診が大事ですねー！
ついでに、虫垂炎が全快して一週間後に出社したら、
ナギのデスクに一週間分の仕事が山積みだったことも思い出したり。
マジで山になってました((( ；ﾟДﾟ))
一週間分の仕事を必死で片付けてるナギに、
営業は「まだかまだか」とせっついてくるし、社長は「遅い！」と苦い顔してるし。
健康でいることも自己管理項目ですもんねー。
と、今は専業主婦（職探し中）のナギの遠い昔話でした(笑)
【関連レビュ】
☆メス花
右手にメス、左手に花束 君の体温、僕の心音
耳にメロディー、唇にキス 夜空に月、我等にツキ
その手に夢、この胸に光
☆いばきょー
茨木さんと京橋君１ ２
☆まんちー
楢崎先生とまんじ君 楢崎先生とまんじ君２
お医者さんにガーベラ お花屋さんに救急箱
働くおにいさん日誌
∟番外編
僕の主治医 （2011プラチナBOOK01）
頬にそよ風、髪に木洩れ日―右手にメス、左手に花束6―
著者：椹野道流 イラスト：鳴海ゆき
シャレード文庫 ＢＬ小説 2008年5月
★★★★
俺はおまえにベタ惚れなんやて、何度言わす気や
◆あらすじ（裏表紙）
学位を取得した江南は、助手になることが内定し、ますます忙しい日々を送っていた。 中でも腹膜炎で入院中の少年・松川孝志をめぐっては、事件の被害にあった可能性があるとして警察が捜査に乗り出してくる。 江南を労りつつサポートする篤臣は、法医学者として鑑定を依頼され一つの仮説を提示するが…。 以前より感じていた腹痛が悪化し、職場であり、江南の待つK医大附属病院へとうとう緊急入院することに。 そこで待ち受けていたのは、ドS楢崎の内科診察＆元気ハツラツ小田教授の執刀フルコースで――!? メス花シリーズ第6弾!! 全編書き下ろし☆ ◆
二人とも本当に良いパートナーになってきたなぁ(*´∀｀)
担当患者に関する心労で苛立った江南が
またしても酷い言葉をぶつけた時の篤臣の対応に感心しました。
負けん気の強い篤臣が言い返しそうになるのをグッと堪え、
江南の気持ちを理解し冷静に対応している。
そんな篤臣の心情に江南もすぐに気づいて…。
二人の成長をすごく感じます。
支え合う姿に安心しました。
相手によって自分がどう変化しているのかも把握していて、
それがさらに人としての成長をさせているんだなとわかります。
そして、シリアス展開のお話の中に篤臣の入院が盛り込まれ、
楢崎先生と小田教授という食わせ者二人が絡む
コミカル部分もあって満足の読了でした。
書き下ろし1本のこの巻、
ラスト付近で篤臣が自分たちを割れ鍋に綴じ蓋だと認めてるのには吹いた∵ゞ(´ε｀●) ﾌﾞﾊｯ!!
この巻からまた絵師さんがかわってます。
鳴海さんの描く江南、好きだなぁ。
篤臣からのお弁当に添えられた手紙を読んでる江南がイイ！
嬉しそうな顔してて可愛いッたら（o´ω｀o）ぅふふ
カバー折り返しの椹野さんのコメント。
シリーズタイトル『右手にメス、左手に花束』は、
最初は逆だったんだとか。
そういえばナギ、1巻を読んだ時に、
江南は左利きだとあるのに、なんで右手にメスなんだろ？と思いました。
手違いで入れ替わってしまったらしいのですが、
本来は江南が左利きなことを忘れないためのタイトルだったそうです(笑)
≪椹野道流作品INDEXへ
今回の舞台もK医大病院で、医療モノらしい題材のお話です。
本職の椹野さんの書く医者の仕事描写や大学病院内部の様子はリアリティがあって引き込まれます。
専門的なことが書かれていたりもしますが、
素人の読者にもわかりやすく描写されてるので難しくはありません。
この本では虫垂炎の様子も描写されてるので、
ナギ、自分が罹った時の事を思い出してしまいました。
幸いナギは入院もせず自宅で薬で散らすことができたのですが、
一晩、激しい痛みに七転八倒してました。
マジ、痛くて痛くてずっと唸り続けてましたよ(´Д` )
当時、子供たちはまだ小学生だったのですが、
それでも母の様子がただ事ではないと気づいたようで、
ずっと傍にいてくれたのを覚えています。
あの時は手術した方が楽だったのかしらと思ってましたが、
この本を読んで、手術した方が大変だとわかりました。
やっぱ早めの受診が大事ですねー！
ついでに、虫垂炎が全快して一週間後に出社したら、
ナギのデスクに一週間分の仕事が山積みだったことも思い出したり。
マジで山になってました((( ；ﾟДﾟ))
一週間分の仕事を必死で片付けてるナギに、
営業は「まだかまだか」とせっついてくるし、社長は「遅い！」と苦い顔してるし。
健康でいることも自己管理項目ですもんねー。
と、今は専業主婦（職探し中）のナギの遠い昔話でした(笑)
【関連レビュ】
☆メス花
右手にメス、左手に花束 君の体温、僕の心音
耳にメロディー、唇にキス 夜空に月、我等にツキ
その手に夢、この胸に光
☆いばきょー
茨木さんと京橋君１ ２
☆まんちー
楢崎先生とまんじ君 楢崎先生とまんじ君２
お医者さんにガーベラ お花屋さんに救急箱
働くおにいさん日誌
∟番外編
僕の主治医 （2011プラチナBOOK01）
頬にそよ風、髪に木洩れ日―右手にメス、左手に花束6―
著者：椹野道流 イラスト：鳴海ゆき
シャレード文庫 ＢＬ小説 2008年5月
★★★★
- 頬にそよ風、髪に木洩れ日―右手にメス、左手に花束6―(二見シャレード文庫)/椹野 道流
- ￥580
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俺はおまえにベタ惚れなんやて、何度言わす気や
◆あらすじ（裏表紙）
学位を取得した江南は、助手になることが内定し、ますます忙しい日々を送っていた。 中でも腹膜炎で入院中の少年・松川孝志をめぐっては、事件の被害にあった可能性があるとして警察が捜査に乗り出してくる。 江南を労りつつサポートする篤臣は、法医学者として鑑定を依頼され一つの仮説を提示するが…。 以前より感じていた腹痛が悪化し、職場であり、江南の待つK医大附属病院へとうとう緊急入院することに。 そこで待ち受けていたのは、ドS楢崎の内科診察＆元気ハツラツ小田教授の執刀フルコースで――!? メス花シリーズ第6弾!! 全編書き下ろし☆ ◆
二人とも本当に良いパートナーになってきたなぁ(*´∀｀)
担当患者に関する心労で苛立った江南が
またしても酷い言葉をぶつけた時の篤臣の対応に感心しました。
負けん気の強い篤臣が言い返しそうになるのをグッと堪え、
江南の気持ちを理解し冷静に対応している。
そんな篤臣の心情に江南もすぐに気づいて…。
二人の成長をすごく感じます。
支え合う姿に安心しました。
相手によって自分がどう変化しているのかも把握していて、
それがさらに人としての成長をさせているんだなとわかります。
そして、シリアス展開のお話の中に篤臣の入院が盛り込まれ、
楢崎先生と小田教授という食わせ者二人が絡む
コミカル部分もあって満足の読了でした。
書き下ろし1本のこの巻、
ラスト付近で篤臣が自分たちを割れ鍋に綴じ蓋だと認めてるのには吹いた∵ゞ(´ε｀●) ﾌﾞﾊｯ!!
この巻からまた絵師さんがかわってます。
鳴海さんの描く江南、好きだなぁ。
篤臣からのお弁当に添えられた手紙を読んでる江南がイイ！
嬉しそうな顔してて可愛いッたら（o´ω｀o）ぅふふ
カバー折り返しの椹野さんのコメント。
シリーズタイトル『右手にメス、左手に花束』は、
最初は逆だったんだとか。
そういえばナギ、1巻を読んだ時に、
江南は左利きだとあるのに、なんで右手にメスなんだろ？と思いました。
手違いで入れ替わってしまったらしいのですが、
本来は江南が左利きなことを忘れないためのタイトルだったそうです(笑)
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