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偶然なのか、必然なのか

日本語の「そうぞう」は、
私たちが新しいことを実現する
2つのステップを表すことが
できています。

「想像」と「創造」

どんな些細なことでも
私たちは、まず、
できあがりのモノそのものや
そのできあがりを手に入れたときの
自分や周囲の反応を「想像」してから
「創造」します。


仕事の昼休み・・・何を食べるか?

ある人は、混むのいやだから
○○でお弁当買って公園で・・・

あるひとは、早く済ませたいから
○○のどんぶりだな・・・

今日は何が何でも○○屋の××定食だ・・・

食べるときの手に入れたい状況の場合もあれば
食べるものの場合もありますが
そこを想像して、行動で現実を創造しています。

夕飯、何を創るか、もそうでしょうし、
何かの企画はもちろん
休日の過ごし方も、そうです。

私たちが創っている現実が
「想像」と「創造」の繰り返しと
言えるかもしれません。

それでも、「想定外」、「想像もしなかった」
状況を経験したことも
何度かあるかもしれません。

それでも、私たちはその現実に
出会った瞬間、新たな「想像」と「創造」を
始めます。

そして、これらの
「想像」と「創造」との間に
モチベーションが大きく
関わってきます。

「想像」したものが実現したいモノで
なければ、「創造」の行動は起こしにくいはずです。

また、「想像」したものが、
曖昧なモノであれば
「創造」に時間がかかってしまうでしょう。

物事が現実化しなかったり
うまくいかないときには

この「想像」と「創造」とを
うまく連動させる
そのために、
それぞれを、一度“分けて”点検する
事が出来ます。

多くの場合は、
「想像」が、どれだけ「創造」の意欲を
かき立てるか・・・魅力的な「想像」かが

現実を創る原動力になります。

そのときの「想像」のチェックポイントは、
1.現実感たっぷりに想像できているか?
  (五感でちゃんと分かるか?)
2.肯定的で魅力的か?
3.未来の可能性が広がるか?
4.(根拠があってもなくても)実現の予期感があるか?
5.まず、最初に何をするか想像できているか?

こんなところでしょうか
「想像」から「創造」に
モチベーションを高めて渡すことが出来れば
実現の可能性は高まっていきます。

自分のことであれば、
どの位自分にとって、自分の大切にしていることにとって
手に入れたいことが魅力的であるか

チームのことであれば
チームにとって、メンバーにとって
どの位意義のあることか

こんな視点や論点、感覚で
確認してから始めることが出来ます。

行き先の良い目印があれば
交通手段が違っても
ルートが違っても
必ずその場所にはたどり着けます。

その意味では良い「想像」から
「創造」を始めてみませんか?

では。


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稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー 
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター