姉と弟 | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

息子の不登校が始まった時、娘は大学2年生でした


その娘に宣言されました ((>д<))

「私は、学校に行こうと思っても行けない弟の苦しみも、その弟の行動

 に、戸惑って苦しんでいる親の気持ちも見える。
 だから、私はどっちの味方にもならない。
 私は、今までと変わらないから。今まで通りにしていくからね!
 だから、私を通して弟を動かそうなんてことは、しないでね」


それからの娘は、見事なまでに言葉通りの行動をし続けました (@_@)


弟の好きなスポーツの話で盛り上がり、ゲームを一緒に楽しみ、たわいのない話で大笑い

夕方、帰ってきて弟の顔を見ると

「どうだ!今日は何か良いことあったか?!」と、明るく声をかける姉

「別に!」「いいや!」「何も!」と応える弟
      (*^ー^)ノ ( ・(ェ)・)

一日中家に居て、夜中はゲームとテレビにかじり付いている息子に、良いことなんかあるはずないのに!私は、そう思っていました

でも、毎日続いたこの声かけは、息子にとっての大きな励ましの言葉だったのと同時に、私にとっても和みの言葉だったことに、二人が家を出て、離れて暮らすようになってから気付きました Σ(・ω・;|||


特別なことをすることもなく、今までと何ら変わらない娘の姿


中学不登校・高校退学・引きこもりを経た息子が、自分から動き始めて、しばらく過ぎた頃

「俺は、姉ちゃんが居たから、道をそれずにすんだ。 いつもどんな時も変わらない姉ちゃんが、救いだった」 


息子の大切な ”人は助け合いながら繋がっている” という想い

姉ちゃんの姿から芽生え、育ったのかもしれません


子供たちは、身を持って私たち親に伝えてくれました


「弟が、身を挺して開けた家族間の風穴を、もうふさがないでね!」

姉ちゃんの言葉です (*v.v)。


   by まん丸笑顔のノンちゃん


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