コルセーアシリーズ 著者:水壬楓子 イラスト:御園えりい 幻冬舎コミックス

コルセーア〈上〉 (リンクスロマンス)/水壬 楓子
¥898
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いわゆる海賊ファンタジーですな。時代は中世です。

ドラマCDの声優の一人、岸尾大輔氏いわく『海洋ファンタジー』

この発言にすかさず帝王から

『海洋調査じゃないんだから』とつっこまれておりましたがw


とにかく面白いっス!

海賊モノだしファンタジーだし、

ストーリー展開もテンポよく謎ありアクションあり頭脳戦ありで惹き込まれます。


萌えシーンも盛りだくさん!

国交や宗教の問題も孕みながら物語りは進みます。


表紙絵の二人がメインキャラなのですが

彼らが属する海賊団は近隣各国が欲しがるような大きく強力な海賊団なのです。


攻めの名はアヤース・マリク

海賊団『プレヴェーサ』の艦隊指令官。24歳。

『悪魔殺し』の名をもつ屈強な海賊です。

伝説の海賊とも呼ばれ恐れられてます。

若干24歳にして「伝説」ってありなの?

・・・とは声優さんたちのツッコミですがwww

以外にヤキモチ焼きだったりするのも萌え♡

この人が暴走するとバカップルの様相を呈してくるのも素敵なのであります♡


受けの名はカナーレ・デラクア

先代統領が認めた状況分析能力と戦略の才に長けた作戦参謀。

両目が見えないため、前線に出ることがないのでお肌は真っ白でございます。

このカナーレはてんこ盛りの不幸を背負って生まれてきたような悲劇の人であるのです。


家族から追われて拾われた先が暗殺集団。

そこで刺客の腕と男を教え込まれ辛い過去におびえているのです。

それを救ってくれたのがアヤースで、この二人の愛を中心にいろんな事件が起こっていきます。


カナーレは華奢に見えますが、実はものっそ強いです。

彼を殺そうと思ったらアヤースですらかなり手こずるほどです。


もうファンタジーなのでこれでもかというほどいろんなことが起こります♪

シリーズになってますが、各物語ごとに話は完結してます。


女性キャラも出てきて男女の恋心みたいのも書かれているので

とても自然な感じでこれまた好感が持てます。


発刊されてるのは

コルセーア 上下

コルセーア ~風の暗殺者~

コルセーア ~記憶の鼓動~

コルセーア ~月を抱く海~1、2、3、4、5


『統べる者たち コルセーア外伝』が出てますが

それはまた別の記事で書きます。



小説以外に、コミックとドラマCDも出てます。

物語を読んでるとアヤースの声は帝王がピッタリだ!と思ってて

もう頭の中でセリフが帝王の声で聴こえてくるくらいなんですよ。

で、調べてみたらやっぱり帝王でした!

カナーレ:鈴木千尋、アヤース:森川智之、ユーグ:鳥海浩輔

レティ:岸雄大輔、アウラ:堀江由衣、ジル:遊佐浩二

セサーム:三木眞一郎、シロッコ:吉野裕行、ナフェル:中村悠一

スライアン:安元洋貴

豪華声優陣ですね~




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