さとうもとき巨大化計画「ライブログ」 -3ページ目

36°5&村上通presents『あおい よるvol.1』 3月14日 幡ヶ谷36°5

今回は、さとうもときと何度も共演している村上通さんと幡ヶ谷36°5の共同イベント「あおいよる」。記念すべきVol.1だ。奇数月の第3土曜日(今回のみ第2土曜日でした)に行っていくそうだ。
あおいよる」の意味は、村上さん本人の好きな色が青、というのもあるそうですが、一番遠くまで見える色が青、だから海や空は青く見える、とのこと。だから、色々な色を通過して青に到達する、そんなイメージで、色とりどりの音楽が集まったイベントにしたいそうだ。

その意味に恥じないイベントで、1番手のかえさんは2歳の息子さんが抱っこをおねだりし、抱っこしたまま歌い、2番手ボクダンガンさんは、セミという歌のサビが「ミンミンミン」で夏に思い出しそうな「自称暑苦しい担当」。3番手の島田さんは、「友達の結婚ラッシュで祝儀ビンボー」「北海道は食べるモノがおいしいから、道産子を嫁にしたい」など、誰もが一度は考えそうなことをうまく歌にする個性派。実に芸の幅が広い。

そして、4番手にさとうもときの登場。

「交互に暑苦しいやつがでてきてますが」とボクダンガンさんと同じく自称暑苦しい担当を宣言。
その暑苦しいというわりには、ラブソング「おまえがずっといい」でスタート。

「やりたいようにやりたいと思います」とヒートアップし、暑苦しい歌「このまま終われるか」。
最後は「終われるかっ、かっ、かっ」で少しアクセントをつけてくる。

立て続けに2局歌って、いつも通り、
「声援はもっくんでお願いします」とネタを投下したら「もっく~ん」という男ばかりの声が。
「せっかく1曲目ラブソング歌ったのにな」とやや不満そう。

そして、今回のイベントの意味を、村上さんに質問。

もとき「『あおいよる』ってどういう意味?青臭いとかそういうこと?」
村上「そういう意味も含まれます」
もとき「青臭い47歳が歌います」

「青臭い47歳」という単語だけで会場大爆笑。

次に、前述したように島田さんの曲の中に「道産子の嫁をもらいたい」という曲がありましたが、道産子のさとうもときが食いつく。

「確かに季節になるといくらの瓶詰めが送られてきたりする。
子供の頃は夜とかにお腹がすくと、『ご飯にいくらをかけて食べて食べなさい』とか言われる。
それを『ヤダ~、カップラーメンがいい』と言っていました」

会場からも驚きの声が上がる。
確かに、私も夏になると毎日あさりを食ってましたが、さすがに食べるのが嫌になってましたね。地元ってそんなものかもしれない。
カップラーメンの方が価値が高くなるのもよくわかります。

そんな道産子さとうもときの自己紹介の歌として、「決意の歌」を歌う。
「ただ、そんないいもんじゃないよ」と冬の北海道の少し触れ、
毎年いくらを送ってくる親父の歌「愚か者と親父の生き方」へ。

そこから話題はかわりまして、
「酔っ払うと説教するんですけど」とサラッといったところで、会場に失笑。
村上くんにも2回くらい説教したことがある。それで突っかかってこられたことがある」。
その光景、何か想像つくような、つかないような・・・

「そんな歌を歌います」で「君の声」。
これまでは「そんな自分に懺悔の意味を込めて」というMCから、そういった若手に説教しちゃう自分に対しての本音を歌ったような歌に聞こえますが、やりあったというMCのあとだと、本音を話し合う意味、その大事さみたいな歌にも聞こえなくはないですね。

そんなわけで本日は1つ1つのMCもそこそこにテンポよく進んで最後の曲へ。

「50歳までに売れるという計画を立てています」

さとうもとき売れよう計画第1弾として、

2014年 4月15日(水) 渋谷O-EAST

さとうもときワンマンライブ2015
~魂47~ 俺がやらずに誰がやる!

まだチケット80枚とのことですので、よろしくお願いします。

「青い夜のイベントが良いイベントに発展していくよう、あとでたっぷり説教してやろうと思います」と先ほどのMCに絡めて、
「皆様のご発展、俺の発展をひっくるめて、この歌をお見舞いしてやろうと思います」と「我は魂で世の中を魂を耕す者なり」。

本日も「魂を俺にくれ~ 『わ~』」を煽っていく。2回目では「魂を俺にくれ~ ハイ」で「ワ~」と反応してくるお客様多数。

ギターソロでも、キュイ~ンと弾いてないのに口で弾く、ところで「わ~」を煽る。
そこから連続して「わ~」を煽っていくが、お客さんのタイミングと合わない。
「俺とは分かり合えないようだな」とひとウケ狙って、そこから「ハイ、ハイ、ハイ」と掛け声をかけて、お客様と一緒になって騒いで後半戦へ。
3回目の「わ~」はものすごくうまくいった。

そして、「魂を注入するぜ」とステージを飛び出してくる。
うまく乗れていない人には弱めに、ノリノリの人には攻撃的に魂を注入していく。
笑顔で待ち受けていた人には、「大変期待していそうな笑顔ですね。笑顔大賞をあげたいと思います」とそこから一気にテンションを上げて大合唱が始まる。「イイことあるぞ~」から魂連打も組み合わせていく。

ラストは年配のお父さんにターゲットを当てて、「あっ、お尻を向けてスイマセン」と場所を変える。

そこで「た~ま~」でブレークを入れたら、お父さんだけ「しぃ~」と言ってしまい、会場大爆笑。イカすぜ、お父さん。

もう1度「た~ま~、『せーのっ』しぃ~」で、イベントの主催者であります、村上通さんを紹介して終了!!

最後にもう1回「声援はもっくんでお願いします」「もっく~ん」をやっていました。

1.おまえがずっといい
2.このまま終われるか
3.決意の歌
4.愚か者と親父の生き方
5.君の声
6.我は魂で世の中を耕す者なり

3マンライヴ 下井草Billys Bar GOLD STAR 3月6日

今回は、Billy’s Bar。
平日は職場の関係上、都心から離れた地域でのライブは、行くのがなかなか難しいが、Billy’s Barは開始が20時からということもあり、何とかさとうもときの出番前に到着。諦めずに行ったかいがあった。

会場の様子は、平均年齢は高め。年齢に相応した落ち着いた様子。
若い女性、ノリの良い様子の様子、とは前回の北浦和でのライブと大違いだ。
今回の客層の方が、いつもの感じだが、その落差に対応していかなければならないので大変だ。

本番前に「まったりした感じでやろうかな」と、一言残してステージへ向かっていった。

普通に自己紹介して、お酒の注文をしていた方が席に着くのを待って、ライブがスタート。
1曲目は「歩く」。北浦和のライブでは、若者へのメッセージとして最後に歌われたナンバーをトップに持ってきた。場所や客層が変われば、人生を思い返す歌に聞こえてくるから面白い。

そのまま挨拶的なMCだけで「変わる男」へ。
この曲も元々はライブの最後に盛り上げるタイプの曲でしたが、本日は小細工抜きで観客を煽らず、ハイテンションで歌いきった。

「何か僕だけ張り切ってるみたいじゃないですか」と仕掛ければ、唯一の女性のお客さんから「良いと思います」と即答。
何となく間合いを図っているようだ。

そして、落ち着いてMC。
お得意のもっくんコールから、本日の出演者に「お疲れ様」とねぎらう。
しかし、「今、初めて言葉をかわします」ということで、その後はネタが続かない。そこで「僕は張り切ってがんばるだけです」と言えば、同じ女性から「やりきってください」と励ましが入る。

そこで、その紅一点の女性に向けてラブソングを歌うと宣言したが、そのタイミングで新しいお客様が入ってきた。しかも、女性だ。

「これで俄然ラブソングが映えてくる」

と言いつつも、その女性には「まだお金を払っていないから」と、そのままその女性に向けて「おまえがずっといい」を歌う。
歌いきった後は「さすがにこんなに一人に向かって歌ったのは初めて」と。

そこから故郷の話。
上京して28年で「すっかりシティボーイです」ひとネタはさみ、北海道から春に出てくると、いきなり雪世界から全然違う景色になる、という話から脱線し、花粉症の話へ。共演者の一人が40歳過ぎて花粉症が治った、という話が出るなど、MCというよりも雑談になっていく。その治った理由が、年を取って免疫力が落ちてしまったためで、なんとなく盛り下がった雰囲気だったが、先ほど紅一点だったお客さんから、「金曜の夜だぜ」と励ましが入る。
「今からスローなの歌おうとおもってるんですけど」とペースが戻った。
そこから少し母親の話して「家族ですごした日々」へ。

続けてMCなしで「愚か者と親父の生き方」
お父さんが2度目の保証人のお願いに来た場面で、笑いが起きる。ここで笑いが起こるのは、同世代が多い証拠。たぶん、どこの親父もどこかガンコで、家族に疎まれるみたいな機会もあって、そのあたりが浮かんでくるんだろうな。
最後は、いつもよりも叫ぶように、愚か者の生き方を問いかけてました。

最後の曲の前に「50までに売れたい」という話をして、O-EASTの告知。

2014年 4月15日(水) 渋谷O-EAST

さとうもときワンマンライブ2015
~魂47~ 俺がやらずに誰がやる!

「現在チケットそのものは50枚。奇跡はおこるか」

本当によろしくお願いします。

そのまま歌に入ろうとしたら、お客様の一人がトイレに立ったので、少し待つことに。共演者のギターテクニックの話で「何か凄かったね、『キュイーン』って。あとで教えてください」。トイレから戻ってきたのを見て、「我は魂で世の中を耕す者なり」

前奏から口で「キュイーン」とさっそくパクる。中間のギターソロでも「こんな感じだったよね」と流用していた。
最初の「魂の俺にくれ~」のあとには「『ワ~っ』と盛り上がる感じ」とお客様を煽る。当然ながら2回、3回とお客様も反応が良くなっていく。
お客さんの層は変わっても同じ雰囲気に持っていくようで、今回は最後にまとめて一気に行くようだ。

最後の「魂注入」では、ギターをマシンガンに見立てて一緒に歌うパターンですが、
前の方にいた方は、この儀式を知らなかったらしく、本当によけたり、撃たれてくれていた。
ちょっと新鮮ながらも、それが逆に盛り上がって、お客さんの声も出てくる。
そこで「魂連打」でとどめを指していく。

「みなさんもご唱和お願いします」と魂コールを要求。
そこからみんなで「たましぃ」を歌い、
最後は椅子の上に立って「た~ま~、『せーのっ』しぃ~」で終了。

1.歩く
2.変わる男
3.おまえがずっといい
4.家族ですごした日々
5.愚か者と親父の生き方
6.我は魂で世の中を耕す者なり


PASS vol.3 北浦和KYARA 3月1日

今回のライブは珍しく、北浦和でのライブ。
会場である北浦和KYARAとレコーディングスタジオの共同開催で、バンド14組。アコースティック12組。総勢26組のフェスのようなイベントだ。

バンドとアコースティックの会場が分かれており、お客様が行ききするような感じ。
さらにアコースティックの会場はライブスペースとバースペースが分かれており、演奏者に応じて人が移動するような感じだ。
途中からバースペースのスピーカーにも、ライブの音が入るようになったので、くつろぎながら音だけ聞ける環境になっていました。

全体的に若い出演者が多く、お客さんも特に若い女性が多い。
最近では若くても30歳前後の方との絡みが多かったので、共演者もお客様もかなり珍しい感じだ。
ライブ前にも「これは難しい感じだな~」と本人も言ってましたが、4月15日のO-EASTのライブを考えれば、新たな客層の掘り起こしのチャンスかもしれません。

イベントのスタートは12時で、終了予定は21時のロングタイム。
さとうもときの登場は17時20分でしたが、イベント当初からいた筆者としましては、それまでにくたびれておりました。

開口一番「若干場違いな感じがしますが」ときましたが、ライブスペースのお客様は、若い女性ばかり。
私の記憶が正しければ、観客がほぼ女子だった記憶はありません。本人もその後に出演する「お客さんの方が(後に出てくる)さとうさおりと間違ったんじゃないかと思った」と言うほど、アウェイを越えて、別次元のライブになりました。

まずは「おまえがずっといい」。
さとうもとき感を出したうえで歌えるラブソングとして、若い女性客の前で歌うオープニングとしては、良い選曲ではないかと思った。
「でもわかってるんだ」がといつもつぶやく感じで歌っている箇所が、いつもより優しい感じで歌われているのが印象的でした。

1曲目の勢いで「俺の時にはお客さんがいなくなってしまうかと思っていたら、女子ばっかり」と現在の心境を正直に発表。軽く笑いを取ってから「40代は俺一人、でも関係ない」「爽やかな人が多い中で暑苦しいですが、さらに暑苦しくいきます」と続き、
いつも通り「声援はもっくんでお願いします」のネタ。

もっく~ん

という黄色い声援が飛ぶ。お客さんもノリが良いが、本当に黄色い声援だったは、これまであったかなぁ?
気分もよくなったところで、「この寒さを吹き飛ばす、若者たちに一発入れたいと思います」と「我は魂で世の中を耕す者なり」へ。

前奏から手拍子が入るような展開でお客様もかなり元気だ。
それに対して「サンキュー、いい感じだね」と楽しく前奏を弾いていたのだが、いきなり歌詞を間違えてしまう。
「何かいい感じになってきたね」とごまかしてやり直し。

最初の「魂を俺にくれ~」で、いきなり手で煽って「わ~」。
その手の煽りがお客様が理解してくれたようで、2回目には「わ~」と反応する。すごいぞ。
中間のギターソロでも煽りの合図とお客様の「わ~」のイキはピッタリ。
3回目の「魂を俺にくれ~」では、ステージから瞬間的に飛び出して煽る。

そして、魂注入タイムでも、その勢いは衰えず、よりパワーアップしてきた。

「向こう(バースペース)の奴らが、『なんかヤベェ』と思われるような状況を作ろう」

と2つのスペースに分かれているのを利用して「こっちだけ楽しいよ」空気を強引に作る気だ。
それに呼応して、一斉に「わ~」だ「ヒュー」だと声を出すお客さん。そして、「魂」コールがボリュームMAXで始まった。
その勢いでさとうもときは、羨ましくなったであろうバースペースへ乗り込んで「魂」コールに参戦させる。
ライブスペース側では大爆笑。その後戻ってきて、再度「魂」コールをおこす。
本日唯一の40代、もっともアグレッシブな展開になっています。


「来週いいことあるぞ~ 『た~ま~』 せ~の」 で 
『しぃ~』といくところで、一部お客様が『た~ま~』と言ってしまい揃わずじまい。
「それじゃ、来週良いことないぞ~」と再度チャレンジで大成功。

「盛り上がった!!」とさとうもときも大喜び。

「スイマセン。無理やりな『盛り上げの捏造』みたいになってます」とひとネタはさみましたが、捏造であったとしても、盛り上げられることが、さすがとしか言いようがない。

さて、本日のアコースティックサイドでは、出演者全員にバックバンドとして「es-Cafe band」さんが登場しており、さとうもときも最後の曲のために呼び込む。
そこからチューニングをしながら、話を続けようとしていたところ、会場にいた推測2歳くらいのお子様が声を上げる。
「魂を吐き出してるんだよね」と絡んでいき、「子供って緊張するよね。どうよ、この年の差」とアクシデントをうまく笑いに変えることになりました。

そのあと4月15日のワンマンの告知で「500人入るところを、現在30枚」といういつものネタ、またお子様が声を上げる。
「ほら~『買ってあげて』って言ってるよ」と超都合の良い解釈。

2014年 4月15日(水) 渋谷O-EAST
さとうもときワンマンライブ2015
~魂47~ 俺がやらずに誰がやる!

でも、できれば「買ってあげて」ください。

es-Cafe bandさんを招いて歌ったのは「歩く」。いつも若者へ向けてメッセージを込めて歌われる歌だ。
ギターとカフォーンが入っての「歩く」ですが、少しブルージーなギターが入って、いつもならウェットで人生を噛みしめる歌ですが、ドライで、陽気かつ前向きに歩いていくようなアレンジになっていました。

この曲の最後でもステージから飛び出して、みんなで「あっる~く~」を大合唱する。
ラストと宣言して、最後の繰り返しを歌っていたら、ギターのシールド(コード)が抜けてしまう。新たに指し直す前に、歌の繰り返しの方が終わってしまった。

「ちょっと気持ち悪いので、もう1度行きましょう。ワンツースリーフォー」

結局、もう1度繰り返しを歌っていると、お子様がまた何か反応したので、
「良い人生になりますように」語りかけて終了!

でしたが、

響き渡る黄色い「もっくん」コール。

調子に乗って「もっくんでした」ともう1回ジャ~ン!

それで終わるかと思いきや、
さらにもう1度ギターをストロークしながら「しつこく、しつこく」と言いながら、ジャ~ンでようやく終了。


1.おまえがずっといい
2.我は魂で世の中を耕す者なり。
3.歩く


ライブ後、「強引な技のオンパレード」と本人も言ってましたが、
今回のような大半が若い女性という、いつもと違った環境でも通用する技があることがすごい。
さとうもときが通用しない環境ってどんな環境なんだろうな。

あっ!
これまで同世代の男子のウケが良い、と思ってましたが、実は、若い女性が最もウケる客層だったのかも?(笑)