ラブデリのＢＬゲーム
『紅色天井艶妖綺譚』小説集『朧月』に
収録されているSSの朗読CDです。
上河創さんとルネッサンス山田さんが
語られています。
どちらも、弧白にまつわる話です。
ＢＬＣＤではなく、朗読CDの世界、
素敵でした。
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紅色天井艶妖綺譚 音御伽噺 雛の恋
HolicWorks 朗読CD 2010年1月8日
★★★★★
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藍丸が惚れてくれたらはなしてあげようか
◆メインキャスト◆
藍丸：上河創 弧白：ルネッサンス山田
◆あらすじ◆ （CDジャケット、ラブデリ通販・商品説明）
★第一話 雛の恋
藍丸と弧白はある日、裕福な商家からおかしな依頼を請ける。それは「跡取り息子に嫁を探して欲しい」というもの。弧白は粗末な女雛を取り出しこれに願え、という。だが「相手の女に惚れてはいけないよ」と忠告をする……。
★第二話 戀々の夜、幾万
――いずれ私は、宿願果たせず死ぬかもしれない。
血塗れの弧白が伏見で身体を休めていると旧知の女狐・玉藻が声を掛けてくる。まだ藍丸の為に旅をしていると告げた弧白を哀れに思い、玉藻は己が身を藍丸に変え……。
◆ジャケット◆
小山宗祐描き下ろし
◆シナリオ◆
中条ローザ
ゲーム本編で使われているBGMが流れます。
効果音もありなので、
小説の世界がより深く伝わってきます。
文章の朗読部分は
『雛の恋』は、
上河創さんとルネッサンス山田さんが
交互に読まれています。
セリフはそれぞれが。
『戀々の夜、幾万』は
文章部分は全てルネッサンス山田さん。
藍丸も出てくるのですが、
これは、玉藻が化けた藍丸なのです。
その藍丸のセリフは
もちろん上河さんですが、
本物の藍丸より
ちょっと甘い声音な気がするのは私だけ？ｗｗｗ
玉藻が化けた藍丸と弧白の絡みのシーンもありますが
BGMにゲーム同様『金枝玉葉』が流れてました。
実は那義、『戀々～』の方がお気に入り。
小説でも弧白が切なかったのですが、
CDだと、弧白の語りになってるので
さらに切なさが増していて、
聴いてたら、じわじわきてしまい、
最後は泣いておりました。
聴き終えた後も涙が止まらなくて。
今はまだ、藍丸の元へは行けない。
でも、それまでに自分の命がもつのだろうかという
不安も抱えてる弧白なんです。
敵はどんどん強くなり、
命の危機に何度も陥ったという、
辛く苦しい闘いを繰り広げながら
それでも藍丸への想いは枯れることなく、
戀々とした夜を重ねる弧白。
そんな何百年を経て、
藍丸の元へと帰ってきた弧白ベストエンドが
心の中に浮かんで、さらに涙がこぼれちゃったんです。
最近は、紅天の小説集を
読んだりしてるので、
その影響もかなりあるのかも。
弧白について書かれてるものが多いので。
そして。
ルネッサンス山田さんのしっとりとした朗読が
心に染み渡りました。
これは何度でも聴きたいかも。
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