こんにちは、岡田です。
今週は首肩こりの体操の第2弾です。


(対象者と目的)

ストレートネックで首がこる人
首から肩周りを1分で柔らかくしたい人
パソコンやデスクワークで疲れている人
首から胸や背中まで広範囲がこる人
背中から上が前のめりになってしまう人
姿勢矯正の必要性を感じている人など。

目的は首こり肩こりで悩む方に対して
首・肩・胸・背中を短時間でゆるめる体操。
バランスの良い姿勢づくりのために。


(売りは)

首こり肩こりを治すためには
姿勢矯正が絶対に必要ですが

デスクワークなどで慢性のこりがあると
首・肩・胸・背中が硬くなっており
これら全体に作用する体操が必要。

そのために胸や背中から上にある関節や筋肉を
一度に柔らかくできる体操を開発しました。

 
(やり方)


●軸圧体操

軸圧体操は主に関節を柔らかくする体操です。

1.イスに座り「腰送り」で骨盤を起こして姿勢を正します。
(準備)図1



2.両掌を組み頭のてっぺんに置きます。
(掌は首をサポートするために頭の上に優しく置くので
強引な力は不要です)図2



3.その姿勢で左右へと順番に側方に首を傾けます。
(片側に8秒かけます。ゆっくり倒し1234そして戻します5678)図3



4.つぎに両手は頭の上に置いたまま首を前屈、後屈します。
(前後屈それぞれに8秒かけます。
ゆっくり前屈1234そして後屈します5678)図4



5.その姿勢で首を対角線上に斜め前から斜め後ろに動かします。
(左前に1234右後ろに5678、という感じで8秒かけます
続いて反対側も行います)図5



6.つぎに両手は頭の上に置いたまま首を左右に回します。
両手は首のサポート目的なので無理に回してはいけません。
(左回り右回りとも1周8秒で行います。12345678)図6



7.最後に組んだ両手の平を天井に向け伸びをして終わりです。

(メカニズムは)

ヒトの頸椎はゆるい軸圧をかけると
関節が潤滑しやすくなります。

関節の潤滑が良くなると
脊椎間の繋がりが改善しますので
周辺の筋肉の緊張もやわらぐのです。

そのために頭のてっぺんにある
百会というツボあたりに掌を当てるわけです。

この手は同時に首のサポートにも役立ちます。
どういうことかというと、
手でサポートせずに首を曲げ伸ばしすると、
首に関節に無理がかかって
痛める危険性があるからです。

これを防ぐと同時に
関節の繋がりを良くするのが目的なので
手に強い力を作用させては逆効果なのです。

ゆるい軸圧を脊柱方向にかけながら
いろんな方向に首を動かすと
胸から背部も含めた関節の潤滑がよくなります。 

その結果、関節をへて筋肉も柔らかくなる。
手に無理な力を入れない限り
安全で効果が高い首こり肩こりの体操です。


(プラスαの心がけ)

首こり肩こりの中心にある頸椎周辺の潤滑が改善し
繋がりが良くなるというイメージをもちましょう。


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前回「首こり肩こり姿勢の体操(基礎編)」はこちら

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