雅に、シングルモルトの味わい | Bamboo Labo

Bamboo Labo

There is no love sincerer than the love of food.

昨日は久しぶりに休めた
土曜日だった。


午前中は猫とのスキンシップに費やした。
特に小梅は裏の遊歩道に連れ出してお散歩。


「大きな猫ですね~」と声をかけてくれた年配の男性の、
「このあたりのボスになれそうですね」という、あくまで雄だと
思い込んだ発言に対しては敢えて訂正もしなかった。


小梅は実は繊細な、女の子らしい女の子ですよ。

ただし、その女らしさを表現する方法を間違えているだけ。


さてさて、猫の相手を終え、その後浦和の伊勢丹でブラブラ買い物。
午後からサッカーのテレビ観戦、そして夜は南浦和の裏通りの居酒屋へ。


それにしても試合に勝って飲む酒って
どうしてこんなに美味しいんでしょうか。


そこは隠れ家みたいな店で、板さんはいい人だし
料理も美味しいし、もう言うことなし。


ただ、客層が何というか、もの静かだけど
雰囲気に迫力のあるおじさんばっかりなので、声を落として
喜びを噛みしめながら静かに飲んでいた。


こんな風に酒が飲めるのも山崎選手のおかげ。
ザキさん、本当にありがとう。


ところで


5月の例のレッズ戦の翌日、
普段は突っ込みどころ満載の記事が多い某大手の新聞が
久しぶりに正しいことを書いていたことを思い出した。


その内容は、ゲーム中のプレーや判定に対する
ガンバの選手とレッズの選手の姿勢の違いのこと。


ガンバの選手は相手から何をされてもどんな判定が出ても無言でプレーを続けるけど
レッズの選手は過剰に反応したり審判に食ってかかったりして、その態度の違いが
勝敗を分けた、みたいなことを。


昨日も、あまりにジュビロの選手たちが
手を出してくるので本当に鬱陶しかった。


「おいこら、なんでアピールせんのだ君たちは!」とか「人がいいにも程がある!」とか
言いたくなる時もあるが、しかしこれがガンバのチームカラーと認識されていることで、逆に
“情けは人のためならず”的な、要するに巡り巡って利がもたらされる、ってこともあるわけで。


そう言えば、この5月の記事の掲載時の写真も
確かザキさんの得点シーンだったような。


それにしても、昨日の決勝点といい
ACLの予選のメルボルン戦のホーム時の2点目といい、
フクアリの劇的なゴールといい、ああいったゴチャついた中で
思わず足が出せるあの感覚は本当に素晴らしい。



ところで、遠藤と山崎と言えば今は保仁と雅人だが、
昔は政通と武だった。


遠藤政通と山崎武の、
思わず吹いてしまうような印が見たいがために
結構長い期間、『勝馬』を買っていた。


最低人気をもろともせずに、彼らの◎が大外から飛んで来た時の爽快感は
何とも表現し難いものだった。