こんにちは、健康水先案内人の岡田宰治です。

アロマセラピーは植物から抽出した精油を使って
吸入、塗布、内服などで治療する代替療法です。


前回「不眠にアロマセラピー1」
不眠と自律神経そしてアロマセラピーの関係でした。


今回はそのつづきと実施例です。


(ある老健施設での実験)

岡田の周りを見渡してみると、
自律神経失調による不眠の方は多いです。

ここでその根拠となる報告を紹介しましょう。
 
ラッキーなことにある老健施設に協力を得られ、
簡単な実験を実施しました。
前述の安眠用のアロマブレンドを使った実験です。

きっかけは施設に勤める看護士さんからの相談でした。

「夜中、ナースコールが頻繁で困っているんですよ」
その多くが不眠が原因のささいなことだというのです。

そこで、安眠用のアロマブレンドのことをお伝えしたところ、
「ぜひ試してみたい」ということなので、
早速、精油を入れた拡散器を病室に置くことになりました。
 
そして2週間後。

看護士さんから使用結果をお聞きしてビックリ!

なんと精油を置いた部屋の夜間のナースコールが、
3分の一に減ったというのです。
 
これは、想像していた以上の効果でした。

ストレスで苦しむビジネスマンには有効と考えていましたが、
お年寄りには「たいした効果は期待出来ないのでは?」
と考えていたからです。

お年寄りは副交感神経優位の不眠と考えていましたが、
実際は、そうでもないのかもしれません。

(夜泣きがピタッと止まる) 

もうひとつお伝えしたいエピソードがあります。

懐かしい話になってしまいましたが、
うちの子供達が赤ちゃんだったときのこと。
長男は夜泣きがひどく苦しめられました。

当時、苦し紛れに上のアロマブレンドを試したことがあります。

一滴(0.05ml)だけティッシュに垂らし、
そのティッシュを手に持って、
子供の鼻先でゆらゆらゆらしたところ、

20~30秒後に一気に眠りに落ちたのです。
ちょっとオーバーに言うとクロロフォルムを嗅いだみたいに。
それからは、夜泣きの裏ワザとして使っていました。

もう一つ我が家でのお話。

当時家族5人で雑魚寝していた我が家の寝室で、
安眠用のアロマブレンドを試したことがあります。

寝る30分前に精油10滴を拡散器に入れました。
心地よく眠りつけたところまでは良いのですが、
翌朝、全員起きられずに岡田は職場に遅刻。
こんな苦い経験もありました。

精油の量が多すぎて熟睡しすぎたのです。
くれぐれも精油の使いすぎにはご注意下を。

次回は出産と精油についての体験談をお伝えします。
 
【ポイント】

不眠症で鼻が効く方は精油を試してみる価値がある。


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