マンモグラフィ MLOのポジショニングは・・・ | ~応援家・放射線技師 小山田薫のブログ~ 自分を知り、自分を大切にし、笑顔あふれる人生を楽しむ

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放射線技師の薫です。

五月風のブログへようこそ! 

 

 

今日は検診施設での仕事でした。
マンモグラフィを午前 17名、午後 11名
撮影してきました。
 
昨日 13kmほど走ったので、
今日は筋肉痛です。
 
きちんと撮影できるか、少々心配でしたが、
そこはもちろんプロです。
きちんと撮影しましたよ。
 
ラッキーなことに、
今日は、身長の低い方が少なかったので、
助かりました。

 

 
乳房を斜め横の方向に撮影する
MLOという撮影では、
中腰になる必要があります。
 
これは、乳房をきちんと広げて、
圧迫するため、
そして、反対の乳房や何か余計なものが
映り込んでいないかを確認するためです。
 
身長が自分と同じくらいだと
ポジショニング(位置合わせ)は
しやすいのですが、
 
身長の低い方の場合、
かなりかがみこまないと、
うまくできないので、大変です。
 
今日はそんな140cm以下の方は
1名だけだったので、よかったです。
 

 
ただ、今日は、乳房の小さい方、薄い方が多く、
少々苦労しました。
 
手で位置を合わせて、それを圧迫板という
プラスチックの板のようなもので押させます。
 
MLO図
写真の白いタオルが乳房と思ってください。
 
台が斜めですから、手を放せば落ちます。
圧迫板をフットスイッチで下ろしながら、
手を抜いていくのです。
 

厚みが30㎜程度あれば、何の問題もなく
手を抜くことはできますが、
 
20㎜以下だと、圧迫板が乳房を押さえる前に
自分の手首や手の甲が挟まります。
 
ちょっとしたテクニックがあり、
そんな厚みのない小さい乳房でも
ポジショニングはできるのですが、
今日は8㎜という乳房がありました。
 
8㎜ですと、指よりも薄いです。
久し振りに、自分の手が、圧迫板で擦れて、
真っ赤になりました。
 

 
左は、薄くて小さい乳房のMLO
右は、厚くて大きい乳房のMLO
 MLO 大小例
厚くて大きい乳房も、下がってきやすくて大変です。
 
大き過ぎず、小さ過ぎず、
適度に柔らかい乳房がくるとホッとします。
 

 
受診者の方が、勇気を振り絞って、
乳がん検診に来てくださっているのですから、
どんな乳房でも、全力で最善を尽くしています。
 
受診者の方は、力を抜いて、
撮影技師に全てゆだねてくださいね。
 
撮影している技師の方、
共に頑張りましょう。
 
 
今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
 
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