アイスショーの練習あれこれで、リンクが一般使用出来ない日もある為、来週の教室はぜーんぶお休み。
この氷の上を、彼とか、彼とか、彼が滑るのね♡と思うと、一層ヤル気がでてくるぞ。
この辺りに手をついて…とか、この辺りの氷をなでたりして…とか、妄想は果てしない。
閑話休題。
スケート教室は、いつものようにひょうたんから始まり、ステップ、ターン、スパイラル…。後になるほど難しくなり、打ちのめされる。
全くつかめないのが、足を爪先を開いたハの字にして、バック走行。フリーレッグをスケーティングレッグの後ろにもって行き、乗り換えてアウトエッジで滑るというもの。
爪先を閉じたハの字からのバックは、それほど難しくも感じなかったのだが、これは難関。
先月は、私ひとりで氷上を歩く練習をさせられた。爪先をかなり外向きのまま後ろに歩くのだ。バレエやっていたわけもない私には、かなりキツイ。
結局、今日も出来ない私。
ガニ股みたいにただ歩く。それも上手くいかない。
落ち込むわー。
全力で練習したモホークはやんないし、いいとこ全然ないな…。
どよ~んとしたまま教室は終わり、自主練タイム。
後ろ向きに、とぼとぼ歩く練習をしていると、同じ教室のお姉さんが近寄ってきた。
先週声をかけて、ちよこっとステップを教えてもらったひと。
肩を落とした私の姿に、同情したに違いない。重心は後ろの足首だよ。と、声をかけてくれた。
何々?重心?
そっか!後ろの足に乗ればいいんだ!
なんと、言われるがまま重心に気を付けると、自然に滑り出す。
5周もすると、なんとなくスムーズにアウトエッジに乗り、10周もすると、ひと蹴りでかなり長く乗っていられるように!
やったーーーーーー!
感激ー!
ってか、言ってよコーチ~!
たったひとつのヒントで、出来なかった事が出来るように!
これだからスケートは面白い。
特に、私みたいに始めたばかりだと、出来ない事ばかりだからその機会が多いのだ。
結構長く生きているので、日常ではそれ程出来ない事なんてないが、スケートリンクでは出来ない事だらけ。
スケートリンクに行くたびに、何かしら発見し、何かしら出来るようになる。
こういう快感って、スケートする前は感じなかったなぁ。
小さな子供達って、毎日がこんな快感にあふれているのかもね。
すっかりいい気分になって、帰りにアイス食べちゃったよ。
うふふ(^^)
スケート頑張るゾー!
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