美容師・美容室の求人問題と経営判断の今後とは | 美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助

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こんにちは網野参吉です。


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今回のテーマは求人問題とそれに伴う経営判断のお話。


求人問題は美容室3大問題の一つに位置づけされてもおかしくはない問題ですね。


困っているサロンが多いので相談も多いです。


昔から求人問題というのはありましたが10年前と比べると大きさが違います。


原因は完全にわかっていてサロン数の増加と新卒美容師の減少です。


じゃぁ美容師の数も減っているのか?


一応、どこを計算したのかわかりませんが資料では15年前と比べて10万人も増えていて今も増え続けています。。。


保健所への登録数ならまったく当てにならないってことは皆さんもご存知ですよね。


まぁ、一つ言えるのは現実的に人が足りていないというサロンが多いということです。


特にどう考えてもアシスタントの数が足りていない、欲しい、と思うサロンが多いです。


これは新卒美容師数の減少に伴うアシスタント数の減少とサロン数の増加という理論で合致します。


これから第2美容師ブームでも到来しない限りは新卒美容師数の増加はありえません。


若い人の人口数減少を考えればもっと加速する恐れもあります。


少子化問題は他人事ではなく美容室業界としても大問題なんですよね。


10年前は3万人近くいた新卒美容師も現在は1万8千人程度。


約40%も減少しているのです。


このような業界に問題が起こらないわけがないんですよね。


ここ30年、美容室業界もフラットにきていればここまでの問題にはならなかったでしょうが。


15年ほど前に起こった美容師ブームにより完全に今現在歪が出ています。


3万人っていうのが業界にとって少し異常な数値だったんだと思います。


それが数年間続き蓄積した年代が独立していけばサロン数が増えて当然ですし。


それでも3万人が続けば求人問題にはならなかったでしょうが(他の問題はかなり大きくなりますが)そんな事もなく今の現状です。


普通に考えれば数字上、予測の出来る問題です。




では今後も予測は可能です。ブームが起こらないことを前提に。


新卒美容師が減少しているので当然アシスタント数も減ります。


ネット上に美容師総数や美容室総数のグラフは見かけるのですが年代別美容師数を見かけません。


(グラフを持ってる人は是非ください)


保健所のデーターがあったとしたら当てにはなりませんが。


昔が上で今が下という形の表現をするならばおそらく


逆五角形


ですよね。


しかも先細りの。。。


それが続いていくのですから当然予測が出来てきます。


仮に平均的なアシスタント年数を4年間として21歳~25歳がアシスタントだとします。


そしてそれ以上がスタイリスト。


以前まではスタイリスト:アシスタントのバランスが1:1や2:1だったとしてもこれからは確実に3:1や4:1になってきます。


すでになっているかもしれません。


ですがもっと激しくなり5:1、果ては10:1となっていきます。


当てになる数字かどうかは別として一応出ている数字で見ても新卒数が1万8000人で美容師総数が49万人ですよ。


4年間アシスタントで7万2000人(一人も辞めていなければ 笑)


で計算してもアシスタント数は総数に対して約15%。


更に卒業してもサロンに入らない人、4年間で辞める人は増加傾向。


それを考えたらもうすでに10:1ですかね。


スタイリストのみのサロンもあるのでアシスタントを雇用して育てるというスタンスのサロンでみればまだ10:1というわけではないでしょうが。


そこで1:1や2:1のバランスで経営をしていこうとするとそれは求人問題が大きくなります。


別にそのバランスを否定しているのではありません。


むしろ雇って育てるということは業界にとっても素晴らしい事です。


ただ問題がどんどん大きくなってしまうということ。


でもそのバランスが通常となっているサロンが今の業界の現状と照らし合わせたときに比率が大きくなってしまっていると感じます。


だからアシスタント求人問題を抱えているサロンが多いのです。


スタイリスト求人問題はサロン数の増加と低価格サロン・業務委託サロンの増加により全体的に足りなくなってきているということ。


ではいつかこの業界のこの問題は解決するのか?


しないです。


しないどころか悪化していくでしょうね。。。


では対応策はあるのか?


ほとんどないでしょうね。。。


「じゃぁなんでお前はこの話をしてんのか?」


それは求人問題の解決方法や対応策という考えを一度捨てて冷静に皆さんに考えてもらいたいんです。




「こいつ何言ってんの?」という声が聞こえてきます(笑)




こいつ網野は冷静に考えているだけです。


冷静に考えてこんな大きな問題を誰がすぐに解決方法や対策方法を作れますか?


世の中の流れや業界全体で何十年もかけて作り出した問題ですよ。


一時的にだとか限られた数のサロンが解決しても業界としては何の解決にもなりません。


かと言って全体的に解決することは見込めない状況です。


しかし


しかしですよ。


根本的な経営方針の転化によっては


改善


は出来るのだと思います。


1:1や2:1のバランスで経営をして求職者を取り合うという現実。


1:1や2:1が時代にそぐわないと言っているのではありません。


時代の割に多すぎるのです。


多すぎる所で求人の勝負をしていても消耗戦となるだけです。。。


そしてさらなる経営問題に発展してしまいます。


根本的なお話で1:1や2:1の方が美容室経営って儲かるのですか?


儲かる法則は1:1や2:1なのですか?


スタッフが一番潤うバランスは1:1や2:1なのですか?



固定観念でやっていませんか?


それだけが経営の選択肢ですか?



私は時代や流れを汲み取っていろんな経営選択をした方がいいと思うのです。


だって誰かに強制されているわけでもなく経営は


自由


なんですから。



今日、私が言っていることでこの問題は解決するとは一切思っていません。


だけど


求人問題で経営的に困っているのであれば


少し落ち着いて


冷静に考えて


改善という方向に向かうというのもありではないでしょうか?




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