同棲愛の4巻です。

薫の隠された心が明らかになって驚きました。

この巻は薫とまほりんのお話がメインになってます。
椿も光太郎×千里も出てきます。


これまでのレビュはコチラ

同棲愛1    


同棲愛4 著者:水城せとな
リブレ出版SUPER BBC BLコミック 2010年5月
★★★★
同棲愛 4 (スーパービーボーイコミックス)/水城 せとな
¥750
Amazon.co.jp

足元ばっかり見ていたらせっかくの出会いを逃しちゃう――。
◆あらすじ
バイト先で出会った馬堀貴文と江端薫。 自分の中の凶悪な『何か』を揺さぶるように接してくる馬堀に、彼を避けていた薫だった。 でも、自分は16歳だったあの夏の日から立ち止まったまま――このままでは動けないことに気付いた薫は、この5年間の椿に対するわだかまりに目をつぶり、馬堀に向き合おうとする。 自分と椿。 あの夏の日。 何もなかった、何もなかったんだと自分に言い聞かせながら…。 家族に認められ互いに満ち足りた毎日を送る光太郎と千里、一方で自分の本当の気持ちを揺らしたまま馬堀に惹かれる薫。彼らの自分探しの旅は……。切ない恋人たちの新装版第4巻! ◆



バイト先で薫は馬堀と出会います!
なんという因果なのでしょう。
しかも馬堀は人目で薫を気に入って
急接近していきます。

その馬堀がきっかけとなり
薫があの夏の日の椿との出来事を
いまだ引きずっていることがわかります。
しかもその時の薫の行動の真相がわかり驚きました!

あの日の薫の言動がきっかけとなって

椿が自虐的に苦しんだことを思うと
いたたまれない気持ちになりましたよ~。

自分の中に潜む凶悪な感情。
自分は変わらなければ。変わりたい。
変えて欲しい。
それを薫は馬堀に求めます。

薫が馬堀に惹かれているのは事実のようですが
それが本心からの恋心かといえば
私は疑問を感じます。

薫の脳裏に浮かぶのは椿なのです。
彼のことが、彼に自分がしたことが
トラウマになっていることもまた事実。

でも、自分を壊すために
馬堀を利用しようとしているように見える…。

馬堀は薫を気に入っています。
「好きだ」とも言っています。
でも自分から手は出さない。

自分と薫との関係を、
薫が全て馬堀に任せようとしているのを見抜き、
薫自身が自分の感情を把握し、行動するまで
馬堀自身から動くことはしないと。

それは正しいんだと思います。
薫にとっても、馬堀にとっても…。

でも、私、読んでて馬堀の気持ちもイマイチよめなくて。

彼の傍にいるハル。
彼女は馬堀の一番の理解者なのではないかと思います。
そして馬堀のことを想っているのではなかしら?

一方、光太郎と千里。
千里は母に打ち明けてしまったようで、
この二人は順風満帆に見えます。
…が…。
この二人にもまだまだ何かあるらしいwww

そして椿。
彼は退屈していて、少し寂しそう。
でも精神的には落ち着いているようです。今のところ…。
彼がまた苦しまなければいいなぁと願うけれど…。

4巻終わりに薫と椿になにやら不穏な空気が…。
続きがすごくきになるんですけどっ!
早く読みたい!


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