下からアルベルト・フォン・ザクセン＝アルテンブルク（軍人）、ロシア皇帝アレクサンドル3世、ウラジーミル・アレクサンドロヴィチ（皇帝の弟、大公）、そして第4代ロイヒテンベルク公 ニコライ(ロシア皇帝ニコライ1世の孫で、フランス皇后ジョセフィ―ヌの孫）4ショット☆
Prince Albert of Saxe-Altenburg, AlexanderⅢof Russia, his brother Vladimir and Prince Nikolay of Leuchtenberg
ツァーリ（皇帝）と皇族がはっちゃけてます（軍人さんは真面目☆）
19世紀です。写真を熟知している？？
【時代背景】
1850年代にクリミア戦争、1852年にナポレオンが皇帝になって、1853年にペリーが日本に来ちゃう。
1860年代にリンカーンが大統領になって、1867年に大政奉還、坂本龍馬が暗殺される、
1871年に ヴィルヘルム1世、ヴェルサイユ宮殿で戴冠し、ドイツ帝国成立
1881年にハワイ王国のカラカウア王が世界一周旅行の途中に訪日。明治天皇に謁見し、山階宮定麿親王と自分の姪（プリンセスカイウラニ）の結婚を願い出る。1889年エッフェル塔が建設される。1894年日清戦争
◆アルベルト・フォン・ザクセン＝アルテンブルク
Prince Albert of Saxe-Altenburg(1854年8月2日 – 1898年10月8日)プロイセン軍人。ロシア皇帝アレクサンドル3世の親友。
ザクセン＝アルテンブルク公子エドゥアルトとその2番目の妻でロイス＝グライツ侯ハインリヒ19世の娘であるルイーゼの間の長男として生まれた。異父妹にブルガリア王フェルディナンド1世の王妃（2人目の妃）エレオノーレ・ロイス・ツー・ケストリッツ。
1885年5月6日にベルリンにおいて、プロイセン王子フリードリヒ・カールの娘でオランダ王子ヘンドリックの未亡人マリーと結婚。 マリーと死後1891年ロシア帝室の一員であるメクレンブルク＝シュトレーリッツ大公ゲオルクの次男ゲオルク・アウグストとその妻でロシア大公ミハイル・パヴロヴィチの娘であるエカチェリーナ・ミハイロヴナの間の第2子のエレナ・ゲオルギエヴナ（1857年 - 1936年）と再婚。
◆ロシア皇帝アレクサンドル3世 Aleksandr III
1845年3月10日 - 1894年11月1日）（ロマノフ朝第13代ロシア皇帝（在位：1881年3月14日 - 1894年11月1日）。
アレクサンドル2世と皇后マリア・アレクサンドロヴナ（ヘッセン大公女マクシミリアーネ・ヴィルヘルミーネ・マリー・フォン・ヘッセン）の第2皇子。
妻は兄ニコライ・アレクサンドロヴィチの婚約者であったマリア・フョードロヴナ（デンマーク王クリスチャン9世の第2王女マリー・ソフィー・フレデリケ・ダウマー）で、イギリス・ヴィクトリア女王の長男で当時王位継承者であるウェールズ公アルバート・エドワード（のちの国王）の妻アレクサンドラ・オブ・デンマークの妹。 ニコライ2世をはじめ6人の子(4男2女)に恵まれた。
母マリア・アレクサンドロヴナの甥(ヘッセン大公)ルートヴィヒ4世はヴィクトリア女王の王女アリス・モード・メアリと結婚。アリスの長女ヴィクトリア (ミルフォード＝ヘイヴン侯爵夫人)の子がアリス・オブ・バッテンバーグ。ヴィクトリアは家庭の不和で行き場をなくした孫フィリッポスを引き取り、イギリスで養育した。ギリシャ王ゲオルギオス1世の孫でもあるフィリッポスは名を変えエリザベス女王の夫フィリップ殿下に。
アリス・モード・メアリの娘エリーザベト（のちのロシア大公妃エリザヴェータ・フョードロヴナ）はアレクサンドル2世の次男と結婚。
◆ウラジーミル・アレクサンドロヴィチ
Grand Duke Vladimir Alexandrovich of Russia
(1847年4月22日 – 1909年2月17日) ロシア皇帝アレクサンドル3世の弟（ロシア皇帝アレクサンドル2世の三男）。ロシア大公。
妃マリア・パヴロヴナとの末子エレナ・ウラジーミロヴナはギリシャ王子ニコラオス（ギリシャ王ゲオルギオス1世とオルガ王妃との三男）の妻となり、ロシア難民のための慈善活動に没頭した。
デンマーク国王クリスチャン9世の息子であるゲオルギオス1世は自分をギリシャ王に推したロシア皇帝アレクサンドル2世に感謝を伝えるため、ロシアを訪問し、オルガ王妃と出会う。ゲオルギオスの妹ダマール（ロシア名マリア・フョードロヴナ）は皇太子のちのアレクサンドル3世と結婚していた。ゲオルギオス1世とオルガの第4子アンドレオス（1882年 - 1944年） がアリス・オブ・バッテンバーグと結婚しエディンバラ公フィリップ（フィリッポス）が誕生。
エレナ・ウラジーミロヴナ
エレナの娘ケント公爵夫人マリナ（1906年 - 1968年）はエディンバラ公フィリップ殿下（現エリザベス女王夫）の従姉に当たる。イギリス王族であるケント公ジョージと1935年に結婚。3子をもうけた。現ケント公エドワードは長男。
◆第4代ロイヒテンベルク公爵ニコライ
Nicolas Maximilianovitch de Leuchtenberg
1843年8月7日 - 1891年1月6日。ロシア皇帝の孫。ギリシャの国王選定時点候補でもあった。
ロシア皇帝ニコライ1世と皇后アレクサンドラ・フョードロヴナの長女でロイヒテンベルク公爵夫人マリア・ニコラエヴナとマクシミリアン・ド・ボアルネ（第3代ロイヒテンベルク公爵）の息子。父マクシミリアンはフランスのジョゼフィーヌ皇后の孫だがバイエルン王家の分家出身。結婚によりロシアに住み、マクシミリアンには、皇帝からロシア皇族の称号が与えられニコライたちはロシア宮廷の中で育てられた。 妻はナジェジダ・アネンコーヴァ。
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（本物の方がより美しいとご紹介した）映画『「Princess Kaiulani プリンセス・カイウラニ』の日本公開が決まったそうです。 7月7日(土)より全国。
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【英国王室・デンマーク王室】アレクサンドラ・オブ・デンマーク→●
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