水任楓子さんの原作『コルセーア』の
コミカライズ作品。

原作シリーズが大好きで!
アヤースとカナーレが大好きで!
だから二人がいっぱい見れるから
コミックも大好き~!

ストーリーは原作に忠実に進みますが
やっぱり心情描写の深い部分は

原作にはかないませんけども。


これまでのレビュはコチラ

コルセーア1,2

原作のレビュはコチラ

コルセーアシリーズ
統べる者たち コルセーア外伝
コルセーア、イラストと感想


コルセーア3 著者:御園えりい 原作:水任楓子
リンクスコレクション BLコミック 2009年9月
★★★★

コルセーア 3 (バーズコミックス リンクスコレクション)/御園 えりい
¥672
Amazon.co.jp

◆あらすじ
モレア海を制する海賊・プレヴェーサの統領であるレティの双子の姉・アウラがコルラダン総督・ユーグによって誘拐された。 ユーグの実の弟である参謀・カナーレは、アウラを取り戻すべく単身コルラダンへ向かうが、カナーレを憎むユーグにより囚われてしまい、処刑を宣告され…!? ◆



カナーレがもう美しくて…
うっとり~でございましたよ!
アヤースに抱かれてる時も
それはそれは綺麗でね!

アヤースがまたカッコいいんですよ~!
俺様キャラが俺様のまま
カナーレを抱くんですけどね、
その内面にはカナーレへの愛がいっぱいなんで。

その表現が不器用だから
カナーレには伝わっていない割合が大きいけどwww

この巻は、カナーレと兄・ユーグの
根深い確執の終焉の巻でもあります。

兄からの一方的な憎悪によって
小さな頃から命の危険に
さらされてきたカナーレの過去が明らかになります。

子カナーレがまた綺麗なんです。
そしてそのいたいけさが不憫で哀れで…。

小さな頃から、いえ、生まれたときから
虐げられ翻弄され、生き方までもが捻じ曲げられてしまった。
カナーレにはなんの咎もないのに、
生まれ落ちた直後から憎悪の対象に…。

兄・ユーグ。
実は私は彼のこともそれほど嫌いじゃないんです。
カナーレに対しては冷酷無比なド鬼畜野郎ですが
彼は彼で苦しんでいましたし。
カナーレへの憎しみによって壊れてしまったんでしょう。
でも彼がカナーレにしたことは絶対に許せませんが。

原作では、ユーグの心の奥底に
本人も気づいていない感情があったと
読み取れたのですが、
コミックではそれが表現しきれていない感じでした。


カナーレをアヤースが迎えに来たシーン以降は
アヤースとカナーレの愛の語らいがラストまで美しかった。

「おまえは俺のために生まれてきたのだと思え
俺に愛されるためにだ」
というアヤースのセリフがイイ!

その後にも素敵なアヤースの愛の言葉がありますが
これはコミックでどうぞw


カバー下の水任楓子さんの書き下ろし
ハロルドくん日記が毎回楽しみでした。

本編で起きてることの舞台裏を
ハロルドが日記に書いてるんですよ。
アヤカナの愛の営みも聞いてたりしてます。

『自分で脱いでみろ』というアヤースのセリフに

これ以上は聴いちゃだめ!と甲板に逃げ出したりwww


コルセーアのコミカライズもこれが最終巻。

原作はこの後もいっぱいお話があるんですが
漫画はこれで最後なんでしょうか。



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