私は小さい頃、
なぜか伝記シリーズを読むのがすごく好きな子で、
特に、ナイチンゲールやヘレンケラーなどの女性の伝記を読むことが子供の頃から多かったのですが、
(今もそのフェミニスティックな片鱗かなりありますね~。なぜか女性のやる気を応援をしたくなっちゃうところが。)
で、その中でも、特に、ヘレンケラーの伝記はかなり印象的でした。
そして、色を始めた今になってまた彼女の印象的な言葉に出会ったのですが、
彼女は「私の生涯」という自著の中で、すごいことを言ってます。
盲聾唖の三重苦の奇跡の人として有名なヘレンケラー女史が語る色の世界です。
『私は、太陽が葉から葉へ照り返す光を見ることができました。こうして----見えないものの実証をとらえることができるようになりました。』
『私は、人間は皆、その歴史が始まって以来経験してきた印象や感情を理解する力が与えられていると思います。人は皆、緑の大地や 水のささやきに潜在意識的記憶を持っていて、失明も耳疾もこの過去の賜物を奪い去ることが出来ないと思います。』
『私はスカーレットとクリムソン(←赤系の色名です。)の違いが分かります。-------私は色には濃淡があることも、濃淡がどういうことであるかも分かります。匂いや味にも濃淡があるからです。-----太陽にかざすとあなたには色は退色して見えるように、私にとっても香は失せます。----連想の力が私に、白の高尚な混ざり気のないイメージとか、緑の生命力とか、赤から愛や恥じらいを連想させます。つまり、私の中に色がないということは考えられません』
つまり、彼女は色を見ていたということなんです。
眼ではなくて心で。
しかも正確に。
すごいわ。
この感覚は正常な視覚を持つ人間には意識しづらいかもしれませんが、
実際!目隠しをした常態で 真っ赤な部屋と真っ青な部屋にグループに分かれて入ってもらう実験をしたところ、赤い部屋に入った人たちの方が青い部屋に入った人たちよりも時間を長く感じたそうです。
(↑暖色の効果です。詳しくはこちら♪http://ameblo.jp/bellevert/entry-10092618677.html )
つまり誰しも、色を肌で感じているというわけです。
つまりつまり、色の効果を肌に取り入れることができるということ。
来ている下着や、洋服の色で、その日に必要な効果を得られるということです。
なぜ赤い部屋に入った人たちが時間を長く感じたかと言いますと、
赤やオレンジなどの暖色系は交感神経に作用してエネルギー代謝を盛んにするので、私たちの心や体を興奮状態に導く力があり、数値的にも血圧や体温が上昇したり、呼吸や脈拍が速くなるから。つまり、落ち着いていられないので長い間じっとしていられないと感じるんです。
青系の色は逆にエネルギー代謝を抑制するので呼吸も脈もゆーっくりになり、おちついていられるので時間も長く感じないというわけです。
巣鴨ではまっかっかな下着やさんがおばあちゃんたちに大人気だと少し前によく報じられましたが、
赤は上記の通り、人を元気に快活にする色で、
赤パンツの効果は科学的に然りなのであります∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
全ての光のエネルギーを皮膚まで透過してくれる白色は、生き物の健康にはとてもよく、病気の時には白色のパジャマで白のシーツでぐっすりねるだけで汗が出て熱が下がりやすいというのも、
肌が色を感じているからであり、その色そのものが光のエネルギーであるから。。なわけですね。
私はときどきこのブログでも、黒の弊害を書きますが、
印象として、人を惹きつける黒は、似合えば効果抜群デス!
しかし、下着の黒色は健康面や、精神面にはやっぱりオススメではないわけなんですね。
勝負下着なら一時的にオススメいたしますが^^
最近なーーーんか、鬱々した毎日を送っていると感じる方や、自分にそういう時代があったと感じる方は、
その頃、ひょっとして、黒やグレーや暗い色を常にまとっていらっしゃいませんでしたか?
身につける色を少し明るめの黄色やピンクやグリーンにしてみるだけで、気分まで変わってくること然りです。
そんなのちょっと無理。。。と思われるなら、
下着の色や、パジャマやシーツの色からちょっとずつ、変えてみられることをオススメしますよ♪
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