約束の14時より少し前にスタッフの方がロビーに見えられました。
ちなみに今回お願いしたのは、テムコスカイネットワークサービス さんです。
グアムの体験操縦コース (250ドル、飛行時間60分)を日本で事前に予約していました。
この体験操縦ですが、パイロット以外の人が同乗する場合は90ドルの料金が必要になるのですが、二人が交替で操縦する場合は追加料金なしで同乗が可能になります。
JALやコンチネンタルといった航空会社のターミナルは滑走路の北東(下記地図の右上)にありますが、セスナなどの小型機は滑走路南側(下記地図の真ん中下)に駐機されています。
そのため、事務所に行くには空港をぐるっと回り、旅客ターミナルとは反対側の道路から空港に入ります。
平屋の建物があり、その中に事務所があります。
応接ソファで待ていると、本日同乗していただける教官が見えられました。
前回は女性の教官でしたが今回は男性の方でした。
さっそくブリーフィングです。
…。すみません、言ってみたかっただけです。
単なる事前打ち合わせです。(^▽^;)
教官:今回はどのようなコースを希望されますか?
あや:前回のフライトで北回りを飛ぼうとしたのですが、天候が悪かったので
空軍基地までいけませんでした。
そこで、最初に妻の操縦で北回りを希望します。
教官:わかりました。
それでは空港を離陸した後に東に進路をとり海岸線まで出ましょう。
そのあとは海岸線沿いに島を半周したあと空港に戻りましょう。
あや:わかりました。それでお願いします。
教官:そのあと旦那さんと交代するのですよね。
旦那さんはどのようなフライトを希望されますか?
あや:私は時間の許す限りタッチアンドゴーを繰り返したいのですが大丈夫
でしょうか?
教官:大丈夫ですよ。
今日の午前中に見えられた方も、10回近くタッチアンドゴーを練習
されていましたから。
ただし、この時間はエアラインの離発着のピークになっています。
また、現在工事中のため一方の滑走路しか使うことができないため
エアラインの飛行機と共用になります。
管制からの指示でゴーアラウンドや上空待機する可能性もありますので
それだけは了承してください。
あや:わかりました。よろしくお願いします。
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こうしてフライトプランが決定しました。
…。たびたびすみません。m(__)m
言ってみたかっただけです。単なる飛行ルートの確認です。
今回は夜便で到着したこともあり昼過ぎのフライトを希望したのですが、エアラインにしても管制にしてもこのテムコススカイネットワークスさんにしても、どうも非常に都合の悪い時間帯を指定してしまったようです。
まあ、なんくるないさー。いよいよセスナ搭乗です。
教官からネックストラップを渡され、首に掛けるよう言われます。
できるだけナンバーの印刷されている方が表になるようにしてくださいとのことです。
なんでも、はるかかなたにいるセキュリティが双眼鏡などで確認することもあるからだそうです。
搭乗前にセスナをバックに写真撮影です。
最初に妻がキャプテンシート(左側の操縦席)に乗るのですが、教官がセスナの後ろからクッションを引っ張りだして座る高さを調整します。これによって座高を高くして視野を広くとるようです。
続いて、私も頭を打たないように気をつけながら後部座席に乗り込みます。
いよいよ出発です。
教官が窓を開け掛け声をかけます。(私は聞き取ることができませんでした。xxxアップ?)
セスナはよたよたとエプロンを滑走して滑走路に向かいます。
操縦席では足元のラダー操作のレクチャーが続いています。
陸上での方向操作はこのラダーペダルで行います。
そうこうしているうちにセスナは滑走路の中に入り、機首を右側に向けて離陸態勢に入ります。
教官は管制と無線で通信して離陸許可をもらっているようでしたがほどなく許可が出たようです。
教官:さあ、このスロットルをゆっくりと押してください。
そしてこのメータが60の所を過ぎたら操縦桿をゆっくり引いてくださいね。
今回あやあや妻は以下のようなルートで飛行を行いました。
なお、番号の付いている場所については動画でご覧いただけます。
①離陸時の映像がこちらです。(グアム旅行その1のと同じです。)
あやあや妻 Take Off
セスナは順調に高度を上げていきます。
ただし、この日は少し横風が強く吹いており時々煽られますが操縦には問題ないようでした。
(教官がリラックスしているようでしたので)
その後機首を右側に向け、海岸線を目指します。
しばらく行くと海岸線に出ました。
きれいな海です。
ここで、今度は機首を左に傾け海岸線沿いを飛行します。
②海岸線の映像がこちらです。
海岸線飛行
そのまま北上を続けていると教官が無線の周波数を変更して管制官と交信し始めました。
グアムの北側は、アメリカ空軍の基地があります。
このセスナの飛行ルートはその基地の上空を通過することになりますので、グアム空港の管制官ではなく空軍基地の管制官に飛行許可をもらうことになるようです。
無事、飛行許可はもらえたようで基地の上空を通過します。
空軍の滑走路や建物がはっきりと見えます。
はたしてビデオにとって大丈夫なのだろうか?
昔、大韓航空機のジャンボジェット機が旧ソ連の戦闘機に撃墜されたことを思い出してしまいましたが、相変わらず教官はリラックスしています。
いやー、本当に心強いです。
③アンダーソン空軍基地上空はこちら
アンダーソン空軍基地上空
戦闘機に撃墜されることもなく(笑) 無事に空軍管轄の空域を抜けたようです。
教官はまた無線の周波数を変更し、再度グアム国際空港の管制官と交信しています。
セスナは島の北側を海岸線にそって半周ほどしたような感じでタモン地区上空に差し掛かりました。
セスナの左側にはタモン地区のホテルが見えますし、右側に視線を移すと入道雲からスコールが降っているのが見えます。
空港の滑走路に対し平行に飛行をしているとヘッドフォンから他の航空機が管制とやり取りしている声が聞こえてきました。
どうも、コンチネンタル航空の旅客機が着陸するようです。
滑走路を狙っていましたらちょっとブレが大きかったですが着陸風景を撮ることができました。
④タモン地区上空
このあたりになると、あやあや妻の操縦に一定の安心感を得たのでしょうか、教官が私たちのデジカメで写真を撮ってくれています。いろいろな角度やアングルで。
しかし、その数が半端じゃないです。
100枚以上はあったでしょうか。(正確な枚数は数えていません。)
いい思い出です。
セスナは、海岸線に沿って南下をつづけます。
眼下には港が見えます。
当初のフライトプランでは、このあたりから空港に戻る予定でしたが、まだ時間があるとのことでさらに南下を続けていきます。
このあたりから海岸線を離れ陸の上空を飛行します。
横井さんが発見された横井ケーブの上空をぐるっと一周したあと空港に向かいます。
海上と違い陸上を飛行すると結構煽られるのが分かります。
丘などの上空は上昇気流が発生し、そこに差し掛かると機体が持っていかれるのが良く分かります。
空港の近くに差し掛かるとレオパレスリゾートが眼下に見えます。
⑤レオパレスリゾート上空
いよいよ着陸です。
無線の情報によると、私たちのセスナの後ろにコンチネンタル航空の旅客機が接近していて、当機の着陸後に引き続き着陸する予定でとのことです。
教官もしきりに後ろを確認しています。
そうこうしているうちに空港の滑走路はどんどん近づいてきます。
風が右の方から吹いており飛行機が左側に流されます。
教官の指示に従い微調整を行います。
着陸直前に軽く操縦桿を引き、機体の前方を引き上げます。
Nice Landing!! Good Job!!
きれいな着陸でした。
しかし、すぐ後ろにコンチネンタル航空が迫ってきています。
ここからは教官が操縦しエプロンまで機体を移動させます。
⑥コンチネンタル航空に煽られてのLanding
無事到着しました。
ここでパイロット交代です。
次はあやあやの操縦です。さてどうなることやら・・・。
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http://ameblo.jp/ayaaya-hg/entry-10162380925.html
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