久々の記事はこんな素敵な自転車のこと。 | 自転車で糖尿病を克服した!

久々の記事はこんな素敵な自転車のこと。


Surly Big Dummy

前回の記事からあまりに久しぶりとなってしまった今日の記事はちょっとショートバージョンで。

まずここに登場したのは、多くの人にとっては馴染みのないであろう珍しいバイク。

そう、勘のいいあなたなら、“あ、サイクルモードに行ってきたのだな…”とすぐバレてしまうような状況設定だが、何を隠そう………あなたは完全に正しい!

この写真はそのときに試乗したうちの一台。実は一番印象に残ったヤツはコレだった!!!

その名は「サーリー・ビッグダミー」(Surly Big Dummy)。

クランクから後ろが異様に伸ばされた不思議な“荷物運搬専用”自転車。

(このアイディア自体は、実はXtraCycleというメーカーがすでに実用化していたもの。自転車を後ろに伸ばすキットを販売しているメーカーだ!つまり普通のマウンテンバイクをこのタイプに変身させてしまうことができフレーム延長キットが存在するのだ。このビッグダミー自体はそのアイディアをもとにサーリーとXtraCycleが共同開発したもの。)

この珍しい自転車、言ってみれば自転車版ステーションワゴン、あるいは自転車版ミニバンということになる。

コレ、重量的にはどうだろう、持ってみた感じでは、ママチャリより重い感じ。おそらく20kgは超えているだろうと思われる。とてもじゃないが、峠に走りに行こうとは思えない自転車だったが、あらあら不思議、実際に走り出してみると非常に軽くしかもスムーズに走る!(もちろんロードバイクとは全然別次元だけれど…)

他の試乗車に乗る来訪者たちが眉間に皺を寄せてビュンビュン走る狭い試乗コースの中ではあったが、このビッグダミーに乗る私だけはみんなとは完全別モード。1340ccの大排気量Vツインエンジンを搭載するハーレーダビッドソン、いや、大型トレーラー付きアメリカン・コンボイ・トラックでのんびり大陸横断をするような優雅さで試乗を楽しんだというわけだ。

だからといってそんなにノロノロと走っていたわけではない。気分は“ゆったり”だけどスピードを出そうと思えば結構出る感じ。少なくとも街を走る普通のママチャリより速く走ることは雑作もないことだろう。

前後ディスクブレーキはやさしいタッチでしかも制動力は強力。幅広いハンドルはすり抜けには邪魔だろうが、“自分だけの世界にどっぷり浸かって”走るには決して悪くない。シマノのフラットバー用シフターは当然のように確実性が高く操作性も良い。ロードバイクに比べれば圧倒的に上体が起きたポジションもこの速度域では充分快適だ。

そして極めつけはその圧倒的荷物運搬能力! 自転車としては異例に高いその荷物収容力は、2シーターオープンスポーツカーに匹敵するか…と思えるほど。これなら1週間分の食材の買いだめに近所のスーパーに行ったって、帰りに持って帰れず困ることはない!

う~ん、コレなかなか良いじゃん!

ちょっと意表を突かれた感じだったが、予想外の高得点自転車だった。

あ、また欲しいものが増えてしまった!自転車何台でも欲しい症候群はさらに加速するのか!!!

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多摩川サイクリングロードでのちょっといい話は近々に!
次回はサイクルモードの続きだろうか…?

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