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● その時々において、書いてきたコラム集

   <残塁は“悪”か - 得失点を増減させる“王道”とは何か> 2013年03月

   <指標RCBsPの展開・考察・限界、そして今後の展望①> 2013年03月
   <指標RCBsPの展開・考察・限界、そして今後の展望②> 2013年03月

   <当ブログでは数学に秀で、かつ文系に進む若者を心より応援します> 2012年06月

   <新指標 RCBsP (Runs Created based on BasePaths) について> 2011年10月

   <ミスは怠慢によってひきおこされるものか> 2011年10月

   <本格派投手、技巧派投手の定義に関する考察> 2011年09月

   <専門職としてのGM職を新設し、その権限・役割・責任を明確に定義せよ> 2011年07月

   <ストライク・ゾーンで勝負するということ> 2011年05月
          ① 【 「もしドラ」の“ノーボール作戦”イノヴェーションはどうすれば実践可能か 】
          ② 【 “勝つ”野球の発展、それは戦後日本の急成長の象徴 】
          ③ 【 成熟し多様化する日本と“魅せる”野球へのシフト 】
          ④ 【 “魅せる”野球の中で投手たちに必要な発想の転換とアプローチ 】

   <“中継ぎ”は生え抜きを育成すべきものか> 2011年05月

   <グッバイ、“カリスマ”デーブ!> 2010年07月

   <リーダーシップは関わる意志と工夫> 2010年07月

   <定量分析、その試みの第一歩> 2010年03月

   <四球の評価と“期待”> 2009年11月

   < Take a "closer" look > 2009年10月

   <勝負強さ、但し仮説として> 2009年10月

   <スケープゴート> 2009年09月

   <問題に正面から向き合う> 2009年08月

   <無知の知> 2009年08月

   <“セオリー”は噛み砕いてこそ> 2009年08月

   <パンドラの箱を開ける覚悟> 2009年07月

   <数字の有用さと危うさ> 2009年07月

   <短期決戦と勝負強さ>  2008年08月
          ① 【 ひとつの“出会い”があたえてくれた“きっかけ” 】
          ② 【 ゴールを見据えた揺らぎない、シンプルで明確な戦略 】
          ③ 【 “負けない”意識と“勝つ”意識の間にある大きなギャップ 】

   <獅子、再生の途上に>  2008年08月
          ① 【 息づく伝統 】   ② 【 大胆な改革 】   ③ 【 完成は遠く 】

   <世代を超えてファンに愛されるチーム作りについて>  2008年05月~06月
          ① 【 唯一絶対的スター時代の終焉 】   ② 【 地域密着の本来の意味 】   ③ 【 コミュニティ 】
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Sat, May 18, 2013

May 17, 2013 Lions at Giants - Game 40

テーマ:LionsBoxScore 2013



使用している用語についての詳細はこちら → 【 用語集 ( Acronyms, Abbreviations & Jargons ) 】 


$Peanuts & Crackerjack-LionsBoxScore20130517

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■ NOTES ■

今日の野上さんはストライク率2/3近くを記録し四死球も0個
大胆にゾーンを攻め続けていくことに成功しました。

ただし、初球から2球続けてボール球を記録した勝負が
5度
とある程度かさんだように

特にジャイアンツの誇る中~長距離打者たちに対して
どうしても慎重になり、ボール先行の打者有利なカウントで勝負せざるを得ない場面も散見され

その中でそれでも多少ゾーンの甘めで大胆に勝負したため
四球を奪われなかった一方で手痛い一発を浴びたりすることとなりました。

速球以外の球種について、ゾーンの低め以低に集めた割合も
約62.5%と優秀な成績
を残していきますが

今日はその低めの投球をうまく弾き返されたり、また
ボールゾーンへと逃げていくものを数多く見逃されたり、

そして多少甘く高めに上ずったものを見逃されることなく数多く弾き返され
痛打を浴び安打を積み重ねられたり、また外野手の処理したフライアウトが散見されたりと

ジャイアンツ攻撃陣がその速球以外の球種に対し
うまく狙いを絞っていた
ことが観てとれました。

総括すれば、ジャイアンツ攻撃陣は
まずは野上さんの速球以外の球種に狙いの重点を置き

低めは見逃し多少なりとも上ずったものは積極的に弾き返していく一方で
なければカウントを打者有利なものに持ち込んでいき

結果野上さんが四球で余計な出塁を奪われることを防ぐべく
速球を投げざるを得なくなったところで狙いの重点を速球にシフトし

その速球をキッチリと捉えていく、という戦術を採っていたと言えます。

このように、今日の野上さんの投球を振り返ってみても

その素晴らしい武器であるスライダーやカーヴ、そして
チェンジアップ
を最大限活かすためにも

やはりその速球を効果的に駆使することが重要であることがよくわかります。

左打者に対しては.069/.100/.103(被打率/被出塁率/被長打率。30打席)と
抜群の素晴らしい成績を誇るチェンジアップがあるため

全体でも.178/.204/.322(95打席)という優秀な成績を残せていますが

右打者に対してはそこまでの抜群の武器が見当たらず

結果速球が.333/.419/.593(33打席)という成績を残し
それに引っ張られ全体の成績も.266/.341/.405(92打席)という成績に留まっており

中でも右打者の内角へ到達した速球が痛烈に弾き返され
いずれもOPSが1.000を超える非常に物足りない成績を残している
ことが気がかりです。

この右打者の内角を攻める速球が効果的でないならば
それこそ打者たちはその外角の投球を狙いやすくなりますから

スライダー等の投球も見極めやすくなり、また
弾き返しやすくなっていくことが容易に推測できます。

逆に、この右打者の内角への速球が効果的になってくるならば
外角への投球、それも速球以外の投球もそれに連れてもっと効果的になってくるといえ

今後野上さんがこの課題をクリアしてくるために
例えば2シーム系の打者の内角へ食い込む速球を更に数多く駆使していくなど

どんな工夫を、試行錯誤をみせてくれるかに着目し
今後もできるだけ長く野上さんの投球を追い続けていければと思います。
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