北斗の拳5プレイ日記 その15(最終章)  | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

南斗の聖殿においてユリアは死んだ。そして天帝拳の最終奥義「天帝闘友気」にめざめたジュランは、ジュウザの神をも凌駕する威力の撃壁頭水掌の力を借り全くのノーダメージで今、魔皇帝の前にたどり着いていた!


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しかし、このままEDをむかえるとこの魔宮で入手したアイテムが全て無駄になるので、一旦引き返し、また戻っていた。肉体的にはノーダメージだが、この魔宮を往復するというのは精神的にあまりにも苦行であった。しかし、ようやくついに、とうとう最終決戦の火蓋が切って落とされたのである。


魔皇帝「待っていたぞ、天帝ジュラン!2000年の宿敵よ!!魔皇拳は憎悪と復讐の拳!!2000年の我が一族の怨念はすでに俺の血となり肉となっている!そして南斗慈母星ユリアの光を奪い魔皇拳は完成した!天帝ここに滅ぶ!!」
ジュラン「魔皇帝!きさまの野望はここに砕け散る!いくぞ!!」

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ジュランの闘守孔とジュウザの撃壁頭水掌、ケンシロウと拳王様の拳の前にたった6ターンで魔皇帝は敗れた。

魔皇帝「な、なぜ!!グホッ!!おれの魔皇拳はやぶれた!?なぜだ!!なぜなのだ!!」

ケンシロウ「魔皇帝よ、おまえが負けたのは愛と憎しみの違いだ!!2000年前、天帝拳と魔皇拳は同じ拳だった。だが天帝拳が愛を、魔皇拳が憎しみをそれぞれの糧としたとき、ふたつの拳は 別の道を歩み始めた。愛は友の熱き心を揺り動かし、友の心は天帝拳を更なる高みへと誘って行く。それゆえ天帝拳は無限の力を引き出される。だが憎しみとは一人、闇の中を彷徨う哀しき心・・・憎しみからは何も生み出すものはない!!愛は憎しみを凌駕する!!」

ジュラン「そう、憎しみの拳では天帝拳を・・そして北斗神拳を超えることはできない!!」

魔皇帝「くっ!!思えば昔・・俺の心の中にも愛が・・・だが俺は魔皇帝!!この世の覇権を夢見た男!!愛も情けもいらぬ!!ジュランよ!!もう天魔が争うこともあるまい!!我、天に帰るのみ!!ハア~~ッ!!」

黒夜叉「おお!!魔皇帝の最後のオーラが!」
マビイ「ユ、ユリア様が蘇ったわ!!」
黒夜叉「ま、魔皇帝・・最後の愛をユリア様に注ぎ込んだか!!魔皇帝はその拳の完成のために憎しみを増大させ、自らの愛を殺してきた。そしてやつの心に残った最後の愛をユリア様に!!」
ラオウ「みごとだ!!魔皇帝!!」

ユリア「・・・ここは・・」
ケンシロウ「ユリア!!ジュランは魔皇帝に勝った!!」
ユリア「魔皇帝も寂しい人でした。あの人を許してあげて下さい」
ジュラン「いやそんな簡単にあっさりと・・」
ケンシロウ「魔皇帝!!おまえもまた哀しき男よ!!天空の星となれ!!」
ジュラン「え!?いや、まあ・・も、もういいです・・父さん、母さん敵はうちました!!」


ラオウ「小僧!いや、ジュランよ!見事な戦いぶりだった!おれはやはり天を目指す。次に会うときは敵か味方か」
ジュラン「拳王様・・!」
レイ「ジュラン!強くなった!たくましくなった!!おまえがいる限り もう二度とこの世が闇に閉ざされる事はないだろう。俺はマミヤのもとに帰るか!!さらばだ!!ジュラン!!」
ジュラン「レイ先生・・ありがとうございました!」
フドウ「ジュラン様!!見事でした!!私は村で子供達と暮らします。ではジュラン様。」
ジュラン「子どもたちと御元気で!」
ジュウザ「さ~て終わったぜ!!マビイ!!俺の村でまた一緒に暮らそうぜ!!」
マビイ「私は水丸様を・・・一生水丸様のお墓を守ります。」
ジュウザ「ちぇっ!!仕方ねえや!!じゃ~な!!」
ジュラン「おふたりとも御元気で!」
ユダ「ジュラン!!俺は我が妖星を二度と裏切りの星とは呼ばせん!!さらばだジュラン!!」
ジュラン「死神三将軍のときの恩、忘れません!」
シュウ「永くあつい戦いだった。やっと光が見えてきた!仁星は明日の光のために.また会おう!!ジュラン!!」
ジュラン「はい!」
シン「俺もサザンクロスの街へ!!ケンシロウ!!ユリア!!幸せに暮らせよ!!」
ジュラン「・・・あの人とはからみがなかったな・・」
ファルコ「元斗の伝書鳩が!!おお!!ミュウが我が子を身篭った!これで元斗皇拳にも伝承者が。私はミュウのもとに帰ります。元斗皇拳は天帝守護の拳!いつでもあなたのもとに駆けつけます!」
ジュラン「ありがとう、ファルコさん!」
ヒョウ「ジュラン、見事だった!!トキもサウザーもカイオウも、戦いで散った多くの友の心を忘れるな!」
ジュラン「はい、カイオウとの闘い・・忘れません」
黒夜叉「ジュラン様!!長い戦いでした!!私は影よりあなた様のことを見守ります。」
ジュラン「黒夜叉、ありがとう」
飛丸「ジュラン様!!・・なんか水臭いな、ジュランって呼んでいいだろう?おれはあの街に帰るからさ、おまえも気が向いたら顔を出せよな。それじゃあばよ!」
ジュラン「ああ、またな!」
ケンシロウ「この世に哀しみがある限り 救いを求める人々がいる限り戦うのが天帝の宿命!!ジュラン!!おまえの体に刻み込まれたあつき男たちの心を忘れるな!さらばだ!!ジュランよ!!」
ジュラン「ケンシロウさん・・さらばです!」


ルイリベラーの村にジュランは戻った。

ルイ「どこからか 結婚式の鐘の音が・・・今日もどこかで愛がはぐくまれている。」
リン「ジュラン!見事な戦いでした!さあ お父様とお母様に報告を!」
ジュラン「父さん・・母さん・・闘いは終わりました。この乱世に再び平和が戻ったのです。私はこの天帝拳を・・この平和を守るためにこれからも使い続けます!拳王様・・私はあなたの覇道を見届けます。ですが、もしあなたが道を誤れたときは・・その時はこの私が・・あなたの拳を封じます!!」


魔宮の宝箱:からっぽ×2、闘将のこて、1000ジュドル、オーラのみなもと、七星のこて、天神のこて

剛天神の服、闘将のブーツ


ジュラン「ラストダンジョンまで来て宝箱のうち2個もからっぽって完全にナメてますね」


北斗の拳5 天魔流星伝 哀・絶章 完