依田沙江美さんの「真夜中を駆けぬける」の2巻です。
恋愛がメインになってます。
なかなか読み応えのあるお話になっていて楽しめました。
前巻のレビュはコチラ
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真夜中を駆けぬける
千の花 真夜中を駆けぬける2 著者:依田沙江美
シャレードコミックス BLコミック 2003年1月
★★★★
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――いっしょになろうか
おまえは明日にも
心変わりするかもしれないけど
そのときはそうなってから
おまえを殺すか自分が死ぬか
考えることにしたんだ
(カバー折り返し)
◆あらすじ(裏表紙)
画家の勇気と編集者の昇の恋人関係は継続中。勇気に見合い話が舞い込んできたり、昇にお気に入りの新人作家が現れたりと一方では相変わらずの喧々囂々ぶりだが、人の生き死にや出会いを経験することで、常に引き際を考えていた昇に心境の変化が生まれる。「70になったら籍でも入れようか」誤解と偶然がもたらした結婚式で、共白髪まで添い遂げることをついに誓い合った勇気と昇。運命でも約束でもなかった長い恋が結実する――。 シリーズ第2弾、描き下ろしつき。 ◆
あらすじで全部書かれてしまっているので、
レビュとして書くことはあまりないかも。
日々を過ごす中、起きる様々な出来事によって
いろいろなことに気づき、
それによって自分の現状を省みたり、
深く考えてみたり…。
そういった何気ないエピソードの中に
登場人物の感情や思考が描写され、
それらがモノローグでまとめられ読み手に伝わってきます。
特に昇の心情変化が大きく、
それが二人の関係を動かしていきます。
勇気の描いた昇の寝顔の絵や、
杉田満の絵にまつわるエピソードがすごくよかった。
結婚式のエピもすごく好き!感動でした!
あ、そうそう!
勇気が髪を切りますが、
那義は長い方が好きだった。。。www
以下、読メコメントからのコピペです。
勇気も昇も相手を想う気持ちは深く強くなっていくのに、
素直に手を伸ばすことが出来ず
一歩引いてしまうことで生まれる距離感が
さらに不安を呼び…といった感じで
それぞれが空回りしてしまっているのがもどかしい。
でも、いろんなエピソードが積み重なることによって
それぞれの心情が伝わってくるので、
終盤のチャペルでの二人に対する感動がより大きくなりました。
魂の部分で惹かれあう相手というのはかけがえのないもの。
大切にして欲しいなと思います。
「絵」というアイテムが素敵に使われているところも好きです。
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