今日のゲームでももちろんワクさんには
連敗を止めるとか、エースとしての投球とか、
そんなもの以前にチームの軸たる中心選手、
ひとりのローテーションを担う先発投手として
７回の岡田選手に打たれた“もう１点”の追加点を
あれほどあっさりと与えることは避けるべきですし
その後あれよあれよと８回にも２アウトから２失点、
結局４自責点（５失点）の大量失点での降板も
決してそのしごとをこなせたとはいえないものでした。
若き黒瀬さんの未熟さによる焦り、
誰もが予想できないほどの“軌道”を描いた送球エラー。
その衝撃的な“できごと”を目の当たりにし
ワクさんでもそれをじゅうぶんに消化することができずに
その後動揺が残り集中力を欠いてのあっけない大量失点。
まだまだ若いチームにとって
それを乗り越え防波堤となれるだけの“個人”はいないことを
残念ながら証明した１つのできごととなってしまいましたね。
おそらくこれから何度も何度も
こういった予想もできないほどのさまざまなできごとを経験し
その悔しさや悲しみ、怒りを高い授業料として
ほんとうに窮地の場面を“個人”のチカラでもって
賢く打開していける最高の“勝負強さ”を
体得していくことができるようになっていくのでしょう。
チームが高い壁にぶち当たって行き詰っている今
そんな窮地や動揺をしっかり消化し
いつも通り自分の最高の集中力と能力を発揮できる、
そんな大ベテランがいないのですから
今はなかなか即効性のある解決策はないことを覚悟の上で
今“何が何でも目の前のこのゲームを勝ちたい”とか
“今までと同じ程度順調に勝利を積み重ねていきたい”とか、
どうしても視野が狭まる選手たちに対し
ふっと目先を変える意味でも様々な気分転換を
首脳陣は施してあげることが重要でしょうね。
今日は西口さん、大沼さん、ＧＧさん、大島さんと
岡本洋介さん、高山さん、坂田さん、星さんを入れ替える
非常に大きなシャッフルを実行してきました。
ラインアップも既に大きな試行錯誤の真っ最中ですが
もう１つ、ぜひ試してみるべきは
ここ最近のゲームで先発投手陣が
大量失点を喫することが多くなりましたから
そろそろずんどこさんに代わって先発ラインアップの捕手として
今なら上本さんや野田さんを起用することでしょうか。
ずんどこさんもこれまでの“成功体験”がかえって
配球等の“視野”を狭め、かなり苦しんでいるよう。
ぜひ何ゲームかまたお休みのゲームをもらって
ベンチからゲームを見て視野を、気分を転換しつつ
“今、現在の状態の”投手陣に適した配球を
もう一度組み立てなおすのもアリですね。
