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↓前回の話はこちら。
その5 2日目その3 ～スペイン広場とトレビの泉 投げたコインは3枚？～
トレビの泉を見学した後は、コロッセオに向かいます。
トレビの泉からコロッセオまでは結構距離があったと思います。
但し、ローマには至る所に遺跡がありますので、それらをを見ながらの移動なのであまり気になりません。
しばらく歩くと見えてきました。コロッセオ。
昔、ツアーの新婚旅行でここを訪れたときは、添乗員さんにジプシーの子供には十分気をつける様に口を酸っぱく言われました。
入り口で入場券を購入して中に入ります。
コロッセオの中はこんな感じです。
そういえば、コロッセオの中は立ち入り禁止の場所が多く人間が近寄れないせいか野良猫が多くいました。
隣にいた外人さんの視線の先を見ると野良猫君が一心不乱に毛づくろいをしていました。
さて、時間も遅かったのでホテルに帰ることにしました。
ところがここで人生で初めて…に遭遇してしまったのです。
コロッセオ見学後にホテル最寄り駅に戻る地下鉄ですりにやられてしまいました。
。・°°・(＞(ェ)＜)・°°・。
当座に使う小銭と小額のユーロを入れたズボンの左ポケットをピンポイントに狙われましたのでコロッセオの地下鉄駅で切符を買ったときから車内までつけられていたようです。
その手口は以下の通りです。
・二人の男(白人中年)が私たちの後に車内に乗車。(後から考えると結構込んでいた車内にわざわざ乗り込んできた感じ。)
・一人の男が人を押しのけて私の左側に移動。(これも、おかしいと思ったが、そちらのドアが開くのかなと好意的な解釈をしてしまった。)
・テルミニ駅で乗換えをしようとすると、男が中央のポールとドアの間にたくみに体を入れて私たちの下車を邪魔。そのときポケットのあたりで違和感があったので手で払うと小銭入れが半分出ている状態。
・下車後、発車した車内を見ると例の二人組みの男たちが笑いながら話をしていたのが見えた。ヽ(`(ェ)´)ノ
結局、ポケットに入れていた5ユーロ札×4枚がすられてしまいました。結構海外では注意しているつもりでしたが、時差ぼけと観光疲れで危険センサーが鈍っていたようです。
クレジットカードや高額の現金を入れた財布は鞄の奥に入れてあり、しっかりと腕で抱えていたので大丈夫でしたが、結構ショックでした。
それ以降治安のよくない地域で地下鉄に乗るときは、必ず以下の方法を実践いています。
１．キップ売り場でカモを選んでいるスリがいるので、カードや現金の入った財布を広げない。
２．当座のキップを買う分の小銭はポケットなどに分けておく。
３．電車を待つときは、視界を広く取れる様になるべく壁際に立つ。
４．電車に乗るときは、電車が到着する直前に1車両分ほど移動する。自分たちと一緒に移動する人がいればほぼ100%スリなので目を離さない。
５．混んでいる車内で不自然に移動する人間からは目を離さない。
こんなところでしょうか。
正直テンションが下がりました。
しかし、今日は大晦日。
この後、バチカンで新年を迎える為に、嫌なことは忘れることにしました。
（続く）
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