PATELLI ~1973’s~ | BI・CI・CLASSICAのブログ

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BI CI CLASSICA~ イタリア語で「旧い自転車」を意味する。
旧き良きヴィンテージ・ロードの世界観をイタリア人オーナー
VELATIの思想、言葉を通して伝えていきます。



データの整理をしていたら

以前にジジが帰国した際に撮影した建築物がカッコよくて…



これです。

ってこの手前のではなくて!!

このど真ん中の奥に見える建物…










なんだこのイガイガしたのはー!

と良く見ると



大小に突きだしたパンチングパネルでした。

カッコ良しですわ。

はい。

関係のない写真はさておきまして。


本日の主人公はこの方。





PATELLI ~1973's~

SIZE 540mm(C-C)


ボローニャにある工房で作られた

イタリアでは知る人ぞ知るブランドです。

クランクの華麗な肉抜きをご覧くださいませ~












































オレンジって。。

ヴェラーティフレームでオレンジの塗装をした

W様以来の自転車じゃないでしょうか。笑

あとはジジ私物のEddy Merckxかしら。。

ヴィンテージロードにもたくさんありそうで

実はなかなか出会わない色の一つですね。


「PATELLI」はあまり日本では馴染のないブランドかと思いますが

当時はミラノと同じくボローニャにも数え切れないほどの工房があり

腕が良いと言えば皆様腕が良いわけでして

その中でもじゃあどこがずば抜けて腕が良いんだよ!!

っていう話をしましたら。


「そだねぇ~。やっぱりPATELLIとか??」

って会話になるぐらい有名どころでございます。

もちろん

言うまでもなく地域密着型な工房だったので

ボローニャの中では指折り数える中には必ず名前が挙がる

といった具合のブランドでございます。

当時の資料などを見ていますと

こんな風にロゴマークが並べられていて…



BENOTTO初め、PINARELOにも並ぶほど…

その中でも今も名を残すPINARELOは

やはり経営力があって大きくなっていったんだなぁと。

それでも私は大量生産にはない魅力が詰まった

この当時のビルダーが創り出す華麗なフレームや肉抜き具合がやめれないわけでして。

繊細な刻印に惚れ惚れしていたと思ったら

こんなにも大胆に『P』を肉抜かれてしまい

おぉぉぉぉぉ。

ここまでできるんですね。

って写真撮りながら

独り言行ってしまう始末でございました。

本当に

ヴィンテージロードの持つ独特の雰囲気と言いますか

技術力と遊び心の融合と言いますか

ビルダーさんの心と言いますか、、、

いつもいつも感無量でございます。


ありがとうございます。

って言いたくなる。笑


是非店頭で実物を見に来て下さいませっ


Ciao!!


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