最近の創作の解説  | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥

   
   
ちゅうことで、前々日の内容
にもあった、
   
   http://ameblo.jp/badlife/entry-10003358652.html

   
この物語、『あたたかいスープ』 『題名のない楽譜』 の続編について、
ちょっと重複した部分もあるけど、
もうひとこと云わせてくれ。
   
このストーリー を最初に完成した当初、自費出版で『BAD LIFE 』という文庫本に載せる前に
プリントアウトしたモノを様々な友人知人の方々に読んでもらった中で、
ある日、一通の手紙が俺のもとへ届いた。
森から消えたフクロオオカミ(絶滅生物)
俺が書いたその物語のつづき”としては、
ジャズ喫茶を経営して楽しく暮らしている…という設定にしてほしいような要望だったと思けど、
これまで人類が繰り広げた自然破壊によって絶滅させられた生命体が数知れない中で、
1860年代に絶滅した有袋類としてのフクロオオカミもある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%9F
オーストラリアのタスマニア島に生息していた哺乳類のフクロネコ目の大型肉食獣で、
背中にトラを思わせる縞模様があることから、タスマニア・タイガーとも呼ばれていたらしけど、
そんなことは、あとから人間が取って付けた学術的な話に過ぎない。
その動物にとっては、サーベル・タイガーであろうと、タイガー・ジェットシンであろうと、
自分の“種の名前”なんてのは知ったこっちゃない。
野生に生息する生命の自然環境や生態系を自分たちのエゴのために
勝手に破壊し尽くした偉大なる人類様…そのうちの学者連中ってのは、
実に好き勝手な物の言い方で、巷の教育にある『進化論』についても、
未だに「人間がサルから進化した」という浅はかな推測論理を信じ込まされてる人も多い。
人間の幼稚な学問学識も、ここまでくると厭きれて物も云えないというほど、
世の中には、
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/19990914307.html
こんな馬鹿げたことを考えている連中もいる。
そもそも、“絶滅危惧種”というモノが何なのか? 
本を読まない俺がサイトで検索すると、 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B6%E6%BB%85%E5%8D%B1%E6%83%A7%E7%A8%AE
絶滅危惧種 【ぜつめつきぐしゅ】とは、
乱獲、密漁(密猟)、環境破壊、生態系の破壊、異常気象など、
さまざまな理由によって絶滅のおそれが高い野生生物の種(しゅ)のことをいう。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト・レッドデータブックや、
これに準拠した環境省のレッドリスト・レッドデータブックによって指定されている。
   その他のデータ: 
http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_top.html
ということで、判っているだけでも現在の絶滅危惧種は数百種類はあると思うけど
この地球上に60,000,000,000,000種の生命が生息すると言われる現代では、
これまでに絶滅したかどうかも判らないような微生物だってあると思うよ。極端な話
なのに人間は、自分たち人類を中心に、平気で好き勝手なことをのたうちまわってる。
   
俺は、動物愛護保護団体の人たちとも関係ないし、
死んだ動物の霊に獲り憑かれたヒトのように
糞と味噌を一緒にした物の考え方はしたくない。
ただ、
今の人類の愚かさは徹底的に非難する構え、所存は崩さない。
なぜなら、この地球上って場所では、
人間(人類)が主体となって、あらゆる命が住みよい場所にするための義務があるわけ。
そういう意味でも、巷の『進化論』てのは嘘まる出しで
駄目押しの行き詰まり社会常識の中に人間の本質を曲解した教育全般の理論でしかない。
まるで腐敗した生物細胞から涌き出る毒のようにな。 
自分たち人間に魂を与えた神の存在を無視しては いかんぜよ
…このことについては、今のところはまだ(西暦2006年の時点では)巷の教育常識の中でも
あまり聞き慣れない話かも知れないけど、
我々人間創られた側には創った側に課せられた義務…ある一定の取り決めがあって、
命を与えられ、産まれる前に、何の成約も交わしたつもりは誰にもないかも知れないけど、
人間の言葉でいうところの「神様」(創造主 )ってのは
自然界の恵みをある程度の範囲の自由で利用・活用していいよ…
ということに近い許可を与えてくれたことなってた。
太陽の熱とか光りとか、水や空気などの利用も、食物の生産も、
音楽を楽しむ心にも、ある程度までは特定条件があって、
「やってもいいよ」「使いなさい」…てなことになってた。 (どっかの宗教の話とは別にな。)
その上で、自分たち人間が、
「ここまではやっていい」とか、「これ以上はヤバイってことも、
本来は我々人間一人一人が判断できるようにもなってたわけ。最初のうちはな。
ところが、最近になって、
この地球上に人間が創られて、用意されて与えられた取り決めから
外れてきてしまったことが色々にして多くなってきた。
今の日本なんて、その肉体も心も子孫繁栄の義務に反したような格好で
少子化が激化してる。
数少ない子供も、文明によって精神が荒まれるほどにまで
相手を思いやる気持ちも養えないくらい、相手を傷つけることもある。
それは、精神の問題以上に肉体的な変異、変貌、異常事態があるんだけど…。
その具体的なことについては、他のページ で掘り下げていくことにして、
そういうことを根本的に、(学者連中のほざく…言うこととは別に)
一人一人の人間がちゃんと認識しないと
科学や教育によってことごとく破壊が繰り返される自然界の中では
人間そのものが絶滅危惧種になっちまう。 http://ameblo.jp/badlife/entry-10009510907.html
朱鷺 やマウンテンゴリラやカブトガニとかムツゴロウなどが
どんなに数少なくなっても、連中には言葉がないから
人間の愚かさを訴えようもない。
ただ、河童のように、今では、「何か妖怪」のように扱われているかも知れないけど、
あれは、まだ世界中の河川や沼地の水が今よりもずっと清らかに住んでいた時代に
さほど人間に迷惑をかけることなく、北半球のこの辺りに生息していた生き物だ。 なぜに断言できる?
人間が村落や集落を切り開く上で邪魔者扱いされた時期もあったかも知れないけど
本来は、ピンポンパンのカータンより安全な生き物だったと思うよ。 (最近の若者には通じない
そういう意味では、川獺もイタチも狸もキツネも変わりない。
変わりないけど、連中は人間に獲り憑くこともある。
河童にしたって、人間の大人の存在は脅威だったかも知れないけど
川遊びをする童【わらべ】は、仕返しに狙いやすかったかも知れない。
ケツの穴から内臓を引き出してぶっ殺すくらいのことは、
野生生物なら当然の反撃だ。
んで、みなさんからするとこんな空想チックな話はどうでもいいんだけど、
最近ちょっと気になるのは、自分の身の周りの生態系の変調についてだ。
我々人間は、自分の肌で感じて目に見える範囲で
異常気象だのなんだのと言ってるけど、
最近の佐渡では、田んぼにも非常にオタマジャクシやその他 昆虫類の生物が少ない。
どこへ行っちまったのかって、どっかにまだいるとは思うんだけど、
今年の6月中旬から下旬にかけて気温が上昇してた時期は、
今のようなおかしな雨期もまだ始まってなかったので
俺の家の周りにはスズメバチが大量発生に近い状態もあった。
昨年中は、家の中に かなりでかいムカデも出没して
全部で7匹は退治した。
体長が20センチ近いのもいた。
恐ろしいぞ、そういうのが家の中を這いずり回ってる。
ある時は、妻が台所で食事の片づけをしようとした時、
食器洗い用のスポンジの裏にUの字になって潜んでいやがった。
「いったい誰が仕掛けたんだ!?というほど、 誰も仕掛けてない
それを手にする奴を待ち構えていたかのような格好で、
スポンジの裏に貼り付いてた。
奴等はジメジメした場所が好きらしいので、
そこが居心地よかったのかも知れねぇけど、
去年は7匹大型ムカデがご登場くださり、 (前年は2~3匹だった)
俺も「今年もまた奴等が出てくるのか?」と思って、
洗濯された子供の下着や布団の裏に注意深く神経質になってたけど、
今年はまだ一匹も見かけてない。
田舎なので過疎地なので山あいの住居なので
仕方ないと云えば仕方ないかも知れないが、
俺の家はバンガローではないし、
ムカデ退治にガンバローなんて気持ちはさらさらない。
奴等が(しかも何年も生きてたような大型が)頻繁に出没する陰には何があったのか? 
魑魅魍魎界のお知らせも、あそこまで来ると気味が悪い。 ????
んで、今年はまだムカデ騒動は今のところないんだけど
とにかく蜂が多い。
草木や花の育ちが例年になく変調ぎみなせいもあるのか、
ミツバチは少ない代わりにスズメバチが多い。これも危険だ。
奴等も頭がいいのか何なのか、
一度 追い払うと、ソイツの匂いだかカラー(洋服など)を覚えていて、
数時間後になってもまた、頭部を目掛けて突進してきやがる。
いま俺が住んでる家の納屋や離れの軒下にも、
またもや幾つか巣を造りはじめたので、
俺の場合は、夕方になって、それにそおっと網を被せたあとに
巣の穴からバンバンと殺虫剤を送り込んでやる。
普通のキンチョールとかではなかなか死なないので、
ゴキブリ退治用の速攻性のある強力な殺虫剤を使う。
そのあとで巣を叩き壊して畑の肥料に混ぜる。
するってぇと、奴等の仲間なのか何なのか、
その壊されて崩壊した巣のある場所へやってくるスズメバチもいやがる。
そいつをまた昆虫捕獲用の網で捕らえて、
バンバンと殺虫剤をくらわせてやる。
直ぐには死なないので、シビレさせてからコンクリートの上で踏み潰す。
殺ってる最中は他に敵襲も予想されるので再三の注意も必要だ。
皆殺しにするには、もっと活気的な方法も考えなくてはならない。 つづく
   
てなことで、人間てのは勝手だ。
本来、森や林にあったスズメバチの生息区域を荒らして抹消しておいて
自分たちの家屋に出没してくると害虫駆除の対象と見なしてしまう。
ムカデやスズメバチにしてみれば
生きるために必要な場所や相手を捜し求めて必死なのかも知れない。
そして、そういう自然環境の変調、生態系を崩した人間は
目先鼻先でしか物事を捉えられない。
たとえば今、ゴキブリが非常に少ない。
先日、阿佐ヶ谷の繁華街や商店街を子供と一緒に朝から散歩してみたが、
街角のゴミ捨て場に猫の子供のような大きさのネズミは見かけたが、
東京都内にあれほど涌いていたゴキブリ連中(人間のことではない)は
どこへ行ってしまったのか? 
一日やそこいらの東京の一部を見ただけではハッキリしたことは判らないけど、
今年は、俺が住む家でもゴキブリをまったく見かけない。
これは佐渡だけの問題ではないかも知れないと思っていたが、
果たして、読者みなさんの近辺ではどうなのか? 
たとえば、横浜あたりはどうなのか? 
   
かつて、この地球上で、古代から生き延びてきた生物の種として
ゴキブリだけは、
この世に人類が誕生する以前から絶滅しなかった者のうちの一つとも言われている。
もしもそれが、一時的にでも
人間が生息する場所の広範囲に渡って減少しているとすると
コイツはタダゴトではない気もする。
何かの前兆なのか? 
横浜の辺りはどうなのか?  
   
   
ちゅうことで、そんなようなことを念頭に、
フクロオオカミの物語のつづきを読んでくれ。
これは、2006年7月21日、とあるライヴハウスで、
SAKAMI & assimilate ”の演奏を観て聴いたあと、
JR阿佐ヶ谷駅近辺…
テレビドラマのロケで頻繁に使われていた飲み屋街、
そこにもゴキブリは見当たらなかった…

その界隈にあるホテルの一室で、
そのLIVEパフォーマンスに同行させた子供を寝かせつけたあとの深夜に、
mind resolve”の南 大空が書いたストーリー・・・・です。
動物を擬人化した内容には違和感もあり、
言葉ひとつひとつの並べ方や解釈にも疑問な部分があるかも知れない。
それでも俺は、自分なりの表現で今日の人類を諷刺し、
そこから次の時代を生きるための手がかりと
次の世代へ手渡すためのモノを
いつか誰かがどこかで摑み獲るきっかけを産み出すために
ここへ書き残しておく。
最初の話を書き上げてから約10年の月日が経過し、
時代は20世紀から21世紀に移り変わり、
人間社会も大きく変貌しつつある今日、
俺は、北半球の38度線に位置する西側諸国の片隅で
インターネットを通じて世界へ配信する。
   
まだ遠いけど、暗闇の向こうには微かな灯りが見えるぜ。
   
   
    http://ameblo.jp/badlife/entry-10015067202.html