エゾウコギに関する文献 | あ~どうしたものか

あ~どうしたものか

社会問題=PTSD現象。

“郷土なくして人生なし”
ということで[複合汚染]時代をサバイバル、平穏死を子々孫々繋いで生きましょう。

今は代替療法として使われているだけですが、
http://www.j-tokkyo.com/2008/index.html
で検索窓に
エゾウコギ
と入れて検索してみると、
現時点で886件ヒットします。
たとえば、三重大学の先生が出された
http://www.j-tokkyo.com/2008/A61K/JP2008-074746.shtml
興味深く読みました。やはりエタノールホワイトリカーや焼酎(甲類)には有効成分がよく溶けるのですね。

もちろん焼酎(乙類)つまり本格焼酎にも溶けるとは思いますが、焼酎の原料本来の成分が残っているので避けた方がいいと思われます。エゾウコギの香りと混じると不気味な飲み物になる危険性があります。私は各種の食酢で抽出したらどうかと試してみましたが、まずくて飲めません(笑)。酢にどれくらいエゾウコギの有効成分が溶けるかも不明なので、実験をやめました。どうせ不味くて飲む気になれませんし。

ほかにも面白い特許がありそうです。抽出物がそのうち薬剤として認可されていくのでしょう。

さて、ウチダ和漢薬のウェブサイトには、最寄りの小売店を教えてくれるフォーム
http://www.uchidawakanyaku.co.jp/form/buy_formmail.html
(製品は「生薬 エゾウコギ刻(原産国:日本)」にする)
があります。使用法などについては小売りの薬局で訊ねることができます。しかし、生薬「エゾウコギ」の項
http://www.uchidawakanyaku.co.jp/seihin01-e.html
には、残念ながら使用法についても成分についても情報がありませんでした。

そこで、エゾと言えば、やはり北海道なので、道立衛生研究所の所報を見ることにしました。そこの検索システムは何故か機能しないので、キーワード
エゾウコギ site:.www.iph.pref.hokkaido.jp/Kankobutsu/Shoho/
をGoogleの検索窓に入れて検索しました。

すると、現段階では12件ヒット。そのうちの1件、
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/Kankobutsu/Shoho/annual49/shoho490311.pdf
の2ページ目(p.138)に「表1 産地別刺五加(野生品)の成分定量結果」、その次のページに「表2 刺五加(北海道栽培品)の成分定量結果」が載っていました。道産栽培品の品質は、なかなか良さそうです。

北海道立衛生研究所のサイト
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/
で、「刊行物情報」をクリックし、さらに、
「北海道立衛生研究所 所報」をクリック、
「No.49 (1999年)」をクリックして、
【ノート】の11をクリックしても、上述のレポートを開くことができます。