シャレードコミックス全サ小冊子『ナツモエ』の
ピンクの方のレビュです。
依田沙江美さんの『真夜中を駆けぬける』シリーズ
番外編が2編収録されてます。
どっちも楽しかったですー!(●^o^●)
本編のレビュはコチラ
↓
真夜中を駆けぬける
千の花 真夜中を駆けぬける2
美しく燃える森 真夜中を駆けぬける3
真夜中を駆けぬける[番外編] 著者:依田沙江美
二見書房 全サ小冊子 2011年1月
非売品
『年寄りと俺』
芸術家の勇気は、古美術も大好きなので
浮世離れした数寄者の金持ち爺さんたちに誘われると
のこのこついていってしまいますwww
このお話でも爺さんたちに混じって
骨董品を楽しんだり、美味しい料理を食べさせてもらったり…。
で、家に帰るとグッタリwww
どうやら年寄りのパワーに当てられたようで。
加齢臭は瘴気だと言い出し、
若いエキスが欲しいとほざく始末(*≧m≦*)ププッ
でも、それを聞かされてる昇もまた勇気より年上なんですよね。
そりゃムッとするだろうよ(⌒▽⌒)アハハ!
『若者と俺』
若い弟子が欲しいと言ってた勇気ですが、
昇の方は若者に懐かれてますwww
役者の卵・夏木は
なんやかんやと昇を頼ってくるようで、
昇は辛らつな口をききながらも
彼にご飯を奢ってやったり。
なんでそんなことをするのかは
作中でわかるんですが、
いやー昇には、Sな一面もあるんですよ~。
勇気との関係についても描かれてますが、
このカプのアンバランスさも魅力だと思います。
勇気は無意識ですが、
アーティスト特有のデリケートさを持つので、
昇には、時としてそれが威圧感に繋がる。
おまけに勇気はデカいので、
小柄な昇は、彼に立ちはだかられると怖さを感じてしまう。
でも、それを本人には気付かせないように、
自分を優位に見せるという駆け引きを
楽しんでもいるようなので大丈夫です。
やっぱこのカプ好きですよ~!
自由奔放な勇気が那義はお気に入り。
昇に言わせると、勇気は図体のでかい猛獣なんですが、
昇自身は日常の生活能力がゼロなので、
食事や洗濯などの面倒を見てるのは
勇気だという現実がありますwww
猛獣でありながら、オカンでもある勇気。でも年下♪
いいですねー(o^-^o) ウフッ
この二人の日常で起こる様々なことを
もっともっと読みたいなぁって思います。
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